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6月, 2010の投稿を表示しています

Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

さらに再生機器が増えた我が家のモバイルビデオ環境。

 過去に何回か記事にした( これ とか これ とか これ とか これ )、FriioとMac miniを中心にした半自動録画環境。予約更新のためのmAgicAnimeをたまにアップデートするぐらいで、それなりに安定した環境で録画できている。  一方、再生環境は安定しているようで安定しない。PSP+PS3は対応フォーマットの幅が広くて扱いやすいが、最近はPS3の電源を入れることがそもそも少なく、動画をPSPで見るためだけにPS3を起動するのもどうかという気がし始めた。また、PS3は小型化してマシになったとはいえ、発熱量もファンの音も決して小さいとは言えない。  そこで、いかにも動画に強そうなiPad、そして話題沸騰のiPhone 4と立て続けに新しいデバイスを購入したのをきっかけにビデオ再生環境を模索してみた結果、あちこちで取り上げられている Air Video (リンク先はメーカーサイト)を使ってみることにした。 こちらをクリックするとiTunesストアへ  Air VideoはiPhone用アプリ(iPadにも対応したユニバーサルアプリなのが良い)と、PC/Mac用サーバ“Air Video Server”が連携して動くビデオストリーミングシステムだ。  まず、サーバにしたいPCやMacにソフトをインストールして起動し、共有したいビデオの入ったフォルダーを指定するだけ(ちなみに、iTunesのプレイリストも指定できるらしいが試していない)。パスワードがないと接続できないようにもできるし、ポート番号を指定することもできる。また、試していない上にβ状態の機能だが、インターネットからのリモートアクセスにも対応するようだ。  サーバを設定したらiPhoneでアプリを起動し、左上の+ボタンを押してサーバマシンを探す。ローカルネットワーク上であれば自動的に見つけてくれるので特に困ることはない。あとはアプリからサーバを選べば、指定したフォルダー内の動画をリストアップしてくれる。数が多いと多少時間が掛かるのが難点だが、これは仕方ない。  このAir Videoは単なるストリーミングサーバではなく、iPhone/iPadで再生できる形式に変換してくれたり、リアルタイム変換しながらストリーミングしてくれたりするのが素晴らしい。DRMが掛かったファイルは不可能だが、ほとんどの動画ファイ

iPhone 4でカメラ遊びに復帰

iPhone 3Gを買ってすぐの頃は、トイカメラ風アプリや写真加工アプリにハマった。 パンフォーカスで画素数も少ないiPhoneだけに、こういうアプリでエフェクトをかけるとなかなか味のある絵になるからだ。 ただ、メモリやCPUパワーの不足からアプリが遅かったり落ちたりすることも多く、その点はストレスだった。 iPhone 4は品不足だとかアンテナに問題があるなどいろいろ指摘されているが、多くのカメラ系アプリがまともに動くというだけで、個人的にはかなり嬉しい。 Camera+で撮影、加工。 — iPhoneから投稿

iPhone 4とラブプラス+の共通点を考える。

 6月24日、Appleから新型携帯電話“iPhone 4”、コナミからニンテンドーDS用ソフト“ラブプラス+”が発売になった。幸運が重なって、iPhone 4はソフトバンクオンラインショップ経由で25日に届き、ラブプラス+はスペシャルパックとプレミアムパック、そして通常版を1本ずつ発売日に入手することができた。  巷では未だに品薄であり、ともに大騒ぎを起こしたこの2つについて、共通点を感じたのでいろいろと自分なりに考えてみた。 _____ ・触れて楽しめる  iPhoneは使いやすい、とよく言われる。それらしいところを触れば動くので、基本的な操作はマニュアルを読まずとも何となく使えるようになっている(とはいえ、初心者にはピンチやフリックなどがタップに比べて分かりにくいというのが個人的実感だが)。また、ハードウェアとソフトウェアを同じ会社が手がけていることによる一貫性、というのもよく言われる。  そして何より、操作に対する反応では極めてアナログな「手触り」を大事にしており、サクサク動きつつも要所要所で手応えを感じさせるような作りをしているため、数値化できない気持ちよさを感じさせるのがiPhone、ひいてはiOSデバイスのうまい所だ(つまり、Appleが提示する「作法」に則りさえすればうまく行くようにできていて、逆にそれがイヤだと感じる向きにはどうも馴染めない)。  一方ラブプラスは、ひと言でまとめれば「恋人と過ごす時間を楽しむ」のが主目的のゲームだ。ニンテンドーDSのタッチペンを生かして、触れると画面の向こうの女の子が反応を返してくれる。DSでよくぞここまで、と思うような細かい動きとフルボイスによって手触りを追求しているのだ。  また、DS本体の時計と連動したリアルタイムモードを基本していて、彼女たちはそれぞれの生活を送っている。ゆえに、デートの約束は時間前にDSを起動しなくてはならなかったり、リアルの生活に寄り添ったプレイが求められる。どうしても辛いならゲーム内時間をズラすこともできるし、スキップモードという手も用意されているが、リアルタイムモードでなければ発生しないイベントなどもあるため、100%楽しもうと思うならやはりリアルタイムモードを選ぶしかない。これも、ラブプラスというゲームにリアルな「手触り」をもたらす要素のひとつだ。  要するに、「何かすれば何か返っ

iPadで(自炊ではなく)電子書籍を楽しむためのまとめ。

 日本でiPadが発売されてから3週間。電子書籍が無視できない勢力になりつつあるアメリカと違って、日本ではまだまだ始まったばかり。  そんな状況下で最大限に電子書籍を楽しむにはどうすれば良いかということで、いろいろな方法を試してみた。  なお、自炊(紙の書籍を裁断してスキャンすること)に関してはあちこちで扱われているようなので、あえて触れない(というより裁断機もスキャナも持っていないので触れようがないのだが……)。  iPadで読書する方法は、大きく分けると (1)単体アプリ型、(2)ビューアアプリ型、(3)その他の汎用アプリ型 の三つ。 (1)単体アプリ型  毎号が単体のアプリとして配信される形式。iPadが登場する前から存在するタイプでもあるが、雑誌ではWIREDがiPad版を出して話題を集めた。日本ではOZ magazineやGQ、VOGUE、じゃらんなど、単行本では「もしドラ」「iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?」(どちらもiPhone版だが)や、京極夏彦「死ねばいいのに」、結城浩「数学ガール」などがこの方法をとっている。ボイジャーやYAPPAのビューアをベースにしたものが主流のようだ。  1アプリ1冊である意味わかりやすいが、ホーム画面がとっちらかるのが難点だ。ただ、iOS 4になってアプリの最大登録数が増えたこと、フォルダ分けができるようになったことを考えると意外と問題にならないかもしれない(毎回整理する必要が出てくるだろうが)。また、アプリである以上Appleの審査を避けられないことから、書籍の内容によってはリジェクトされかねないという問題もある。ちなみに、そもそもAppleとしてはアプリ型の書籍はあまり推奨したくないという噂もある。  とりあえず試してみたいというのであれば、 「志高く 孫正義正伝」iPad版 が現在無料で配信中なので読んでみることをお勧めする。ちなみにこれ、単体アプリ版の他に後述するボイジャー理想書店ビューアでも無料で入手することができる。ベースのアプリが同じなので読書体験としてはほぼ同じだ。  また、期間内は毎日更新される 講談社「南ア・ワールドカップ Daily Magazine」 で雑誌タイプのアプリを体験してみることもできる。操作性はあまりよくないが、とりあえず無料だ。ラーメンWalkerの 東京版 、 横浜版

iPadケースの本命?パワーサポート「Airジャケット for iPad(クリア)」

これまで、いろんな種類のiPadケースを求めて合計8種類のケース、あるいはカバーをを購入した。 iPadケースやカバー、6+2種並べて一気にレビュー。http://mobaphoto.blogspot.com/2010/06/ipad62.html 今回は、個人的本命とも思っていたパワーサポートのAirジャケットを買ってみたのでレビューしたい。 価格はパワーサポートの直販で3980円(税、送料、代引き手数料込み)。ジャケット本体の他に汚れを拭くクロスと、クリスタルフィルムがついてくる。なお、すでにアンチグレアフィルムを使っているのでクリスタルフィルムは使っていない。 パワーサポートのケースとフィルムは定番なのでさほどハズレはないと思うが、ミラーブラックのAirジャケットの件もあるので何ともいい難いところ。 背面のみとはいえハードタイプのカバーなのでちょっと気になっていたが、装着は拍子抜けするほどあっさりとできた。タイプの似たTUNEWEAR TUNESHELLやCAPDASE ソフトジャケットと比べるとかなり扱いやすい。 また、ヘッドホンジャックやスピーカー部分がTUNESHELLのように単なる切り欠きではなく繰り抜いたようになっているなど、作りの細かさを感じる。CAPDASEも同様の作りではあるものの、開口部が小さくて回転ロックスイッチへのアクセスがしづらいという難点がある。 いくら薄くて軽いとはいえ、さすがに裸のiPadと全く同じというわけにはいかない。ただ、いったん装着してしまえば気にならなくなるレベルだ。RadSleevz(上述の記事参照)にも装着したままギリギリ入るぐらいなので、スリーブタイプやバッグタイプのケースと組み合わせれば衝撃からの保護も何とかなるのではないだろうか。 Dockが使えないこと、せっかくの酸化アルミニウムの質感が味わえないこと(ただし、Airジャケットのポリカーボネートの質感は個人的には好みだ)を除けば、裸のiPadとさして変わらない感覚で使える。 価格は少々高い気もするが、やはり定番は強いと再認識した。 …さて、これまで買ったケースどうするかな。読者プレゼントでもやってみようか。 — iPadより

予約開始を前に、iPhone 4について総ざらい

去る6/7のWWDCで発表された新型iPhone「iPhone 4」。 日本を含む五カ国では6/24発売開始、6/15から予約開始となっている。 今回も(ひとまず?)ソフトバンクが担当することになっているようで、14日、つまり明日には販売方法、料金体系や支払額などについての詳細がソフトバンクから発表される予定だ。 というわけで、「初代iPhone以来の飛躍」とAppleが主張するiPhone第4世代、何がどう進歩するのかを気になる順に整理してみようと思う。iOS 4まで踏み込むと長くなるので、あくまでiPhone 4についてだけ。 (1) Retina(網膜)ディスプレイ iPhone 4でもっとも気になるのは、従来の2倍の解像度(960×640ピクセル、326ppi)を売りにする新しいマルチタッチ液晶だ。 ただ、液晶のサイズはそのままのようなので、おそらくパッと見の印象はさほど変わらないのではないだろうか。高解像度の写真や、日本語の文章を表示させた時には違いが分かると思われる(基調講演でも日本のニュースサイトか何かをサンプルで出していた)。 かつてPalmマシンにハイレゾが登場しつつあった頃、日本語フォントが潰れずに表示されることに感動したのを思い出す。その感動にはすぐ慣れてしまったが、だからといって今さら従来の解像度にも戻れない、と感じたものだ。 だから、スティーブ・ジョブズが「一度体験したら戻れない」と述べていたRetinaディスプレイにはとても期待している。 (2) カメラ、iMovie、そしてFaceTime 画素数アップにさほど興味のなさそうなAppleにしては、500万画素はよく増やした方だと感じた。それだけA4とiOSの組み合わせによる処理速度に自信があるのだろう。 驚いたのは、センサーサイズが大きくなっていること、そして裏面照射型CMOSであることだ。どちらも光量が少ない時に威力を発揮し、何よりそのことをユーザーが意識する必要のない改良だ。どこでも持ち歩く分、普通のカメラより悪条件での撮影が多い携帯電話のカメラにはかなり貢献するのではないだろうか。 ちなみに、iPhone 4のカメラはセンサーが大きくなったせいか、3GSよりわずかに広角らしい。 そして、動画撮影も720pに対応するだけでなく、iMovieによって単なるカット切り貼り以上の編集環境を

WWDCキーノートまであとちょっと。

今年のWWDCでは新型iPhoneの他に、OS X 10.7、Safari 5、Magic Trackpad(MagicMouseのトラックパッド版?)、新型Mac miniなどの噂が流れている。 個人的には、開発者向けイベントなので10.7やSafari 5の話はあり得そうな気がするが、果たして何が出てくるか。 WWDC 2010 基調講演は日本時間6月8日午前2時から開始予定。 — iPadより

iPadケースやカバー、6+2種並べて一気にレビュー。

 iPhoneでも理想のケース/カバーを求めていろいろ買った。人にあげたりほとんど使わなかったものを含めて20は超えただろうか。現在は、昨年12月にアクトツーから買ったelagoというメーカーのものを使っている。Airジャケットに近い形状で、Dockアダプタが付属していたりするのが親切だ。背面のロゴがかすれて消えるとは思わなかったが。  さて、iPadでもやはりケース、カバーの類いは重要だと思う。なぜなら、薄さと何の取っ掛かりもない形状が持ち運ぶ時にとても不安を感じさせるからだ。  というわけでいろいろ買ってみた。あえてタイプが被らないようにいろいろ揃えてみた。シリコンケース、ポリカーボネートのハードタイプ、両者の中間のようなソフトタイプカバー、入れたまま使えるレザーケース、シンプルなスリーブ、はては封筒まで。当初の予定では6種類だったのだが、今日残りの2つが届いたので6+2としてみた。 (1) レイ・アウト フラップタイプレザージャケット(ブラック)  最初に買ったケース。レイ・アウトはiPhone/iPod touch用のケース類を数多く出しており、ぼくもこれまで初代touch用ケースやiPhone用のバッテリー内蔵レザーケースなどを買ってきた。  フラップ部分を利用してスタンドのように立てることができ、横置きでソフトキーボードを使うのに便利。また、カード類(Suicaを想定?)やメモリーカードを入れるポケットがついている。ただ、バッグ代わりに出来るほど大きいものでもないし、あまり実用性はないような気もする。作りはしっかりしているが、その分重たいため、入れたまま使えるとはいってもシチュエーションは限られると感じた。また、出し入れを繰り返していたら液晶保護シートにキズが付いてしまった。 (2) RadTech RadSleevz Form-Fitting iPad Case (Green)  薄いメガネ拭きのような生地でできたスリーブ型のiPadケース。ギミックも何もないシンプルなiPad専用の袋だ。とても軽くて柔らかいので、使わない時は折り畳んでしまっておける。家庭やオフィスの中でちょっと小脇に抱えて移動するなんていう時は気軽で良い。ただ、ぴったりなので出し入れにちょっと手間取ることがあったり、相当薄いカバーでないと付けたまま入れることはできない(まあ想定してな

ラブプラス+本体同梱版をめぐる大騒ぎ。

 ラブプラス+プレミアムパックの争奪戦がひどい顛末だったことについては、 こちらの記事 で触れた。  ぼくは運良くネネver.のプレミアムパックを予約することができたのだが、その頃に「デラックスパックを6/5に店頭で予約受付する」というソフマップアミューズメント館のツイートが情報として出回った(現在は削除されているらしい)。ちなみにデラックスパックとは、ゲームとDSi LL本体が同梱されたパッケージだ。こちらは一般のショップで売られる。プレミアムパックはコナミスタイル(直販)専用で、デラックスパックに種々のオマケが付いたパッケージ。今回の騒ぎはデラックスパックをめぐるものだ。  すでに自分の分は確保済みなため不謹慎は承知だが、ありていに言ってしまえば「どのぐらい並ぶのか」ということに興味があった。モノがモノだけに地方の小さなゲームショップなどでは確実性に欠けるだろうから、おそらくアキバに徹夜組が出るだろうと予想していた。  というわけでこの騒動の行く末を見届けたいと思い、twitterの#loveplusハッシュタグをここ数日ずっと追ってきた。  そして事件は起きた。ソフマップアミューズメント館の不手際で大騒ぎになったらしい。2chに書かれた顛末のまとめをPosterousにひっぱってきたのがこれ( 「ラブプラス+」同梱版が欲しい Part21 )だ。  どうも警官まで出動するような騒ぎになったらしいので、一時は相当な荒れ模様だったのだろう。店側の対応も(おそらく予約開始タイミングをツイートした所から)まずかったとは思う。ただ、これに関しては当事者でもないし現場にいたわけでもないので何とも言えない。  ちなみに、予告をしていなかった秋葉原以外のソフマップ、あるいは他の店ではそれなりに順調に予約ができていたようだ。結果論だが、ソフマップに早々と見切りをつけて他の店に走る方が良かった場合もありそうだ。  同じ頃、ジョーシン電機やイーデジなどあちこちの通販サイトで予約受付が行われ、大手ゲームショップが近くにない地方在住の購入希望者が殺到し、あっという間に終了したようだ。また、騒動の真っ最中にソフマップ.comでも予約が行われたらしい(あっという間に消えたので確認できなかった)。  これらの顛末を見ていると、どうも情報を色々集めている人ほど逆にひどい目に遭っているように思え

旅スナップカメラとしてのCyber-shot TX5。

 先月、福岡の親戚の家に行ってきた。  持っていったカメラはK-7、EXILIM FC150、そしてCyber-shot TX5の3台。E-P1やCoolpix S10も持っていくつもりだったが、カメラの台数=充電器の台数、そして一眼の台数に比例してレンズの本数が増えることを考えて諦めた。  目論見としては、最近生まれた赤ちゃんの写真をガシガシと撮り、その合間にヒマを見て温泉にでも行ってくるつもりだったのだが、あいにくの雨続きで予定が完全に狂ってしまった。結局行けたのは、秋月城址や柳川の御花、それから太宰府など。また、雨のせいでK-7を持ち出す気になれず(ボディは防塵防滴だが、手持ちレンズに防塵防滴がなかったため)、大半の写真はTX5によるものとなった。  旅スナップカメラとしてTX5を考えた時、何よりもメリットなのは防水耐衝撃だ。雨の中でも気にせず撮れるし、旅の汚れも水洗いでサッと済む。擦り傷やアタリを気にしないのなら、そのままカバンに放り込んでしまえる気楽さは何にも替え難い。  また、手持ち夜景モードや逆光HDRなどのおかげで、一人旅にありそうなシチュエーション(風景スナップ)をかなりカバーできるのもいいし、スイングパノラマの手軽さも楽しい(上手く撮らないと継ぎ目が気になる場合もあったが)。  細かく設定をいじる余裕がない時はストロボ禁止だけ設定しておまかせオートも多用したが、写真にばかり構っていられない一人旅にはとても便利だと感じた。  ソニーのGPSロガーGPS-CS1KSPも持っていっていたのだが、付属の画像管理ソフトPicture Motion Browser(PMB)でGPS情報を写真に埋め込むのもとても簡単だった。母艦にはFerrari Oneを使ったが、さしてパワーのないマシンでもストレス無く使えた所も良かったと思う。  最大の難点はたぶんバッテリーだ。静止画だけなら、宿に戻った時に充電を忘れなければ大丈夫なぐらいではあるが、動画を撮るとなるとどんどん減っていくので予備バッテリー必須だ。ぼくは予備を持っていなかったのと、さほど動画にしたいものもなかったので、外ではほとんど撮らなかった。  また、25mmスタートの広角レンズは写る範囲が広くて重宝したが、歪みが大きいため撮りづらいことも多かったし、4倍ズームだと寄れなさすぎて、足で稼げない所は撮るのを