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こんにちは、モバ(@yubile)です。今日のネタは以前ちょっと予告したJVCケンウッドのヘッドホン「HA-MX10-B」。業務用向けの、スタジオモニターと呼ばれるジャンルのヘッドホンです。
購入の動機は極めて明快で、「May’nの曲を制作者の意図通りに聴けるはずのヘッドホンだから」。
ブログタイトルの下でさりげなく(?)主張しているとおり、デジタルガジェットとMay’nとWWEをこよなく愛する物欲野郎としてはいずれ買わなくてはならないと思っていたのですが、発売から1年半が過ぎてだいぶ安くなっていたこともあり、今がチャンスと思った次の瞬間にiPadのAmazonアプリでポチってしまいました。
普段の物欲レビューとはちょっと傾向が違うかもしれませんが、よろしくお付き合いください。
ビクターのモニターヘッドフォン「HA-MX10-B」を体験 -AV Watch
上の記事にあるとおり、HA-MX10-Bのコンセプトは「ビクタースタジオのモニタースピーカーをヘッドホンで再現する」ことにある。
HA-MX10-Bはビクタースタジオで使うために作られたヘッドホンであり、2011年2月の段階で既に約半数が置き換えられているとのこと。
であればビクターflying DOGレーベル所属のMay’nがレコーディング時にHA-MX10-Bを使っている可能性が高い。また、レコーディングに当たってエンジニアが基準とする音は、HA-MX10-Bが目指すビクタースタジオのモニタースピーカーであるはずだ。
というわけで、見た目がどうとか他のレビューが良かったからとかそんな次元ではなく、単にMay’nの曲をもっとも忠実に再生してくれるかもという点でのみ購入した。もし彼女がソニーミュージックあたりの所属だったらきっとSONY MDR-CD900STを買っていたに違いない。
インプレスのUSB DACキット(こちらの記事で紹介したもの)に接続して聴いてみたが、いろんな細かい音が音量や向きも含めてきちんと分かるあたりが実に”プロ仕様”というか、音楽を作る側のヘッドホンだと感じた。SHURE SRH840ほどではないがモニターヘッドホンにしては低音も出ているので、聴く側のヘッドホンとしても割と普通に使える。
装着感は悪くはないが良くもないというレベルだが、意外にメガネとあまり干渉しないのは嬉しい。
最悪May’n専用でもいいかと思っていたぐらいなので、これなら十分だ。
気になる点は、プロ仕様のため無料保証がなく初期不良の交換のみなこと、ハウジングが耳を覆うほど大きくはないので押しつぶされる感じがあること、イヤーパッドが使いつぶして交換を前提にしているため死ぬほど安っぽいことぐらい。あと、実はMay’nよりもサザンオールスターズを聴いて感動したことは秘密だ(そういえばサザン&桑田佳祐はビクターの所属だったなあとそこで思い出した)。
ちなみにイヤーパッドが気にくわない場合は、ハウジングの形状が近いSONY MDR-CD900ST、SONY MDR-7506、Beyerdynamic DT250/80、Beyerdynamic DT250/250、SHURE SRH240-Aなどの交換用イヤーパッドが流用できるそうだ。ぼくはとりあえずSRH240-Aのパッド(HPAEC240)を買ってみたが、特に問題なく交換できた。
ともかく、実売13,000円前後とかなり値下がりしている今ならコストパフォーマンスは高い。上に書いた保証や装着感の問題に目をつぶれるなら、試してみる価値はある。
モノの写真が見たいという方は下の記事などをどうぞ。
【新製品レビュー】スタジオを持ち歩く!? 実売約2万円の実力派 -AV Watch
高級ヘッドフォンを一気聴き!:ビクタースタジオと同じ音が手に入る! JVC「HA-MX10-B」 – ITmedia LifeStyle
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