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今朝未明から始まったiOS4.2配布(正確には4.2.1)。大きな違いを感じられそうなので、まずはiPadに入れてみた。気がついた点をいくつか挙げてみたいと思う。
(1) アプリのフォルダ分け
iPhoneではずっと便利に使っていたわけで、待望の機能だ。おかげでホーム画面が1枚でスッキリ収まった。ちなみに試してみたところ、1フォルダにはアプリが20個まで入るらしい。
この話とは少しズレるが、iTunesでホーム画面のアイコンを動かす時、コマンドキーやシフトキーを押しながらクリックすると複数選択できることに今朝気付いた。もしかして以前からこうだったのだろうか?
(2) マルチタスクとメモリ機能の改善(?)
メモリ256MBなのでマルチタスクは正直そんなに要らないんじゃないかと思ったが、驚いたことに意外と安定している。仮想メモリを使うようにでもなったんだろうか(以前は脱獄しないとオンにできなかった)。
ちなみにiMemoryGraphで見てみると、3.2より4.2.1の方がメモリ内訳のActiveやInactiveが少なめに推移している感じ。管理が上手くなったということなのかもしれない。
(3) 入力機能の改善
Dockコネクタ接続の有線キーボード(こちらの記事)でこの記事を書いているが、変換の精度がかなり向上したことと、ユーザー辞書の追加が簡単になったのが嬉しい。まあ欲を言えば、iPad版のATOK Pad(もっと言えばIMEとしての追加)を期待したいところ。
また、ソフトキーボードの方にさり気なく顔文字キーが追加されているが、ハードキーからはワンタッチで使う手段がなさそうなのがちょっと残念。
(4) Safari、Mail周りの改善
Safariは開いているタブの数が分かるようになり、また以前より再読み込みの頻度が減った(上に挙げたメモリ管理の改善のおかげもあり?)。
もともとそんなに不満はないのでこれぐらいしか書くことがないが、ストレスの原因が減るのは良いことだ。
一方Mail.appは、まとめて表示する受信トレイや複数のExchangeアカウント対応などがかなりありがたい。いくつかGmailアカウントを使っているが、すべてIMAPではなくExchangeに切り替えた。
その他Game CenterやAirPrint、AirPlayなどの新機能があるが、ゲームはともかく後の2つは対応機器も持っていないので、今は試しようがない。
iPadはネット端末兼電子書籍リーダーという感じで使っているので、今回のアップデートは地味ながらけっこう嬉しいポイントは多い。ただ、それらはほとんどiOS4の時点で実現されていたことばかりなので、4.2.1ならでは、という恩恵は(個人的には)あまりなかった。
— from iPad