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昨日に続いて、困った時にとりあえず試してみる手法、今日は母艦編。母艦はトラブルの原因が多岐に渡るため、優先順位ではなく思いついた順に一般的な対処法をまとめておきたい。なお、昨日と同じくこの方法でトラブルが解決するかどうかは保証できないことをご承知の上で、お読みいただきたい。
1.USBケーブルの差し込み口を変える。
違うハブにしてみる、ハブではなく本体に直に差す、など。iPhoneやiPod全般が認識されない時などには真っ先に試すべき方法。他に「ケーブルそのものを変える」という手も。
2.一度すべてのデータを消して(ミュージックやアプリを同期するチェックマークを外す)から、もう一度入れ直す。
復元は時間が掛かるし、バックアップの状況によってはまれに失敗することもある。その前に一度iPhoneからすべてのデータを削除し、改めて入れ直すと調子が良くなることがある。
3.iTunesライブラリを再構築する。
同期に失敗する原因で意外と多いのが、iTunesのデータが壊れてしまった場合。音楽ファイルがどこかに消失することもあれば、ファイル情報を管理するiTunes Library.xmlが壊れてしまう場合もある。後者の場合はiTunes ライブラリおよびプレイリストを作成し直す方法を試してみると良いだろう。前者の場合は、ファイル復元ソフトなりCDから取り込み直すなりするしかない。
4.OS Xをアップデート(あるいはダウンデート)する。
一時期、脱獄愛用者の間で特定のバージョンのOS XでDFUモードに入れないことが話題になった。普通に使っていれば気にする必要はないはずだが、コンピュータというのは結局動かしてみるまで結果がわからないものだ。OSのバージョンで調べてみると意外と同じ症状に悩む人が見つかったりする。
5.アプリをいったん捨てて、ダウンロードし直す。
同期しようとしたがiTunesにエラーを出された、あるいはインストールはできたものの起動できないなどの場合に、地味だがたまに効果のある方法。今はあまりないがOS2.0の頃はDRMが上手く処理されずにアプリが起動できないトラブルが頻発していた。元のアプリファイルを捨てて再度購入することでDRMの処理を再度やってもらおうというアイデア。実際にそうなっているのかはApp Storeの仕組みを知らないので何とも言えないが。
6.ディスクユーティリティで修復。
OS Xの付属ツール「ディスクユーティリティ」で、アクセス権を修復するという気休めに近い手。だがたまに効果がある(気がする)ので侮れない。Macの付属ディスクやリテール版OSのディスクで起動し、ディスクの修復をするのも気休めとしては有効かもしれない。
以上、Opera mini for iPhoneのニュースを横目に簡単にまとめてみた。