スキップしてメイン コンテンツに移動

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

iPhone 5のテザリングを申し込むべきか悩……む?

おはようございます、モバ(@yubile)です。選挙権を得て以来かならず投票に参加してきたのですが、今回の選挙は初めて期日前投票をしました。ついでに初めて出口調査なるものに出会いました。ほんとにやってるんだー、などと失礼なことを考えてしまいました。

 

さて、今日はタイトル通り、iPhone 5のテザリングについてです。SoftBankのiPhoneやAndroid機ユーザー待望のテザリングが12月15日(つまり今日)開始されました。さっそくスピードテストなどされている方もおられるようで、ヘビーユーザーの関心の高さがうかがえます。

ただ、iPhone 5の場合ひとつ悩ましいのが「テザリングを申し込むとパケット通信に制限が掛かる」こと(※1)。具体的には月に7GBまで、それ以上は128kbpsに速度制限されます。2GBあたり2,625円を払って解除することはできますが、リミットがあることには変わりありません。

iPhone 5では「パケットし放題フラット for 4G LTE」に「4G LTE定額プログラム」を組み合わせれば、この7GB制限がありません(ただし、3日で1GBを超えると通信制御されるのはどちらのプランでも同じとのこと)。「し放題」と言いながら制限があるのは正直どうなんだろうと思いますが(※2)

※1 脱獄が可能になればオプション変更なしにテザリングできるでしょう。が、テザリングオプションそのものがなかった頃はともかく、ちゃんと登場した以上、それをやるのは明確にアウトだと思います。

※2 そう考えると、通信量に関して制限のないWiMAXは素晴らしいですね。旗振り役だったIntelに見捨てられつつある感じなのが気になりますが……。

 

でも実は、ぼくが悩んでいるのはそのこととはちょっと違います。というのは、今の通信量から見て、たぶん7GBもあれば十分だろうと思うからです。Wi-Fiが使えるところが生活圏に意外と多く、IIJmioの1GBクーポンを使い切れない時があるぐらいなので……。

問題は要するに、IIJmioのドコモLTEを切って、iPhone一本に絞れるか? ということです。

2chなどでは遅いだの繋がらないだの言われるドコモのXiですが、少なくともぼくの生活圏で繋がらなくて困ったことはありません(LTEの割に遅いな、と感じることはありますが)。災害時を考えると複数社の回線を持っておきたいところです。通話はどのみち制限されるでしょうから、パケット通信さえできれば十分です。

しかし普段のことを考えると、iPhoneでテザリングできるならば、SIM3枚+1GBクーポンで2,940円/月のファミリーシェア1GBプランを維持する理由があまりないのではないかとも思うわけです。3枚のSIMのうち、まともに使っているのはL-04Dに挿している1枚だけで、他(SH-03CとSony Tablet P)は単に「いちおうSIM挿しておけばルーター忘れても外で使えるよね」程度の感覚なので、無ければ無いでも何とかなります(というか、そういうケースでこそiPhoneでテザリングを使えばいいわけですよね)。

 

と、ここまで考えてからふとIIJmioを見てみると、「ライトスタートプラン」という新しいプランが12月から始まっていました。

SIM1枚+1GBクーポンで1,974円/月。3日あたり通信量による縛りが120MBと他のプラン(366MB)に比べてきついですが、そもそも1GB/月を超えることはまれなので気にする必要はなさそうです。それでいて月1,000円ほど安くなるわけですから、検討の価値はあります(※3)。

※3 ちなみに、ぼくが考えるIIJmioの長所は「クーポン使用中は3日あたり通信量の制限がない」「128kbps制限時も、実測はもう少し速い」「050Plusなどで利用するポートが今のところ塞がれていない」という三点です。これまで使ったサービスと比較すると、BIGLOBE 3Gは3日あたり366MB制限あり、DTI ServersMan SIMはスペックより実測が少し下回る、b-mobileは定額プランだとVoIPが使えない、とそれぞれ気になる点がありました。

 

切り替えの手間や事務手数料も掛かるのでそんなすぐに乗り換えるのはどうだろう? とも思うのですが、このIIJmioの新プランならうまい妥協点になってくれそうです。というわけで気持ちはテザリングを使い始める方に傾きつつあり、記事タイトルに反して悩みが解決してしまったかもしれません。

<

p style=”font-size: 20px;”>

このブログの人気の投稿

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS750シリーズと比べると

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な