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Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

iPadでnasneはどこまで使えるのか?(※追記あり)

こんばんは、モバ(@yubile)です。先月リリースされたWWEのオフィシャルアプリはなかなか良い出来なのですが、WWEの日本での放送(JSPORTS)は現地から10日遅れなのが悩ましいところ。YouTubeにアップされた現地放送を見たところで、twitterで行うリアルタイム投票に参加できるわけでもありませんしね。まあ、かつては10日どころか3週間ほど遅れていたことを思えば、だいぶマシにはなったんですけどね。

 

さて、今日のネタはソニー「nasne」です。地デジ&BS/CSチューナー搭載型NASというべきシロモノで、7月に発売されたもののトラブルで全回収&無償交換の憂き目に遭った曰く付きのガジェット。
我が家に届いた分は普通に動作したので交換はやめようかと思ったのですが、時間が経ってからトラブルになると困るなと思い、結局交換してもらいました。

そんなわけでやっと本格的に稼働したnasne、我が家にはPS3ぐらいしか対応商品がないので、iPadでどこまでできるかチャレンジしてみました。


 

nasneとの連携を謳っているのは

  • VAIO
  • PlayStation 3
  • PlayStation Vita
  • Xperia
  • SONY/Xperia Tablet

だ(詳しくはこちらを参照)。もっとも自由度が高いのがVAIO(Blu-rayやDVDに保存したいならVAIOを使うしかない)で、次がPS3だろう。

PS3との連携は呆気ないほど簡単で、LANにnasneを接続し、PS3にtorne(トルネ)アプリをインストールして起動するとセットアップできる。ちなみに我が家のPS3にはすでに(ハードウェアの方の)torneを接続していたので、アプリをアップデートしてセットアップした。

PS3からは2つのチューナーと2つの録画先が見えるだけで、予約録画や視聴の基本操作はtorneもnasneも違いはない(速度的な差はあるが)。nasne単体で録画できるので、録画のためだけにPS3を起動しなくて済むのは便利だ。また、CHAN-TORUに登録すると外出先で予約操作ができるのも良い。ただ、CHAN-TORUの番組表はtorneアプリほど使いやすくも速くもないので、予約操作はやはりPS3を使うのがラクではある。

 

さて、nasneはDLNAサーバでもあるので、nasneにある動画はDLNAクライアントを使えば観ることができる。ただし、nasneで録画した番組(著作権保護されたもの)はDTCP-IPに対応していないと再生できない(※1)。

ところが、iOSアプリでDTCP-IPに対応したものは今のところ存在しない(Android版は既に対応済みのTwonky Beamがバージョンアップでの対応を表明しているが、この記事を書いている2012/09/08時点ではまだリリースされていない)。

ひとまずそちらは置いておくとして、とりあえずDLNAサーバとしての機能をチェック。
適当な動画(720pのH.264動画)をPCからコピーし、App Storeを「DLNA」で検索して出てきたいくつかの無料アプリで試してみたところ、なんとも微妙な結果に。

Fusion Stream:サーバはすぐ見える、フォルダもファイルも見えるが、再生はできない
iMediaControl:サーバは見えるが動画ファイルが表示されない
Twonky Beam:再生までは問題なく進むが、一度再生させると、アプリを完全に終了させるまで他の動画が観られなくなる(※2)

あくまで我が家の環境での話だし、有料アプリを探せばまともに再生できるものもあるかもしれないが、あまり試す気にはなれない。ただTwonky Beamはいい線を行っているので、DTCP-IP対応アップデートを期待して待ちたいところ。

 

 

※1
PS3はもちろん対応なので再生できる。
ちょっと便利なのは、XMB(クロスメディアバー)からそのまま動画を観られるため、torneアプリを立ち上げる必要がないこと。torneアプリは起動に時間が掛かるので地味ながら嬉しい。ファイル数が多いとで探すのが少々めんどうなのが難点か。
ちなみにフォルダをたどると「ライブチューナー」という項目があり、現在放送中の番組をストリーミングで観ることができる。TVに繋いでいる場合はあまり意味がないが、TVチューナーのないPC用ディスプレイなどでPS3を使っている時は便利かもしれない。

※2
Xperia rayにAndroid版Twonky Beamを入れて繋いでみたところ、著作権保護ファイルを除いて(Android版はDTCP-IP対応のはずだが、OS4.0以降が必要なため)問題なく再生できた。

 

 

2012/12/06追記

iOS版Twonky Beamがアップデートされ、DTCP-IPに対応。iPhone 5、iPod touch 5G、第3世代iPad(いずれもiOS 6.0.1)でnasneに接続できるようになった。また、Nexus 7ではできなかった標準モードの録画ファイルも再生できた。ただ、コピーやムーブなどは非対応であくまでストリーミング再生のみであること、再生開始まで少し時間が掛かること、早送りや巻戻しをすると挙動がおかしくなること、何よりiPhone 5やiPod touch 5Gのワイド画面にアプリが非対応なのが残念だ。

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p style=”font-size: 20px;”>ちなみにroot化したNexus 7だとDTCP-IPは非対応だが、脱獄したiOSデバイスについては未確認なので、iPod touchを脱獄する機会があれば試してみたいと思っている。

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