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iPhoneでも理想のケース/カバーを求めていろいろ買った。人にあげたりほとんど使わなかったものを含めて20は超えただろうか。現在は、昨年12月にアクトツーから買ったelagoというメーカーのものを使っている。Airジャケットに近い形状で、Dockアダプタが付属していたりするのが親切だ。背面のロゴがかすれて消えるとは思わなかったが。
さて、iPadでもやはりケース、カバーの類いは重要だと思う。なぜなら、薄さと何の取っ掛かりもない形状が持ち運ぶ時にとても不安を感じさせるからだ。
というわけでいろいろ買ってみた。あえてタイプが被らないようにいろいろ揃えてみた。シリコンケース、ポリカーボネートのハードタイプ、両者の中間のようなソフトタイプカバー、入れたまま使えるレザーケース、シンプルなスリーブ、はては封筒まで。当初の予定では6種類だったのだが、今日残りの2つが届いたので6+2としてみた。
(1) レイ・アウト フラップタイプレザージャケット(ブラック)
最初に買ったケース。レイ・アウトはiPhone/iPod touch用のケース類を数多く出しており、ぼくもこれまで初代touch用ケースやiPhone用のバッテリー内蔵レザーケースなどを買ってきた。
フラップ部分を利用してスタンドのように立てることができ、横置きでソフトキーボードを使うのに便利。また、カード類(Suicaを想定?)やメモリーカードを入れるポケットがついている。ただ、バッグ代わりに出来るほど大きいものでもないし、あまり実用性はないような気もする。作りはしっかりしているが、その分重たいため、入れたまま使えるとはいってもシチュエーションは限られると感じた。また、出し入れを繰り返していたら液晶保護シートにキズが付いてしまった。
(2) RadTech RadSleevz Form-Fitting iPad Case (Green)
薄いメガネ拭きのような生地でできたスリーブ型のiPadケース。ギミックも何もないシンプルなiPad専用の袋だ。とても軽くて柔らかいので、使わない時は折り畳んでしまっておける。家庭やオフィスの中でちょっと小脇に抱えて移動するなんていう時は気軽で良い。ただ、ぴったりなので出し入れにちょっと手間取ることがあったり、相当薄いカバーでないと付けたまま入れることはできない(まあ想定してないんだろうから当たり前だが)。また耐衝撃性はほとんどないと思われる。クッション入りのノートPCスペースがあるカバンにiPadを突っ込むというような用途なら適していそう。
(3) CAPDASE iPad Soft Jacket 2 XPOSE
シリコンほど柔らかくなく、ポリカーボネートほど固くもない素材で出来たソフトジャケット。“XPOSE”の名の由来はおそらく背面のアップルマーク部分が開いた作りになっているからだと思われる。固いわりに形状としてはシリコンケースに近いため、装着がちょっと大変。その分しっかりとiPadを包む感じはある。もともと付け外しをさほど考慮しない作りだからだろう。
専用のスタンドが付属しているが、二段階の高さ変更ができて非常に便利。低い方はソフトキーボードを使うのにちょうどいいし、高い方はデスクに置いて動画や写真を見るのにいい角度。さらに、液晶保護シートや背面のアップルマークを保護するためのシートまで付いていてけっこう豪華。
難点は、ケースと液晶保護シートのフチが干渉してしまい、せっかくの液晶保護シートが浮いたような感じになってしまうこと。さらに、ボリュームスイッチや回転ロックボタンが奥まってしまって押しづらくなること。普通のシリコンケースなら周囲が柔らかいので強引に操作できるが、このケースはなかなか固いのでそういうわけにもいかないところが不便。
(4) TUNEWEAR TUNESHELL for iPad
iPhoneケースとしては定番ブランドのTUNEWEAR製背面カバー。薄く軽いため邪魔にならないのが最大のポイントで、ものによっては装着したまま入るケースもありそうだ。ただ、この手のカバーは長く使っているとどうしても傷や汚れが目立ちやすい。カラーが複数あるため好きなのを選べるのはポイントかもしれない。ちなみに液晶保護シート付き。
最近は傷に強いコーティングを施したものもでてきているので(個人的本命は来週発売のパワーサポート Airジャケット。もちろん予約済み)、いずれ他のものとも比較してみたい。
(5) サンワサプライ iPadシリコンケース(クリア)
サイズのせいか全体的に価格の高いiPad用カバーの中では比較的安価なサンワサプライのシリコンケース。個人的に気に入っているのは電源ボタンとボリュームボタン、何よりホームボタンがカバーされていること。画面よりもホームボタンの指紋が気になる性質なので、iPhoneの時もホームボタンがカバーされるケースを好んで使っていた(今は、iPhoneにはホームボタン用保護フィルムを貼っている)。
使用開始直後にちょっとゴム臭さというかシリコン臭さもあったがすぐ気にならなくなったし、この手の機械のカバーでは定番の素材ということもあって感触も悪くないのだが、シリコンだけにホコリがくっつきやすいことと、カバーが環境光センサーらしきものまで覆ってしまっていることが気になる。後者は実用上とくに困っていないので欠点とまでは言い切れないが、ホコリはどうにかしたいところだ。
(6) Simplism iPad用ナイロンスリーブケース(シンプリズムグリーン)
ナイロン製の巨大なマジックテープ財布っぽいiPad用ケース。背面にファスナー式のポケットが1つある以外に凝ったギミックなどもなく、シンプルなスリーブタイプだ。適度な厚みとクッションっぽさもあるので、インナーバッグとして適しているように思える。あくまで持ち運びのケースであり、入れたまま使えるわけではない。
(7) リュウド バブルラッパー for iPad
要するに、プチプチ入りでiPad専用サイズの封筒だ。他にKindle用などもあるらしい。価格が安く、もちろん軽い。ジョークアイテムのようなナリだが、意外と実用的だと思う。また、シールをぺたぺたと貼って簡単に自分仕様にできそうなので、たくさん買って遊ぶのも良さそうだ。耐久性は紙の封筒レベルだと思われるので、過信は禁物、といったところか。
(8) MOLESKIN Folio フォルダー
iPad専用というわけではなく、A4の書類を入れるフォルダーだ。モバイルショップVis-a-VisでiPad用ケースとして売られていたので試しに買ってみた。写真はiPadを入れた状態で撮影したものだが、サイズ的にもぴったりだし、MOLESKINのたたずまいとiPadは似合うと思う。ビジネスバッグと合わせるには良さそうだ。
気になる点は、A4対応の書類入れなので面積的にかなり広くなってしまうこと、耐衝撃性はもちろん皆無なことなどか。
駆け足で8種類のケースやカバーについてまとめてみたが、個人的にはまだちょっと理想のケースは遠い。12日発売予定のAirジャケット for iPadもあることだし、もうしばらくはいろいろ買って試す日々が続きそうだ。