スキップしてメイン コンテンツに移動

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

広告をブロックしてスッキリする (2)Mac用プロキシ"GlimmerBlocker"を使って みる

おはようございます、モバ(@yubile)です。

iPhone 5、Nexus 7に加えて「BRAVELY DEFAULT – FLYING FAIRY」や「PROJECT X ZONE」の2本が明日届くとあって、遊ぶ時間がちっとも足りません。ちなみにiPod touchも配送待ち(オンラインApple Store予約組なので13日到着予定)ですが、正直このままだと積みゲーならぬ積みガジェットになりかねないなーと思ってたりします。

 

さて、今日のネタは広告ブロック第2弾。Macで動作するオープンソースの広告ブロック用プロキシ「GlimmerBlocker」についてです。なお、GlimmerBlockerにはプロキシとして任意のスクリプトを動作させたりなどの機能もあるようですが、ぼくは単純なブラックリスト&ホワイトリストとしての運用しかしていない初心者であることをあらかじめお断りしておきます。

GlimmerBlockerをインストールすると、システム環境設定にGlimmerBlockerパネルが現れる。スクリーンショット 2012 10 10 22 35 27

起動するとこんな感じ。動作がおかしくなった時は、チェックをオンオフすると復活することが多い。

スクリーンショット 2012 10 06 23 51 07

Filtersタブを開いてみる。ひとつひとつの処理(どのURLをブロックするか)をルールと呼び、そのルールをまとめたものをフィルターと呼んでいる。

フィルターはWebDAV経由で共有することもでき、誰かがそうして共有したフィルターを使わせてもらうこともできる(使っていないので詳細は分からないが)。名前の横に地球アイコンが付いているフィルターが共有のもので、デフォルトではオンだが、日本のサイトではあまり効果が無いのでオフにした。
また、Site enhancementsなどには広告ブロックではなく、Youtubeにダウンロードリンクを表示するなど利便性の高いルールが入っていたりする。JavaScriptが書けるならカスタマイズを楽しめるだろう。

ただし、最初にお断りした通り今回はあくまで広告のブラックリスト&ホワイトリストとしてだけ扱う。

スクリーンショット 2012 10 06 23 51 15

ルールとアクション一覧の下にある+ボタンを押すと新しいルールを作れる。スクリーンショット 2012 10 10 22 45 35

どのフィルターに入れるかを決め、ブロックするかホワイトリストに入れるか、あるいはスクリプトを動作させる(Modify requestやKeyword URL Expansionがそれに当たる) かを決め、URLを入力する。URLの入力は後述のSuspectsタブから選んでもいいし、ブラウザでブロックしたい広告のHTMLソースを表示させて探すという手もある。広告リンクと画像リンクのサーバが違う場合、広告はブロックされても画像が消えないこともあるため、ソースをチェックした方が確実ではある。

 

Suspectsタブには、GlimmerBlockerが「それらしい」と判断したURLがずらっと並ぶ。

スクリーンショット 2012 10 06 23 50 56

それらしいURLを見つけたら、選択して「Create filter rule…」を押すと、URLが入力された状態でルール設定ダイアログが立ち上がる。

Networkタブでは、プロキシサーバとしての動作を設定する。”Allow iPhones, iPods and other computers to use GlimmerBlocker on this Mac“にチェックを入れ、Proxy port numberに数字を入れると(デフォルトは8228)、同じローカルネットワーク内のマシンからプロキシサーバとして使えるようになる。

また、dolipoやプロバイダ指定のウィルススキャンサーバなどがある場合、下のSite-wide proxyから設定することで

インターネット>他のプロキシ>GlimmerBlocker

という二段構えにもできる。速度的にかなり不利になるが……。

スクリーンショット 2012 10 06 23 51 43

GlimmerBlockerを動作させているMacでは、127.0.0.1で接続する。システム環境設定>ネットワーク設定から「詳細…」ボタンを押し、「プロキシ」タブから設定する。うまく動作しないサイトがあったら、下の「プロキシ設定を使用しないホストとドメイン」にドメインを記入することで直接接続できるようになる。

スクリーンショット 2012 10 10 22 39 27

たとえばiOSの場合、設定>Wi-Fiから、使用するネットワークの横にある「>」を選んで詳細設定に入り、下の方にある「HTTPプロキシ」で設定すれば良い。

2012 10 11 01 41 33

プロキシ設定さえできればOSは問わない。ただし、残念ながら2.3 Gingerbread以前のAndroidはroot化しないとプロキシが使えない点だけは要注意。なお、3.2 Honeycombのデバイスは持っていないので分からないが、4.0 Ice Cream Sandwichと4.1 Jelly Beanではプロキシ設定が可能だ。

 

とりあえず手順をまとめると、

  1. Filtersタブで「俺ルール」を作る(SuspectタブもしくはブラウザでHTMLソースを表示して細かく調べていく)
  2. Networkタブでポート番号を決める。他のマシンからも使いたい場合は”Allow iPhones(以下略)”にチェックを入れる
  3. Setupタブで”Activate GlimmerBlocker”にチェックを入れ、端末側のプロキシ設定を行う

という流れだ。

 

GlimmerBlockerのメリットは、

  • ブロックしたい広告の設定が1台に集約できる
  • 広告以外に「アクセスさせたくないサイト」もブロック可能
  • iOSやAndroidで脱獄・root化などのリスクを冒す必要がない
  • スクリプト次第でより柔軟な運用が可能(実践していないのであくまで予想だが)

といったところ。

デメリットは、

  • 速度が落ちる
  • プロキシを動かすマシンは常に電源オンでなければならない
  • プロキシを通すと使えないサイトがある
  • モバイルに弱い

となるだろうか。

ちなみにモバイルをカバーする方法として、VPN越しにこのプロキシサーバを使うことも可能だ。
広告を読み込まないから軽くなる……と言いたいところだが、さすがに安物機材の適当なVPNだと、速度ロスもそれなりに大きい。回線速度しだいではなかなかイケるものの、トータルでは微妙な所だ。

 

今回はMac専用のGlimmerBlockerを取り上げたが、Windows向けにはProxomitronという強力なローカルプロキシ(広告ブロックではなくサイトカスタマイズに主眼を置いたもの)があり、日本語マニュアルやフィルターデータを配布しているユーザーがいるようだ。
ぼくは使ったことがないので評価はできないが、Windowsでモバイルする方はチェックしてみると良いかもしれない。

 

第3回は少し間を空けて(冒頭にも書いた通りiPod touchや3DSゲームなどいろいろ来るので)、Androidの広告ブロックツール「AdAway」を取り上げてみたいと思う。

このブログの人気の投稿

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な

[自分用メモ] Sony Tablet Pのroot化、Link2SD、Swap設定、フォント変更

こんばんは、モバ( Twitter @yubile 、 G+ )です。 プリモバイル版009Zが届いたのでいじり倒しています。SIMフリーになっていること(BB.exciteのSIMで確認、テザリングも設定を呼び出すアプリを使えば利用可能)と、意外なぐらい動作が速く(ただし純正ホームアプリを除く)防水&ワンセグ付きはありがたいところ。ただデフォルトのAPNだとMMSが送受信できなかったのと、root化の方法がなさそうなのが残念(Android 2.3なのでプリインアプリを凍結するために欲しかった)。   さて今日のネタは、折りたたみ式二画面タブレット、Sony Tablet Pをゴニョゴニョした話。いろいろとクセはありますが面白いマシンであることには変わりないので、root化したついでにいじってみた備忘録です。 ※なお、この記事に書かれていることを実行して何か損害があっても、ぼくや紹介したサイトの方々も補償はできません。くれぐれも自己責任でお願いします。   (1) root化 まず肝心のroot化ですが、Androidをいじり倒そうというなら避けては通れないXDAのフォーラムで、オールインワンツールが配布されています。ちなみに、オールインワンと言っても使用にはAndroid SDKをインストールしたWindows PCなどの下準備が必要です。   S.onyTablet.S v6.4 [ALLinONE] – new: R5A ROOT!!! automatic ICS ROOT!, JB ROOT! – xda-developers         最新の4.0.3 release5aにも対応していますので、うっかりアップデートしてしまった人でもツールの指示に従うだけでroot化が完了します。またroot/unrootだけでなく、公式ファームウェアのアップデート通知が出続ける件を解決するパッチなど、便利なツールもひとまとめになっていてありがたいです。     (2) Link2SD Sony Tablet Pは内部ストレージの容量が1.84GB(設定>ストレージより)と、Sに比べて少ないのが難点です。というわけで、アプリをSDカードにインストールしつつ内部ストレージにインストールしたかのように振る舞う Link2SD を使います。Androidも4.0以降になる

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。