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12月, 2012の投稿を表示しています

Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

面倒だけどやるしかない! Gmail乗っ取り対策に「2段階認証」

こんばんは、モバ( @yubile 、G+は こちら )です。 2012年も残すところあと僅かとなりました。たぶんこれが今年最後の更新だと思いますが、2013年もマイペースにあれこれやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。   さて、クリスマス頃からGmailの乗っ取り被害が多発しているようです。今のところ目に見える被害はスパムを勝手に送信する「だけ」ですが、アカウントを握られてしまうと、当然ながらアドレス帳など様々な情報までも握られてしまいます。さらには、メール内容から登録している他のサービスも知られ、もしもそのサービスとGmailのパスワードが同じだったら……目も当てられない状況になります。 こういったトラブルを防ぐには複雑なパスワードを使うことももちろんですが、加えて「2段階認証」という手段も用意されています。ログイン時にパスワードだけでなく、他の端末(携帯電話など)に表示されたパスキーを入力しないとログインできないという仕組みです。つまり、 パスワードを知られても他の端末を持っていなければログインできない というわけです。   Googleにログイン済みであれば、 Googleアカウント からセキュリティ>2段階認証プロセス>編集、でオンオフすることができます。 基本は携帯メールアドレスにキーが送られてきます(残念ながら日本ではSMS宛が設定できません)が、Android/iOS/BlackBerryには認証用コードを表示させるためのアプリがあり、ちょっとサイバーな感じがして楽しいかもしれません。携帯メール、モバイルアプリの他に紙に印刷して持ち歩くためのコードも発行できるので、複数の手段を確保しておくと万が一の時に役立ちそうです。また、非対応のアプリやOSのために、アプリケーション固有パスワードという1回限りのパスワードを生成できるようになっています。   でも、まあ はっきり言って面倒 です。というか面倒でした。 特にぼくの場合、普段使っているMacが3台あり、加えてiPhone 5、第5世代iPod touch、第3世代iPad、Nexus 7、Sony Tablet P、SH-03C、Xperia rayと合計10台。利用しているGmailアカウントは9つ。デバイスによって設定してあるアカウントが違うので全ての組み合わせを試す必要はありませんが

nasneからソニタブPにおでかけ転送! Sony Tablet P Android 4.0.3 release5aアップデート

こんばんは、モバ( @yubile )です。 NUboard + shot noteのためにホワイトボードマーカーを買ったのですが、B5サイズで使うのにはちょっと太すぎたかもと思い始めました。付属の黒と赤以外の色を使いたい! というだけで先走ったことを少し反省。とはいえ、ササッと書いて写真撮って消すなら実はちょうどいいかもしれませんので、とりあえず使ってみることにします。   さて、今日のネタは今日リリースされたSony Tablet Pのアップデートについて。もうアップデートなどしないだろうと思っていたので正直すこし驚きました。しかも「どうせ単なるセキュリティアップデートだろ?」と思っていたら、標準アプリの変更や新機能の追加などいろいろ盛り込まれていて二度ビックリ。 内容については こちら と こちら をご覧いただくとして、Sony Tablet Pの3Gモデルユーザーとしてアップデートの感想をまとめてみます。     今回のアップデートで良い! と感じたのは三つ。 (1)nasneからのワイヤレスおでかけ転送 (2)日本語手書き入力対応 (3)スモールアプリの追加とウィジェットのスモールアプリ化     (1)nasneからのワイヤレスおでかけ転送 nasneしか持っていないのでこう書いたが、もちろんソニー製Blu-rayレコーダとも連携する。 やり方は こちら (Xperia Tablet用だが)に書いてある通り、「ムービー」を起動→Devicesを選択→使いたいnasneを選ぶ→転送したい動画を長押しするとダウンロードするか否か訊かれる(短くタップするとストリーミングで再生)。それなりに簡単だ。少なくとも録画番組をタブレットで持ち出したい、などと考えるような人なら難しくない。Blu-rayレコーダの場合は設定が必要なようだが、nasneは普通にセットアップしておけば特に設定の変更は要らないはずだ。 試しに転送してみた55分の番組(900MB)は、自宅LANでは15分ほどで転送できた。ファイルサイズから計算して2Mbps程度のビットレートと思われるが、Pでは上画面だけで観ることになるので、その限りにおいては十分なクオリティだ。当たり前かもしれないがローカルのファイルなのでネットワーク越しより何もかも速い。 ダビング10のおかげで10回しか転送できないのは鬱陶し

マグネチック・アーマチュアって何さ? "TDK CLEF-MA TH-ECMA600BK"レビュー

こんにちは、モバ( @yubile )です。 SoftBankのテザリングオプションを申し込み、さらにIIJmioのウェルカムパックをまた買ってきた(ライトスタートプランに切り替えるため)のですが……最近ちょっとIIJmioの速度が落ちているようで、まだ登録せずに置いてあります。   さて、今日はヘッドホンネタ。マグネチック・アーマチュアドライバという馴染みのない機構を搭載したTDKのイヤホン、 CLEF-MA TH-ECMA600BK です。イヤホンとしては馴染みがないですが、警察無線などで実績があり、騒音下でも音が聴こえやすいのが特長とのことです。予約購入しました。  全 結論から言えば、使い勝手の面で2、3細かいことが気になる他は、悪くないと思います。ジョギングやウォーキングで使いたいなら(理由は後述)試聴してみることをお勧めします。 ちなみに接続した機器はiPod touch第5世代、アンプなどは使わずヘッドホン端子に直接繋いでいます。 また、レビューで主に聴いた曲はMay’nの「Chase The World」「Mr. Super Future Star」です(普段聴く曲ということで)。どちらも割と激しい曲で女性ボーカルです。静かな曲やクラシックなどについてはあまりアテにならないことをお断りしておきます。   音質はバランスド・アーマチュア(BA)型とダイナミック(D)型の中間という印象。BAより低音が出ていてDより高音が出ています。まあ裏を返せばBAより高音が弱くてDほど低音が出ていないとも言えますし、ボーカルが聴き取りやすい(警察無線というワードを頭に入れてから聴き始めたせいかもしれませんが)ので「カマボコ型」というやつでしょうか。ただ、”Meat On The Table”(WWEのRybackのテーマ曲です)を聴いてみたところ、ボーカルが妙にキンキンして聴こえるなど、ちょっとクセがあるようです。   遮音性は特に良いわけではない(ER-4シリーズやSHURE SE215を最高レベルと考えれば)のですが、その割に音楽はちゃんと聴こえます。これは確かに宣伝通り。ただ、音漏れ防止に関してもあまり良くないのが難点。いくら騒音下でちゃんと聴こえるといっても限度があるわけで、電車やバスで聴く音量だとちょっとまずそうな予感がして試せていません。   プラグはL字

iPhone 5のテザリングを申し込むべきか悩……む?

おはようございます、モバ(@yubile)です。選挙権を得て以来かならず投票に参加してきたのですが、今回の選挙は初めて期日前投票をしました。ついでに初めて出口調査なるものに出会いました。ほんとにやってるんだー、などと失礼なことを考えてしまいました。   さて、今日はタイトル通り、iPhone 5のテザリングについてです。SoftBankのiPhoneやAndroid機ユーザー待望の テザリング が12月15日(つまり今日)開始されました。さっそくスピードテストなどされている方もおられるようで、ヘビーユーザーの関心の高さがうかがえます。 ただ、iPhone 5の場合ひとつ悩ましいのが「 テザリングを申し込むとパケット通信に制限が掛かる 」こと(※1)。具体的には月に7GBまで、それ以上は128kbpsに速度制限されます。2GBあたり2,625円を払って解除することはできますが、リミットがあることには変わりありません。 iPhone 5では「 パケットし放題フラット for 4G LTE 」に「 4G LTE定額プログラム 」を組み合わせれば、この7GB制限がありません(ただし、3日で1GBを超えると通信制御されるのはどちらのプランでも同じとのこと)。「し放題」と言いながら制限があるのは正直どうなんだろうと思いますが (※2) 。 ※1 脱獄が可能になればオプション変更なしにテザリングできるでしょう。が、テザリングオプションそのものがなかった頃はともかく、ちゃんと登場した以上、それをやるのは明確にアウトだと思います。 ※2 そう考えると、通信量に関して制限のないWiMAXは素晴らしいですね。旗振り役だったIntelに見捨てられつつある感じなのが気になりますが……。   でも実は、ぼくが悩んでいるのはそのこととはちょっと違います。というのは、今の通信量から見て、たぶん7GBもあれば十分だろうと思うからです。Wi-Fiが使えるところが生活圏に意外と多く、IIJmioの1GBクーポンを使い切れない時があるぐらいなので……。 問題は要するに、 IIJmioのドコモLTEを切って、iPhone一本に絞れるか?  ということです。 2chなどでは遅いだの繋がらないだの言われるドコモのXiですが、少なくともぼくの生活圏で繋がらなくて困ったことはありません(LTEの割に遅いな、と感じる

WiFi対応したSoftBankメールアプリをXperia rayで使おうとした件。

こんばんは、モバ(@yubile)です。 Sony Tablet Pのroot化を昨日今日とがんばってみたのですが、どうしてもうまく行きません。ファクトリーリセット→Googleアカウント入力→root化作業までを数え切れないほど繰り返した結果、1Passwordがランダム生成した複雑で長いパスワードを暗唱できるようになってしまいました。まあ、懲りずにまたそのうちテレビが退屈になった時にでもチャレンジしようと思います。   さて、今日のネタはSoftBank純正のメールアプリ「 SoftBankメール (Google Playが開きます)」について。 普段、プリモバイルSIMは002Pに入れて使っているのですが(バッテリーが保つ、二つ折りの方が通話時に手への収まりが良い、などの理由です)、たまにSIMアンロックなXperia rayの小ささが恋しくなって、時々そちらにSIMを入れる時があります。 そうなると当然、S!メールもXperiaで使いたくなるのですが、特にトリッキーなことをせずとも、プリモバイルSIM入りのXperia rayにはごく普通にSoftBankメールアプリをインストールすることができます。002PのSDカードにメールデータをエクスポートし、Xperia rayにコピーすればメールデータもあっさり移行できます(サブフォルダや自動振り分け設定は移行できないのでやり直しですが)。 で、久しぶりにXperia rayを使おうと電源を入れたら、SoftBankメールがアップデートしてWi-FiでのS!メールに対応したとのこと。アプリを起動してみるとさっそくWi-Fi設定をするかどうか訊かれたので、試しにOKしてみたら…… 見事に失敗 ! まあ、プリモバイルの場合、Wi-Fiのメリットといえば300KB制限ギリギリの画像を送るのが速くなるぐらいですから、あまり期待はしていませんでした。そもそもプリモバイルはパケット料うんぬんと関係なくメールし放題なのと、画像などを送る時はiPhoneを使うからです。   問題は、Wi-Fi環境下でSoftBankメールを立ち上げると、毎回Wi-Fi送受信設定をするか訊かれるということです。訊かれるんだからということで3回試してみましたが、もちろん無理でした。 そして、前述の通りWi-Fiができないのはまったく構わないのですが

PQI Air CardとTAXAN MeoBankSDをとりあえず使ってみた!

おはようございます、モバ(@yubile)です。 前回の記事 で書いた通り、Air CardとMeoBankSDが届いたので第一印象などまとめてみます。 ひと言でまとめると、PQI Air CardはSDカード型ファイルサーバ、MeoBankSDはストレージ共有機能付き超小型ルータといったところです。SDカード内の画像を見るという目的では似たようなもので、カメラの電源を使うAir Cardか、内蔵バッテリ(もしくはUSB電源)を使うMeoBankか、です。無線LAN付きSDカードと言えばEye-Fiが真っ先に思い浮かびますが、Eye-Fiにはサーバ機能はありません。母艦もしくはEye-Fiサーバへのアップロードが基本なので、これら2製品とはちょっとコンセプトが異なります。   セットアップ中にちょっと困ったのが、どちらもMACアドレスが分からなかったこと。それ自体をサーバとして接続する時はいいのですが、自宅のLANに組み入れた時に設定画面はどのIPだ!? とひとしきり迷いました(我が家のルータは何だかんだで30台分ぐらいのIPアドレスを割り当てています)。 Air Cardは専用iOSアプリからいろいろ設定できるのは便利ですが、肝心のそのアプリがイマイチ不安定です。落ちたり止まったり同じ画像のサムネイルが10枚ぐらいダブって表示されたり。AirPictという非公式アプリの存在を知り(参考: ひとりぶろぐ » PQI Air Cardが見違えるほど使いやすく!代替アプリAirPict for PQI Air Cardが登場 )とりあえず購入してみたのですが、どうも設定が不味いらしくまだAirPictではうまく行っていません。 というわけでまだ使いこなせていませんが、上記ブログのmoyashi(@hitoriblog)さんもおっしゃっているように、microSD差し替えという構造ゆえに速度や容量が自由自在というメリットは素晴らしいと思います。まあ、ぼくの場合は主力カメラがQとK-7なので、UHS-Iなカードでも持て余し気味なのですが。 あと、Eye-Fiも同じなのですが通信中はバッテリーをかなり食います。基本的にバッテリーが弱いQにはなかなか辛いものがあります。   MeoBankSDの設定はブラウザで行えるのですが、英語UIしかありません。凝ったことをせずともいきなり

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な

6年ぶりのSHUREイヤホンに感心! SHURE SE215 Special Editionレビュー

こんばんは、モバ(@yubile)です。 今日(2012/12/07)、東北から関東にかけて広い範囲で最大震度5弱の地震がありました。発生時はちょうど車に乗っていたのですが、工事現場のすぐ近くで一時停止していたため最初は地震と気づきませんでした。 あの3.11もそうでしたが、大きな地震は強度ももちろんですが揺れが長く続くのが恐ろしい。とりあえずライフラインになりうるiPhoneやガラケーはしっかり充電しておこうと思った次第です。あと、ワンセグがボタンひとつですぐ見られるガラケーの利便性を再確認しました。   さて、今日のネタは先日発売になったSHUREのイヤホンSE215の スペシャルエディション 。無印とは外見の他に、音のチューニングも変えてあるんだとか。ちなみにスペシャルと言いながらも限定品というわけではないらしいです。ちょっと残念。 いちばんの比較対象であるべき無印SE215を持っていない上に、E2c以来およそ6年ぶりのSHUREイヤホン(ヘッドホンなら SRH840 以来なので2年ぶり)という浦島太郎状態ですが、よろしくお付き合いください。   簡単にまとめると 音質 遮音性が高いおかげで音楽への没入感は上々。低音のチューニングをしたというだけあってしっかり出ているが、耳にきつい感じのしない柔らかい音。HA-FX3XやMDR-XB90EXなどの低音を売りにしたイヤホンに比べると際立ったものではないが、iPod付属イヤホンなどから乗り換えると違いに驚きそうだ。 また、出力がそれなりに必要で、音漏れも少ないのでボリュームは多少大きめにした方が心地よいだろう。    使い勝手 Special Editionのケーブルは116cmと、無印(162cm)に比べて短い。個人的には130cmぐらいがちょうど良いのだが、iPodで使う場合はリモコンを間に繋ぐ場合もあるし、何となればリケーブルという手もあるので、工夫で乗り切れる範囲か。 E2cに比べると耳にしっかり収まるようになったのがありがたいし、SHURE掛けする部分もクセがつけやすくなっており、同様の機構を採用しているソニー MDR-EX600 より扱いやすいのは嬉しい。それでも普通のイヤホンより装着に一手間掛かるのは相変わらずだが。 タッチノイズはほとんどない(ただし、ぼくはタッチノイズ自体ほとんど気にしない質である