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ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。
ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。
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写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。

スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン(以前の記事で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。

昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。
それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。
ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。

そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。

見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。

前世代のS750シリーズと比べると表側の質感が安っぽくなってしまったのが残念。これはゴールドだからかもしれないが、再生ボタンの指紋が目立ちやすいのも気になる。
側面の音量ボタンとホールドスイッチも含めて、小さくても押しにくいと感じるボタンがないのは良い。

液晶には機能アイコンがズラッと並ぶ。X1060ならこれでよかったが、タッチパネルではないS760で十字ボタンを使ってアイコンを選ぶのはちょっと回りくどい感じもする。シリーズで統一感はあるかもしれないが……。迷うほど複雑ではないのが救いか。
320×240の4:3液晶は、もともと画面サイズ的に動画を積極的に観ることもなさそうなので必要十分。と言っておいて何だが、トルネやレコーダーとの連携を意識したのなら16:9液晶の方が良かったのではないだろうか。

付属品はWMPort-USBケーブル、デジタルNC対応イヤホン、ストラップ。
付属イヤホンはたぶんMDR-EX300SLがベースになったMDR-NWNC33と思われる。ちなみに単品販売もしているが、NCは対応ウォークマンかICレコーダーでないと機能しない。
ストラップはやたらと短いのが気になった。指を通して持つことを想定しているようだが、見てくれ、使い勝手ともあまり良いとは思えない。ストラップホールがあるからポーズとして付けています、という感じだ。

気になる点はあるが、だいぶシリーズを重ねたハードウェアでもあり、大きな問題はない。まあ、そもそもスヌーピーが付いた時点で他の要素がいかにアレでも瑣末なのだが。

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