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ウォークマンXのノイズキャンセル機能をiPodに活かす。

以前から試してみたかったNW-X1060の機能のひとつ、「外部入力にノイズキャンセルを掛ける」を実践してみた。

やり方は至って簡単。

(1)オプションの録音用ケーブル(WMC-NWR1)をウォークマンのWM-Portに繋ぐ。
(2)録音用ケーブルを出力したい機器に繋ぐ(ここでは第5世代iPod 60GB+オーディオテクニカ AT-PHA30i)
(3)ウォークマンのNC(ノイズキャンセル)スイッチをオンにする
(4)ウォークマンXのホーム画面から「外部入力」を選ぶ
※ちなみに、WM-Port端子に入力レベルを調整するスイッチがついている。2に切り替えると音量が小さくなる。出力の大きい機械から入力して音割れする時に使うとのこと。今回の組み合わせの場合は特に必要ない、というより1(出力そのままの音量)でもちょっと小さいぐらいだ

これで、ウォークマン全体をノイズキャンセル機能付きイヤホンとして使うことができる。ウォークマン本体での再生時と同じように、ノイズキャンセルのモード(室内、バス/電車、飛行機の3つ)を切り替えたりできる。

音質については、ノイズキャンセルヘッドホンは手持ちにあまりないので比べにくいが、以前試聴したことのあるBOSE QuietComfortほど強力ではない代わりに、オンにしても耳に圧迫感があったりせずに使いやすいという印象。外出時は常用しても良いと思うレベルのノイズキャンセルだ。

ただ、難点もある。

まず、掛かるのはノイズキャンセルだけだということ。イコライザやクリアステレオといった音質調整機能はいっさい使えない点。iPodのイコライザは基本的に残念(昔に比べればずいぶん改良されたが)なので、これが使えれば相当おもしろかったと思うだけに残念。

次に、付属イヤホン(MDR-NWNC20という型番らしい)以外でノイズキャンセルが使えない点。ノイズキャンセルの仕組み(イヤホンにマイクが付いていて外の音を拾い、逆位相の音を出して打ち消す)上しかたないことではあるのだが。

ウォークマンもiPodも小さいとはいえ、二つ持つとそれなりにかさばるという点も難点といえば難点だが、これもどうしようもない。そもそも素直にウォークマンで音楽を聴けば済む話だ。最近はAACが使えるので併用も以前ほど難しくない。

結論としては、「効果はあるけどわざわざやるほどではない」。iPodとウォークマンの”夢のタッグ”を喜べる物好き向けだ。

Posted via email from 物欲スクラップブック

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