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11月, 2009の投稿を表示しています

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

食わず嫌いは良くない(2)AcerのFerrari Oneを予約した。

 初めてまともに使ったパソコンはMacだった。友達の家でゲームをさせてもらってマウスの操作を覚えたが、もうそのマウスは角形ではなく、丸みを帯びたマウスらしい形状のマウスだった。  その経験がもとで、最もAppleが苦しかったWindows95発売前後の時期にMacユーザーになるという愚行に出てから14年。かつては「Wintel=敵」という図式で認識していたIntel CPU搭載のMacでこのブログを書いているのだから、世の中どうなるか分からないものだ。  さて、PC全体の低価格化が進んだおかげで複数台持ちが気軽にできるようになってから、MacとWindowsの両刀遣いになった。適材適所で使い分ければいろいろと便利だし、その使いこなし自体が面白かったからだ。  今はiMac 20インチ(Late 2006)をメインに、サブにMacBook、モバイルにHP 2140という体勢になっている(他にもUbuntu用のIdeapad S9eとか、録画マシンのMac miniとか、家族が使っているiMac 17インチなどもある)。以前は2140のポジションをLet’s Note W2で埋めていたのだが、さすがに最大メモリ768MBはいろいろと窮屈なこともあり、HDD故障の際に引退させた。  ただ、HP 2140はキーボードも打ちやすいし、持ち運びやすいサイズと質量、適度な剛性と機能は申し分ないのだが、たまに性能が足りないと感じることがある。液晶ももう少し大きくてもいい。外出時はともかく、自宅で使うならもう一回り大きなサイズのPCでも良いのではないか(MacBookはちょっと大きく重たい……)。  いろいろ考えた末、このところ各メーカーから出ているCULVノートを検討してみることにした。  候補として考えていたのはASUSのUL20A、AcerのAS1410、Dell Inspiron 11z、HP Pavilion Notebook PC dm1、NEC Lavie M、富士通 LOOX Cなど。価格性能比からすると、Amazonで増設メモリーと一緒に買っても6万円でお釣りが来るUL20Aはかなりの有力候補だったが、写真で見る限りあまりそそられないデザインだったためイマイチ踏み切れなかった。  そんなときに見つけたのがPC Watchのこの記事( 日本エイサー、フェラーリ公認の1

食わず嫌いは良くない(1)今さらウォークマンXを買ってみた。

 初めて使ったMP3プレイヤーはアイ・オー・データのHyperHyde(若かりし頃、グラビア路線まっしぐらの釈由美子がイメージキャラクターだった)だけど、2001年の初代iPodからはずっとiPod一筋でやってきた。実はAmazonの叩き売りでwizpyやGigabeatも買ったけれど、絶賛死蔵中だ。  そんなぼくが、ソニーのウォークマンXことNW-X1060を買ってしまった。  期待していたのはやはり音質とノイズキャンセリング。それだけならAシリーズの方が容量も多くてコストパフォーマンスが良かったはずなのだが、多機能な方が好きなのと、ソニーのタッチパネルUIがどんなものなのか知りたかったこともあってX1060を選んだ。  結果、音質はたしかにiPodよりも良くなったように感じる。ただ、付属イヤホンだといささかホワイトノイズが気になるのが残念。ER-4SやKlipsch Image X10などではさほど聴こえないが、そうするとノイズキャンセリングが使えなくなる。音楽を鳴らし始めれば気にならなくなるとは言え、iPodの方がホワイトノイズ少なめなのは「音質」をウリにするウォークマンとして正直どうなんだろうという気もする。  タッチパネルは3.0型の有機ELで、マルチタッチこそないがフリックはあるし、音楽プレイヤーとしては十分普通に使えると感じた。ただフラッシュメモリーが遅いのか、素早くめくると曲目やジャケット画像の表示が遅れてしまうのが微妙に残念といえば残念。  何だかんだ書いたが、ハードに関してはいろいろ調べた上で期待した通りのものだったのでそれで良い。問題はソフトの方。付属のSonicStage Vと、最近DLできるようになったX-アプリ。正直どちらも使いにくい。  ソフトのUIは単に慣れの問題だと思うが(それにしてもmoraの宣伝ぐらいは閉じられるようにして欲しいし、スクリプトエラーを吐いたりして驚かすのもやめて欲しいw)、それよりもiTunesからの移行が思ったほどスムーズに行かなかったのが残念だった。  XシリーズはUSBで接続してマウントし、MUSICフォルダに適当な音楽ファイルをドラッグ&ドロップして使うこともできる(このおかげでMacやLinuxでも扱える)ため、USBのストレージがマウントできるならX-アプリも要らないし、OSを問わない。ただ、iTun

続・Mac miniとWindows 7とFriio

  この記事 や この記事 で書いた通り、Mac miniとWindows(Vista→7へ)とFriioを組み合わせて半自動録画っぽいことをしている……のだが、実は気づかないうちにトラブっていた。なぜかTVRockとmAgicAnimeの連携がとれなくなっていたためTVRockに録画予約が行われず、何本か録画を逃してしまった。    こりゃいかん、ということで解決策を調べてみたら、mAgicAnimeのプラグイン「フリーオスケジューラ」がアップデートし、BonDriver+TVTest+RecTestの環境に対応してくれた(作者のサイトは こちら )。ありがたやありがたや。  ダウンロードしたプラグインをmAgicAnimeのフォルダにコピーし、環境設定(プラグインを入れた状態でmAgicAnimeを起動し、タスクバーに出てきたアイコンを→クリック)でTVTestやRecTest、BonDriverのパスを指定しておけばOK。今のところは問題なく予約録画ができた。  以前このプラグインを使うことも考えたが、アニメ以外の番組を録画するのにはTVRockで一元管理した方が便利なのであえて使わずに連携させていた。だが連携しないものはどうしようもなく、時間帯がバッティングしないように気をつけながら予約するしかなさそうだ。幸い、よく録る番組で深夜アニメとぶつかりそうなのはCBSドキュメントぐらいなので、意外とこれで良かったんじゃないかという気もする。

リコーGXRについて思ったこと。

 もともと写真ブログだったはずなのに、最近カメラネタを全然書いていないなあと思っていたところに、おもしろそうなカメラの発表があった。リコーGXR( ニュースリリース と 製品情報 )。  レンズどころか撮像素子と画像処理エンジンまで一体化したユニットを交換する「ユニット交換式デジタルカメラ」だそうで、同時発売されるユニットは50mm/F2.5レンズ+1200万画素APS-Cセンサーの「GR LENS A12 50mm F2.5 Macro」と、24-70mm/F2.5-4.4レンズ+1/1.7型1000万画素センサーの「RICOH LENS S10 24-70mm F2.5-4.4 VC」の2つ。  最初に見た時に中判カメラのデジタルパックをちょっと連想したが、撮像素子ごと替えるというのはなかなか思いきったアイデアと感じる。GX200やGR Digitalについては「これでセンサーが大きければノイズも減るのに」的な論調をよく見るが、これがリコーの出した答えということなのかもしれない。  このユニット式にデメリットがあるとすれば、マウントアダプタやテレコンバータの類いが一切使えないこと、リコーが一社でさまざまなレンズ(というかユニットか)を出さなければならないことだろうか。普通のレンズ交換式カメラならシグマやタムロンが安いレンズを出してくれるが、この方式だとレンズ以外に画像処理エンジンや撮像素子を準備しなくてはならないわけで、リコーがライセンスでもしない限りレンズメーカーのブランドで出るようなものには思えない。  新しもの好きとしては大いに惹かれるが、ただでさえレンズの少ないマイクロフォーサーズに苦労している今、個人的にはしばらく様子見かなあと考えている。ただ、おもしろい試みではあるので、売れて欲しい。とりあえずリコーから2010年春に追加ユニットが出るということだけは発表されているので、それがどういうラインナップになるかも見てみたい。

PSP goはPSPにおけるPSX的存在?

 この記事を読んで、もう一度PSP goについて考えてみることにした。     ASCII.jp:時代を先取りしすぎた!? 「PSP go」買っちゃった|物欲AVコモノ道  気になった部分を引用してみよう。   “ ゲームはすべてネット経由での配信となり、従来UMDで販売されていたゲームをプレイすることはできない。それでは従来のPSPを使っていたユーザーが購入済みのゲームをPSP goで遊べないということで、移行プログラムの提供が検討されていた。しかし結果的には権利処理の問題から提供できないということになってしまった。 ”  やはりUMDに関するケアは考えていたが頓挫したということらしい。  たとえば、UMDからISO化するにしても友達で貸し借りされたらコピーし放題。Bittorrentなどで出回るISOイメージがCFW環境下で遊べてしまう現状がさらに悪化すると、メーカーがためらう気持ちは分からなくもない。ただ、せめて(PSP goの良さである小型軽量を殺すことになっても)外付けUMDドライブを用意して欲しかったと思う。まあ、その場合PSP-3000で十分(CFWの動く中古のPSP-2000ならなお良い)ということになってしまうから無理だろうが。  でなければ、SCEがやるべきことはただひとつ、PSP向けDLゲームの拡充以外にない。理想を言えばこれまでのすべてのUMDゲームをDL化&今後出るすべてのゲームはUMD&DL版同時発売、なのだが、それがダメなら、せめて「DLでしか遊べないゲーム」をたくさん用意するべきだ。UMDのゲームに拮抗する魅力をDLゲームが持たなければならない。しかし困ったことに、そうなるとUMDもDLも両方遊べる従来型のPSPが最高じゃないか、というオチになってしまうわけだが。  このあたりの事情を勘案すると、くだんの記事でも書かれていた通り、PSP goの無難な使い方は小型のマルチメディアプレイヤーということになる。  ゲーム用途から外れればボタンの小ささやちょっとした持ちにくさもさほど気にならないし、Bluetoothヘッドセットと組み合わせてワイヤレスでの音楽再生やSkypeなどは可能だし、ストレージは16GB内蔵だし、Media goというそれなりの管理ソフトも用意されている。  こう考えるとウォークマンよりお得なんじゃ……と一瞬思