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Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

広告をブロックしてスッキリする (1)どうやってブロックするのか?

こんにちは、モバ(@yubile)です。スティーブ・ジョブズ氏が亡くなってから、丸1年が過ぎました。早いものです。

iOS 6のマップ問題でCEOのティム・クック氏が謝罪しましたが、もしジョブズが健在だったらどうしていたでしょう?
iPhone 4アンテナゲートのように「問題ない、だが対策は取る」と突っ張っていたでしょうか(もっとも、マップの問題は一朝一夕でどうこうできるものではありませんが)。

そんなとりとめも無いことを考えてしまいました。

 

さて今日のネタは、インターネットと切っても切れない広告のお話。ブログにアフィリエイトを掲出しておいてこんなことを書くのも何ですが、広告をブロックする方法についてまとめてみました。


 

インターネットの様々なサービスが無料で使えるのは広告のおかげだ。しかし画面が広くてマシンパワーや電力に余裕のあるPCならともかく、タブレットやスマートフォンにごてごて広告が出てくると画面が狭くなって鬱陶しいだけでなく、ブラウザの快適さを大きく損なう。

ブログのスマートフォン向けレイアウトでよく出てくる、スクロールを追っかけて画面下に出続けるタイプなどもはっきり言って邪魔だ。それがサイトの内容にそぐわぬエロ広告などであった場合なおさらである。

そもそも、最近はただでさえ通信量上限だの速度制御だのでモバイル通信は圧迫されているわけで、貴重なパケットとバッテリーを消費して不快な広告を見させられるのは理不尽とも言える。

ただ、広告によってサービスやアプリが成り立っているのも確かなので、ブロックするのはどうしても我慢できない広告だけにしておくべきだろう。

 

さて、広告ブロックのやり方としては、

  1. ブラウザの設定や、アドオン/拡張機能などでブロックする
  2. hostsファイルを書き換える
  3. 広告をブロックするプロキシを通してアクセスする

などがある。

1つめはFirefoxのAdblockが代表的だし、Operaには広告に限らずコンテンツ単位でブロックする機能がある。手軽ではあるが、iOSのデフォルトブラウザSafariにはその手の機能がない。Jailbreakすれば可能だが、とりあえずそれは置いておく。

 

2つめのhostsとは、「このアドレスが指定されたらここに繋ぐ」という指示がリストになって書いてあるファイルだ。広告配信サーバのアドレスから127.0.0.1(ループバックアドレスと呼ばれる自分自身を表す特殊なアドレス)に繋ぐようにするなどして広告をブロックできる。

もっとも確実であり、アドオンやアプリを追加するわけではないため余計な処理もなく軽い。たとえばAndroidならAdAwayを使うと、PCで編集したhost.txtを取り込んだりできるため手軽だ。

ただしhostsを下手にいじるとそもそもWebが見られなくなったり、書き換えさせることで知らぬ間に攻撃用サイトに接続させたりなど悪用も十分可能なことから、簡単にはアクセスできないし変更できないようになっている。ゆえにiOSではJailbreak、Androidではroot取得が必須となるから、スキルが見合わないならお勧めしない。

正直なところ、最近はどちらのOSも脱獄やroot化を積極的にするメリットはさほどない。

 

そして3つめの方法として、MacのGlimmerBlockerを挙げたい。GlimmerBlockerはProxomitronやpolipoなどと同様にローカルで動作するプロキシだが、機能としては広告ブロック専用である。便利なのは、同じLAN内の他のマシン(OSは問わない)からもプロキシとして使えること。常時動作するMacにGlimmerBlockerを設定しておけば、他のマシンはプロキシを設定するだけで恩恵に与ることができる。

難点はどうしてもスピードが落ちることと、2.3以前のAndroidはFirefoxやOperaなどのプロキシ対応ブラウザか、root化必須のProxyDroidなどのユーティリティを使うしかないこと。4.0以降ならWi-Fi設定にプロキシの設定が追加されているので問題ないのだが。

ちなみに少々迂遠だが、VPNで自宅LANにアクセスしてプロキシを通すということもできる。3G回線でそこまでやると二重に速度ダウンして残念な結果になるが、LTEあるいは公衆無線LANやWiMAXなら我慢できるレベルの速度で使えることもあるだろう。

 

ところで、どの方法を選ぶにしても、いちばん面倒なのはブロック対象を決めることだ。むやみやたらに弾くと使えなくなるサイトやサービスができるし、管理も面倒になる。またネット上ではhosts.txtを配布しているところもあるが、自分のスタイルに最適かどうかは分からない(最大公約数ではあるだろうが)し、よく分からないまま、DLしたファイルでhostsを安易に書き換えることはリスクを伴うのでお勧めできない。

自分が普段どんなサイトを見て、どんな広告を鬱陶しいと感じるかよくチェックし、ゼロから自分でリストを作っていくのが面倒だがいちばん確実だと思う。

 

<

p style=”font-size: 20px;”>次回は、AdAwayやGlimmerBlockerの使い方についてまとめる予定だ。

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