ICONIA W4とAterm MR03LNでちょっと誤算だったこと

こんばんは、モバです。

スノーボード女子パラレル大回転、惜しかったですね。最後の最後に……。ある意味ドラマチックではありましたが。

 

艦これ用タブレットとして購入したICONIA W4(以下W4)と、その相方とも言えるモバイルルータAterm MR03LN(以下MR03)ですが、使い込むうちに気になる点が出てきました。

※ W4に関する以前の記事はこちらこちら、そしてこちら。MR03についてはこちらこちらに書いています。

 

W4での誤算

まずW4ですが、最近は自宅でHDMI出力とBluetoothキーボード&マウスを使うケースが増えてきました。

すると、Bluetoothキーボードでの文字入力で、いわゆるチャタリングっぽい現象に悩まされるようになりました。調べてみると、おそらく原因は艦これ。CPU使用率が上がっているタイミングでの入力がおかしくなるようです。まあ、もともとギリギリっぽい感じで動いてはいましたし、有線接続よりCPU負荷は大きいんだろうなと想像してはいましたが……。

二つの解決策を考えました。

一つは、USBキーボードを使うこと。Bluetoothよりはだいぶマシなようです。しかし、W4は充電兼用のmicroUSB端子ひとつしかありませんので、キーボード使用中はバッテリ駆動になります。充電してくれるUSBハブでも出れば最高なのですが。

もう一つは、単に艦これの時に文字入力はしない、というだけの消極的解決法。もっと細かくいえば、航空戦や魚雷など負荷の高そうなアニメーションをしている時はキーボードに触らず、画面が落ち着いた時に操作すること。正直、マルチタスクできなくて何のためのPCなのかよく分かりませんが……かつてのCD-Rドライブ黎明期みたいなもんですね。

ここまで書いていて、もう一つ思いつきました。W4以外のマシンを使うこと、です。本末転倒極まりない話ですが。

 

 

MR03での誤算

気になるのは、やはりBluetooth絡みです。

理想としてはWAN回線を持たない端末(Nexus 7やiPod touchなど)からBluetoothで常時接続っぽい感じにしたかったわけです。Skypeや050系アプリなどの常時待ち受けができるかな、と。

で、こういうのはたとえ周囲により速いネットワーク(公衆無線LANなど)があったとしても、できればネットワークの切り替え自体が起きて欲しくないわけです。

そこで、MR03が公衆無線LANをWANとして使えることを利用して、LTEと無線LANをうまく切り替えながら、Bluetoothでバッテリーに優しく常時接続できるといいな、と考えていました。ついでに自宅の無線を優先的に繋がるようにしておくと、帰宅後に休止し忘れてもムダにパケット食わなくて済むんでいいかな、とも。

 

また、iPhoneはBluetooth PAN接続ができないためMR03と繋がらないのですが、逆に言うとiPhoneで撮影した写真を勝手にフォトストリームにアップロードされないということにもなります。

MR03をWi-Fiモードで使い、iPhoneだけWi-Fiをオフにする手もあるのですが、位置情報の補助に使われるらしいのでできればオンにしておきたい。しかしiCloudキーチェーンのおかげでオンにした途端(他のデバイスからシンクした設定で)繋がってしまう。

そんなわけで、Bluetoothいいんじゃないかな? と。

 

ところが、メーカーサイトのマニュアル正誤表を見てみると「Wi-Fi とBluetooth の同時利用は可能ですが、速度が遅いなどの 影響が出る可能性があります。」という文言が「Wi-FiとBluetoothの同時利用はできません。」に差し替えられていました!

つまり、Bluetooth使うならLTEのみというわけです。ちなみに、iOS/Android用アプリ「Aterm Mobile Tool」を使うと無理やりBluetooth+Wi-Fiという状況を作ることができますが、しばらく通信しているとWAN側のWi-FiがLTEに切り替わり、Bluetooth接続も切れます。

 

正直、これはちょっと当てが外れました。まあ、自分の使用状況からするとLTEのみでも何とかなりそうではあるんですが、せっかくの機能を活かせないのは残念です。

 

あともうひとつ、これは誤算というより疑問なのですが、本体でECOモード(バッテリーを最大までは充電させないことで、バッテリーの利用可能期間を延ばす)をオフにしたところ、5GHz帯もいっしょにオフにされてしまいました。

ブラウザから管理画面に飛んでみると5GHzがオンになっているので大丈夫とは思うのですが、イマイチよく分かりません。

 

 

まあ、とりあえず

どっちもささやかな話と言えばそうなんですが、でもできれば何とかしたいところです。

 

せっかくなので「ケッコンカッコカリ」を録画してみた。 #艦これ

こんにちは、葛西選手の銀メダルを見逃してちょっと悔しいモバです。ああいうのってリアルタイムで見てナンボだと思うので……。

 

さて、今日は艦これ+Macの話題。

2/14のアップデートで、いわゆるレベルキャップ解放に当たる「ケッコンカッコカリ」が実装されました。

レベル99に達した艦娘にアイテム「書類一式」を使うことで、レベル150まで解放され、耐久値や運がちょっと上がります。

 

で、せっかくのイベントなので(「書類一式」が2つ以上欲しい場合は課金が必要ですし)、どうせなら静止画スクリーンショットではなく動画で記念に残しておきたいなと考えて、Macでのやり方を調べてみました。

ニコ生での放送や、ソフトやサービスの紹介ビデオ、音声入り操作チュートリアルビデオの作成などにも応用が利くと思います。

 

1.必要なもの

・QuickTime Player X

音声が要らないのであれば、これだけでOKです。

 

・Soundflower(ダウンロードはこちら

QuickTime Player Xのみだと、スピーカーからの出力を音声入力のソースにすることができません。まあ、ヘッドホン端子からUSBオーディオの入力に回すとかそういう手もありそうですが、今回はポピュラーなSoundflowerというツールを使います。

 

・LadioCast(作者ブログはこちら

キャプチャ用というよりは、インターネットラジオのためのサウンドミキサーです。ニコ生のSkype音声をミックスするとか、操作動画にナレーションを入れるとか、本来はそういう用途に使うものです。

単にゲーム音声と動画をいっしょに入れたいだけなら必要ないのですが、Soundflowerだけだとせっかくのイベントボイスがリアルタイムでは聴けません。そこで、LadioCastを「音声をモニターしながら録音する」ために使います。

 

2.手順

(1) SoundflowerとLadioCastをインストール

(2) システム環境設定>サウンドより、出力と入力をSoundflowerにしておく(今回は2ch)

スクリーンショット 2014 02 17 03 29 12スクリーンショット 2014 02 17 03 29 18

(3) LadioCastを起動し、入力1をSoundflower (2ch)、出力メインを「内蔵出力」にしておく

スクリーンショット 2014 02 17 03 27 45

(4) QuickTime Playerを起動し、新規画面収録を選ぶ。

スクリーンショット 2014 02 17 03 28 39

(5) 右の下向き三角形をクリックして、Soundflower (2ch)を選ぶ

スクリーンショット 2014 02 17 03 28 43

 

(6) 赤い○ボタンを押すと録画準備。一部だけ録画するなら範囲をドラッグで指定、フルスクリーンで録画したいならそのままクリック

 

 

あとはゲームを起動して、うまくやりましょう。今回のようにゲーム画面を録画しておきたいだけなら、これで十分です。

LadioCastの入出力を変えれば、実況動画も作れることでしょう。

 

Xperia Z C6603 (BootLoader Locked)をroot維持したまま10.4.1.B.0.101にアッ プデートする

こんばんは、モバです。

昨夜のフィギュアスケート男子、羽生結弦がやってくれましたね。大舞台でここぞという時に結果を出せるメンタルの強さ、見習いたいものです。

 

さて、そんなフィギュアスケートを見ながらXperia Zのアップデート作業を行っていたのですが、思ったより難航してしまいました。自分用メモを兼ねて残しておきます。

なお、あくまで「ぼくがやってみたケース」であり、いずれの作業についても何かを保証できるものでないことはご了承ください。また、root化はそもそも大きなリスクを伴う行為です。この記事をお読みになって作業される場合も、ご自身の責任において行ってください。

 

 

まず前提として、

・作業開始時点のバージョンは10.3.1.A.0.244(root化済み)

・TWRPとCWMはインストール済み(ただし起動せず)

・Android SDKとFlashToolはVMWare Fusion上のWindows XPにセットアップ済み

・rootは維持したい(Xposedモジュールを使いたいので)

・データは消えても構わない(アプリを整理したかったので)

という条件で作業しています。

 

 

[STOCK][C6603][4.3] Update to 10.4.1.B.0.101 [Root & XZDR][LB/UB] – xda-developers

を参考に、必要なファイル(Strippedなftf、Flashableなzip)を揃えました。

Flashable ZipをmicroSDのルートに、ftfはFlashToolのfirmwareフォルダにコピーし、サクッとTWRPで……と思ったらここで最初の失敗。TWRPが起動できません。ROM Mangerというアプリを起動して確認してみると、CWMとTWRPがインストールされていると表示されるのですが、「リカバリにリブート」を選んでも普通に起動してしまいます。

そこで、上記ページのリンクからXZDualRecoveryをDLし、「USBデバッグ」と念のため「提供元不明のアプリ」をオンにしてPCから再インストールしてみることに。

すると、インストール作業そのものは普通に完了するのですが、やっぱりリカバリが起動しません。

 

こういう時はいったん全てをリセットしてみるべきだと思い、SUSで初期化してみました。ここからroot化すればいいやん、と。

特にトラブルもなく素の10.4.1.B.0.101になりましたが、Android 4.3ベースのXperia Zファームウェアはまだワンクリックroot化が確立していないことが判明。やはり最初の方法でroot化済みのままアップデートするしかないようです。

 

そこで、手持ちのftfからroot化が確実そうなバージョンのものを選んでFlashToolでダウングレード。今回は10.1.1.A.1.253に落としてみました。

キューブ実験室: 【Xperia】各機種ワンクリックroot取得【GX ~ A/MIKU 等】

続いて、上記サイトから感謝とともにワンクリックrootツールをDLし、サクッとroot取得。そのままXZDualRecoveryをインストールし、TWRPを起動してFlashableなzipをflashし、reboot > power offでいったん電源を切ります。

その後、FlashToolでStrippedなftfをflashすると……「ねんがんの 4.3を てにいれたぞ!」

 

 

以上です。この後にめんどくさい作業(Xposedのインストールなど)が待っているのですが、ひとつの山は越えた、という感じです。

 

今回の作業でとりあえず言えることは、「困ったらググれ!」「XDAフォーラムを隅から隅まで読め!」です。

Xperiaはグローバルモデルも多く存在する人気シリーズなので、カスタムROMや便利なツールもXDAにたくさんあります。XDAに集まるような知識と技術のあるユーザーに人気ということは、トラブルに関してもフォーラムを読めば対処が分かるケースも多くあります。

開発スキルがなくとも、自分でちゃんと調べる気持ちさえあれば、Xperiaシリーズのカスタムは簡単な部類だと思います。

Aterm MR03LNを買ってきた!

こんばんは、モバです。

2014年もあっという間に2月です。もうすぐソチ五輪も始まりますね。早いものです。

 

さて、こちらの記事で書いたとおり、NECのLTEモバイルルータ Aterm MR03LNをイオンで予約し、今日引き取ってきました。

軽く使った印象をまとめてみます。

・形状と大きさはiPod Classicぐらい。Mobile CubeやL-04Dを使っていたので少し大きく感じるけど、まあ問題なし

・タッチパネル付き液晶で、3G/LTEオンオフ、5GHzオンオフ、公衆無線LANオンオフ、BT/Wi-Fi切り替えなどが本体のみで行える

・BIGLOBE/IIJmio/b-mobile 4GのAPN設定と、BBモバイルポイント/Wi2 300の公衆無線LAN設定があらかじめ用意されているのでラクだった

・5GHz帯は屋外での使用禁止であるため、オンにする時必ず確認されるのがちょっと鬱陶しいが、電波法違反を防ぐためには仕方ないか

・BluetoothテザリングとWi-Fiテザリングの同時使用は不可っぽい?(公衆無線LANへの接続をBluetoothで中継することはできそう)

・付属ACアダプタは5V/1Aで、端子はmicroUSB。汎用のモノで行けそう

 

以前Aterm WM3600RというWiMAXルーターを使っていたのですが、その時に便利だなと感じた公衆無線LAN接続や、バッテリーを満充電しないECO機能などはきちんと受け継いでいます。

使ってみるまでタッチパネルはオマケ程度に思っていたんですが、本体だけで簡単に「自宅だからLTEオフ、5GHzオン」とか「電波来てるから公衆無線LANオン」と切り替えできるのは予想以上に便利でした。

 

問題は、いちばん期待していたBluetoothテザリングでしょうか。

うちの環境だと仕様的に使えない(iPhone 5)か、スリープ後復帰するとBT接続からやり直し(Iconia W4)というケースがあるためイマイチ活かし切れそうにありません。後者はiPhoneやXperia Zとの組み合わせでも同様だったのですが、もしかしてデバイスが違えば何とかなるかも! と期待していたのですが……。とはいえ、MR03LNが悪いわけではなさそうです。

 

今後はとりあえずそれなりの長時間使ってみて発熱がどうか、充電しながらの使用は可能なのかなどを確かめてみたいと思います。

Ankerの飲食店とな