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楽天モバイル「格安スマホアンバサダー」イベントに参加しました。その2

おはようございます、モバ(@yubile)です。

少し間が空きましたが、前回の続き。今度はファーウェイジャパン吉本さんの、honor6 Plusに関するお話です。

 

キッズケータイやみまもりケータイなどに縁がない独り身男なので、ファーウェイといえばイーモバイルのモデムやルーター、あるいはIDEOSのイメージでした。他に印象に残っていたのは、ネットワーク設備も作っていて、アメリカ政府に安全保障上ファーウェイの機器は入れないと言われた件でしょうか。

Ascendシリーズの存在を知ってはいましたが、SIMフリーが国内市場に投入されるまで「ふーん」という感じで無関心だったのは確かです。

そこに現れたのが、honor6 Plus。2008年からずっとiPhoneをメイン機種にしてきて現在6 Plusを愛用するぼくとしては、いろんな意味でとてもとても気になる代物でした。

honorシリーズは通販のみで販売され、Xiaomi(小米)への対抗商品でもあるそうです。うーん、ややこしい。

さて、お話が始まる前に、噂のhonor6 Plusが参加者に配られました。

 

 

 

honor6 Plus

外装をぱっと見た印象は「iPhone 4にXperia Zのエッセンスを足して5.5インチに拡大した」という感じ。フルタッチスクリーンだし、デザインのバリエーションに限界はあるんだろうなーでも名前からして意識しまくりだよなーとしみじみ。

Androidにかぶせたファーウェイの「Emotion UI」は初体験でしたが、ロック画面だとiOSのコントロールセンターそっくりのパネルが呼び出せたり、アイコンの雰囲気がiOS7っぽかったり、アプリケーションドロワーの概念がなくてアプリがホーム画面に並ぶのもiOSっぽいなーと。逆に、iPhoneからAndroidに移る時の違和感は少ない、かもしれません。

プレゼンは、やはりというべきかiPhone 6 Plusとの比較(一部サムスンGalaxy Noteなどもありましたが)が散りばめられ、意識しているのだなと思わせました。直接的な比較広告は日本ではあまり見られませんしね。もっとも、本社の人間がプレゼンするともっとすごいことになる、自分はソフトな方だ、とのコメントもありましたが。

 

iPhoneを意識したプレゼン

 

セールスポイントがいろいろ説明されましたが、気になったのは

・ダブルレンズのカメラ

・オクタコア+3GBメモリ

・大容量3600mAhバッテリー

・ジャパンディスプレイ製のIPS液晶

といったところでしょうか。特に液晶はとても美しく、カメラと相まって写真を撮るのがとても楽しそうです(このあたりは今後、別にレビューしたいと思います)。

honor6 Plusセールスポイント

 

いちばんの売り、カメラ機能はたしかに面白そうでした。また、オクタコアの恩恵なのか動作もキビキビしていて好感触。ただ、ワイドアパーチャ機能は使いこなすのにちょっと練習が必要そうだなと感じました(ちなみに、露出補正のUIもiPhoneによく似ています)。

せっかく特徴的なカメラなので、サードパーティアプリで利用できるようにしないのか質問してみましたが、特にそういう動きはなさそうでした。残念です。あと、ダブルレンズを活かして3D撮影とかできないのかなと思ったのですが聞きそびれました。

弱点というか残念なのは、やはりLTE対応周波数ですね。

FD-LTEはBand1/3/7のみでドコモのBand19(800MHz帯)に非対応、ドコモのBand3はいわゆる東名阪エリアなので全国展開ではありません。

Band3の場合、もしかするとワイモバイル(とダブルLTEで乗り入れてるソフトバンク)の方がマシだったり……?ちなみにTD-LTEもBand41対応というのは間違い(日本のそれと微妙に周波数帯がズレている、とのこと)だそうで、AXGPやWiMAX2をどうにかというのも無理そうです。

普段の生活圏ではBand1だけでさほど支障ないことは分かっているので個人的には良いのですが、日本に持ってくるならもう一歩カスタマイズして欲しかったなーとは思います。

ともあれ、何だかんだでハイエンドであることには変わりありませんし、もしもらえたら嬉しいなーと大穴予想した機種ですから、喜びは一入です。

 

オマケその1

電源投入時にデカデカと「楽天モバイル」のロゴが出ること、楽天がらみのアプリが大量にプリインストールされています。ロゴに関しては、ファーウェイが公式オンラインショップ「Vモール」で単体販売しているのも同じモノだそうなので、端末は欲しいけど楽天モバイルは要らないな、という向きにはちょっとつらい話です。

オマケその2

ファーウェイ製端末には日本製の部品が多く使われていて、部品の購入額はファーウェイジャパンの売り上げを上回るとか。ただちょっと不安なのは、メインCPUが自社(というか子会社)製なことでしょうか。同じく自社製のExynosを使うサムスンGalaxyでは、バックドアとして使える脆弱性が発見されていますし、気になるところです。

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