ソニーの"Reader"について気になること。

日本展開の予定は以前から明言されていたSony Readerがついに発表。
ソニー、「Reader」2機種を発売 電子書籍事業を日本で本格展開

ただ、気になるのが「通信機能がなく、PCとのUSB接続のみ」という点。
iPodと同じようなスタイルと考えれば分からなくもないが、ライバル(?)のKindle、GALAPAGOS、iPadいずれも通信回線を内蔵している。
GALAPAGOSもiPadも価格的に上のレンジだし、液晶を使っていてReaderとは根本的に違うタイプなので計算に入れないとしても、E-Ink搭載かつWi-Fi内蔵で139ドルのKindleと比べてしまうとちょっと不安を感じる。

Kindleが来る前に、コンテンツをガンガン増やして「とりあえず電子書籍ならReaderでしょ」と思わせるぐらいにする必要がありそうだ。

長らくiTunes Storeの整備が遅れた日本でも、CDから取り込むのが比較的簡単だったからこそiPodは売れた。しかし書籍の電子化はCD取り込みほど簡単ではない。1400冊持ち運べるとアピールするのもいいが、持ち歩きたい本が1400冊も出てくるほどのバラエティを保証できなければ、リブリエの二の舞いになりかねないと思う。

とはいえ、E-Inkを搭載した端末としては初めてのメジャーメーカー製でもあるし、手っ取り早く日本語のテキストやPDFを読むならKindleよりずっとラクだろうと思う。
Sony、ひいては電子書籍そのものを応援する意味も込めて、とりあえず1台は買うつもりだ。

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iOS4.2になってiPadの何が変わったか。

今朝未明から始まったiOS4.2配布(正確には4.2.1)。大きな違いを感じられそうなので、まずはiPadに入れてみた。気がついた点をいくつか挙げてみたいと思う。

(1) アプリのフォルダ分け
iPhoneではずっと便利に使っていたわけで、待望の機能だ。おかげでホーム画面が1枚でスッキリ収まった。ちなみに試してみたところ、1フォルダにはアプリが20個まで入るらしい。

この話とは少しズレるが、iTunesでホーム画面のアイコンを動かす時、コマンドキーやシフトキーを押しながらクリックすると複数選択できることに今朝気付いた。もしかして以前からこうだったのだろうか?

(2) マルチタスクとメモリ機能の改善(?)
メモリ256MBなのでマルチタスクは正直そんなに要らないんじゃないかと思ったが、驚いたことに意外と安定している。仮想メモリを使うようにでもなったんだろうか(以前は脱獄しないとオンにできなかった)。

ちなみにiMemoryGraphで見てみると、3.2より4.2.1の方がメモリ内訳のActiveやInactiveが少なめに推移している感じ。管理が上手くなったということなのかもしれない。

(3) 入力機能の改善
Dockコネクタ接続の有線キーボード(こちらの記事)でこの記事を書いているが、変換の精度がかなり向上したことと、ユーザー辞書の追加が簡単になったのが嬉しい。まあ欲を言えば、iPad版のATOK Pad(もっと言えばIMEとしての追加)を期待したいところ。
また、ソフトキーボードの方にさり気なく顔文字キーが追加されているが、ハードキーからはワンタッチで使う手段がなさそうなのがちょっと残念。

(4) Safari、Mail周りの改善
Safariは開いているタブの数が分かるようになり、また以前より再読み込みの頻度が減った(上に挙げたメモリ管理の改善のおかげもあり?)。
もともとそんなに不満はないのでこれぐらいしか書くことがないが、ストレスの原因が減るのは良いことだ。

一方Mail.appは、まとめて表示する受信トレイや複数のExchangeアカウント対応などがかなりありがたい。いくつかGmailアカウントを使っているが、すべてIMAPではなくExchangeに切り替えた。

その他Game CenterやAirPrint、AirPlayなどの新機能があるが、ゲームはともかく後の2つは対応機器も持っていないので、今は試しようがない。

iPadはネット端末兼電子書籍リーダーという感じで使っているので、今回のアップデートは地味ながらけっこう嬉しいポイントは多い。ただ、それらはほとんどiOS4の時点で実現されていたことばかりなので、4.2.1ならでは、という恩恵は(個人的には)あまりなかった。

— from iPad

これは良い出オチ。iPhoneケースレビュー・「ニヤリィPhone for iPhone 4 コ ントローラー」 #iphonejp

これはもう、多くを語るまでもなく写真を見ていただければ。何せ出オチだし。

たのみこむで販売していたのでそちらで買ったが、今はAmazonでも売っている。

ニヤリィPhoneシリーズは他にカメラなどもあってなかなか面白い。これからの時期にウケを狙う一手としていかがだろうか。

焼きそばカバー愛飯と。出オチコンビ夢の共演。

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iPhoneケースレビュー・SwitchEasy Vulcan for iPhone 4

愛用していたAirジャケット for iPhone 4(ラバーコーティングブラック)を割ってしまったので、ちょうど発表されたばかりの新しいケースを買うことにした。
SwitchEasy Vulcan for iPhone 4だ。

Colorsなど、他のシリーズと似たような雰囲気の外箱

白モデルへのマッチを考えたと思われるUltraClearタイプを購入した

装着してみるとこんな感じ

Dockコネクタやヘッドホンジャックのカバーが付属。細かいが嬉しいポイント

ハイドロポリマー製と称するこのケース、ポリカーボネートより柔らかくシリコンより硬い、最近よく見かけるTPUに似た感触だ。表面が光沢処理されているため、ちょっと滑るが見た目はキレイに見える。

SwitchEasyのケースはどれも付属品が多い。このVulcanも液晶保護シート2枚、クリーニングクロス、そしてDockコネクタとヘッドホンジャックのカバーが2セット入っている。できればUniversalDock用アダプタも付いていると嬉しいのだが、さすがに望み過ぎか。

ボタン類もきちんとカバーされていて、Airジャケットよりもボリュームボタンが押しやすい。代わりにミュートスイッチが押しづらくなり、スリープボタンは押した感触が分かりにくくなってちょっと使いづらくなった。

個体差だと思うが背面カメラ周りの穴がちょっとズレている感じなのが残念。撮影に支障はなさそうだが。また、柔らかい素材にはどうしてもありがちだが、どうしても筐体の真ん中あたりで少し膨らんでしまうのも気になる人は気になるかもしれない。

割と期待して買ったのだが、正直なところAirジャケットをもう1つ買おうか迷うぐらい微妙だ。ボタン、コネクタ類までフルにカバーしてくれて、シリコンよりは硬くてホコリが付きにくいというのがメリットだと思うので、そのあたりが気になる人は試してみてもいいかもしれない。

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ウォークマンXのノイズキャンセル機能をiPodに活かす。

以前から試してみたかったNW-X1060の機能のひとつ、「外部入力にノイズキャンセルを掛ける」を実践してみた。

やり方は至って簡単。

(1)オプションの録音用ケーブル(WMC-NWR1)をウォークマンのWM-Portに繋ぐ。
(2)録音用ケーブルを出力したい機器に繋ぐ(ここでは第5世代iPod 60GB+オーディオテクニカ AT-PHA30i)
(3)ウォークマンのNC(ノイズキャンセル)スイッチをオンにする
(4)ウォークマンXのホーム画面から「外部入力」を選ぶ
※ちなみに、WM-Port端子に入力レベルを調整するスイッチがついている。2に切り替えると音量が小さくなる。出力の大きい機械から入力して音割れする時に使うとのこと。今回の組み合わせの場合は特に必要ない、というより1(出力そのままの音量)でもちょっと小さいぐらいだ

これで、ウォークマン全体をノイズキャンセル機能付きイヤホンとして使うことができる。ウォークマン本体での再生時と同じように、ノイズキャンセルのモード(室内、バス/電車、飛行機の3つ)を切り替えたりできる。

音質については、ノイズキャンセルヘッドホンは手持ちにあまりないので比べにくいが、以前試聴したことのあるBOSE QuietComfortほど強力ではない代わりに、オンにしても耳に圧迫感があったりせずに使いやすいという印象。外出時は常用しても良いと思うレベルのノイズキャンセルだ。

ただ、難点もある。

まず、掛かるのはノイズキャンセルだけだということ。イコライザやクリアステレオといった音質調整機能はいっさい使えない点。iPodのイコライザは基本的に残念(昔に比べればずいぶん改良されたが)なので、これが使えれば相当おもしろかったと思うだけに残念。

次に、付属イヤホン(MDR-NWNC20という型番らしい)以外でノイズキャンセルが使えない点。ノイズキャンセルの仕組み(イヤホンにマイクが付いていて外の音を拾い、逆位相の音を出して打ち消す)上しかたないことではあるのだが。

ウォークマンもiPodも小さいとはいえ、二つ持つとそれなりにかさばるという点も難点といえば難点だが、これもどうしようもない。そもそも素直にウォークマンで音楽を聴けば済む話だ。最近はAACが使えるので併用も以前ほど難しくない。

結論としては、「効果はあるけどわざわざやるほどではない」。iPodとウォークマンの”夢のタッグ”を喜べる物好き向けだ。

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b-mobile U300用にChromeエクステンションの広告ブロッカーを探す。

HP2140からWindowsを消して数日経つが、特に困った事態は起きていない。もともとMacメインであるからとはいえ、予想以上にWindowsに依存しない生活が可能なことに我ながら驚いた。

たぶんNetWalkerでUbuntu力(?)が鍛えられたのだろう。ありがとうシャープ。NetWalkerの後継機はできるだけ軽量化を狙ったカスタマイズをお願いします。

ともかく、Ubuntu10.04は9.04の頃ほどファンも回らないので静かに使えるし、起動もサスペンドからの復帰も速い。プアマンズMacBook Airとして、HP2140 + Ubuntu 10.04の組み合わせはなかなか良いと思う。
※ただしSSDに限る。HDDだと起動やサスペンド絡みの美味しいところが味わえないからだ。

さて、本題。
HP2140のような非力なマシンとU300のような遅い回線を組み合わせる場合、できるだけ広告などの不要なデータは読み込みたくない。となればブラウザに広告ブロッカーを入れるか、プロキシで対応するのがベターだと思われる。

自宅ではメインマシンでGlimmerBlockerというMac用ユーティリティを使っている。このソフトは設定が簡単かつ効果的で、さらにiPhoneやiPadを含む他のマシンからもプロキシサーバとして使えるので非常に便利だ。

このマシンに外出時もアクセス出来ればいちばん簡単なのだが、プロバイダ規約を読む限り外部にサービスを提供する使い方は不許可らしい(文章からすると第三者ではなくユーザー自身だけが使うなら大丈夫そうではあるのだが、斜め読みして半端なことをした挙句トラブルを起こすのは宜しくない。いずれちゃんと問い合せて確認したいところだ)。
また、U300に提供されているWebアクセラレータをプロキシとして使うことを考えると、やはりブラウザ側で何とかしたいところ。

となると広告ブロッカーを選ぶしかない(多段串という手はあるが、正直めんどうだ)。

Chromeで使える広告ブロッカーのエクステンションをいくつか試してみたが、どうも「いったん広告をダウンロードしてから隠す」タイプばかりのようだ。これだと通信を軽くしたいという目的にはちょっと適さない。

外出時はFirefoxを使うというのが穏当なところかもしれない。SSDのおかげなのか、アドオンを絞ればそこそこ軽く動いてくれるし、最近はブラウザのブックマークよりEvernoteやtwitterにアドレスを残すことが多いから、それでも何とかなりそうに思う。

できればFlashBlockぐらいシンプル(基本は読み込まず、許可したときに初めてロードする)なのが理想なのだが、なかなか上手くは行かないようだ。

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いまさらb-mobile WiFiを買ってみた。

もともとは脱獄したiPhone 3GをMyWiでモバイルルータ化でもしてみようかと思ってb-mobile SIM U300を買ったのだけれど、肝心のiPhone 3Gがジョジョで言うところの「再起不能(リタイア)」っぽい感じになってしまった。今朝(11/13)のことだ。

そして、気がついたらなぜかb-mobile WiFiを買っていたというわけだ。欲しいと思ったら12時間後には手元にあるのだから、Amazonお急ぎ便って素晴らしい。

さて、iPhone 4にアプリ”SpeedTest”をインストールして回線速度を測ってみたのがこちら。
自宅無線LAN(バッファローの802.11nルータ)

さすがにDLは速い。が、アップロードが妙に遅い。後の2つに完全に負けている。

ソフトバンク3G

我が家はいちおうHSDPAエリアなこともあってか、実はあまりソフトバンク回線に不満を感じたことはなかったりする。

b-mobile WiFi with b-mobile SIM U300

300kbps制限のギリギリまでDLは出ている。アップロードも意外と速い。さすがにFaceTimeは無理そうだが、Skypeぐらいはやってみる価値があるかもしれない。

体感的には、300kbpsという数値から受けるイメージほどは遅くないと思う。さすがに動画はきつかったが、よくみるニュースサイトやtwitter、メールなどについてはさほど気にならなかった。
バッテリーの保ちについてはあまり気にしていない。こまめに電源オンオフするつもりなのと、単三eneloopはいつも1ダースほど持ち歩いているので、モバイルブースターでどうとでもなるかなと思っている。

ハードウェアとして気になる点は、インジケータが単なるランプで、色や点滅で漠然としか状況が分からないことと、表面がわりとツルツルで何かの拍子に手から落としそうなこと。後者はずっと手に持って使うモノでもないからまあ良いとして、電波やバッテリーはもうちょっと細かく知りたい。

細かい不満はあるものの、b-mobile WiFiはSIMフリー3Gルータの数少ない選択肢(国内で適法に使えて、普通に買えるモノとしては唯一か?)だ。そしてb-mobile SIM U300は始めるのも止めるのも気軽に可能なプリペイド式、しかもAmazonなどで買えるからクレジットカードも要らない。利用可能エリアもFOMAそのままなのでイーモバイルやUQ WiMAXより有利な点もメリットだ。

ただ、やはり遅いといえば遅い。理想を言えばU300を1980円/月ぐらいに値下げして、2980円/月でU500なんてのを出してくれると嬉しい。

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