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おはようございます、モバ(@yubile)です。
今回は出オチというかタイトル落ちというか、まあそのまんまなのですが。
最近、「h.ear in」ことMDR-EX750を衝動買いしました。初めてのハイレゾ対応イヤホンです。
これについてのレビューはいずれ書こうと思いますが、慣れ親しんだソニーの音がさらにクリアに聞こえる感じで、かなり好みです。
MDR-EX750購入を切っ掛けに、最近dアニメとAmazonビデオ専用機と化しつつあったXperia Z3 Tablet Compact(以下Z3TC)を音楽プレーヤーとして復活させました。
Z3TCはXperia Z3シリーズなので、ヘッドホン出力でハイレゾ音源が聴けます。そして、「MP3など圧縮音源をハイレゾ相当にする」と謳うDSEE HX機能も搭載しています。
また一方で、Xperia AXあたりから搭載されているClearAudio+という機能があります。ソニーが機器ごとのお勧め設定に自動で最適化する、というもので、ソニー製テレビなどにも同じ名称の機能が搭載されているようです。ClearBass、x-LOUD、ClearPhaseなど今までのウォークマンやXperiaにあった細かい音質調整を省略して、お勧め一本に絞ることで分かりやすくする狙いがあると思われます。
Z3TCでは、ClearAudio+をオンにするとDSEE HXのみならず、音質に関わる設定がすべてできなくなります(ダイナミックノーマライザーやノイズキャンセルは調節可)。
そんなわけで、どちらが良い音かよく比べてみるのですが、なかなか結論が出ません。
大ざっぱに言って、
DSEE HX……音が少し迫力を失うが、より繊細になった印象
ClearAudio+……ひとつひとつの音がくっきりするが、しつこいと感じる時も
というのがぼくの印象です。正直、曲によってもヘッドホンによっても、はたまた体調や気分でも違ってくるので困ります。これらのオンオフ、特にDSEE HXは「ミュージック」アプリの奥深くになってしまったので(ClearAudioはシステム設定からもオンオフ可)切り替えが面倒くさいんですよね。
ちなみにウォークマンNW-A16の場合、ClearAudio+をオンにするとハイレゾ音源もCD相当の音質にしてから調節される仕組みだそうで、Z3TCも同様なら、せっかくのハイレゾをダウンコンバートするのももったいないと感じてしまいます(まあ、ぼくが聞き分けられない可能性は高いのですが……)。
ただ、アップデートでハイレゾ対応したA16と違い、Z3TCは発売当初からハイレゾ対応ですから、この辺りの事情はまた違ってくるのかもしれません。ソニーに確認してみたいところです。