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こんばんは、モバ(@yubile)です。
たまには2月14日を楽しみに待つ生き方をしてみたい今日この頃です。
やっとChronosが……。
Chronosという、普通の腕時計の裏にくっつけて通知や歩数カウントをしてくれるガジェットを昨年注文していまして、いつ来るんだろうと心配していたところ、今年の元日にいきなり届いてびっくりしました。
さっそくチプカシに取り付けて喜んだんですが、
こちらの記事でチラリと書いた通り、接続するとスマホのソフトウェアキーボードが表示できないという割と致命的な不具合がありました。
メーカーに確認してみたところ問題を認識して対応中とのことだったのでじっと待っていたのですが、このほどついに! ファームウェアアップデートによりこの不具合が修正されました!
こちらのiOS用アプリ(Android用アプリもありますが、まだ正式リリース前で機能もiOS版よりちょっと少ないです)をインストールしてペアリングすると、アプリ経由で本体ファームウェアがアップデートできます。
Chronosでできること
機能としては
- フィットネス(歩数、距離、消費カロリー。iPhoneヘルスケアアプリと連携)
- 通知(対応したアプリの通知のみ。LEDの色と振動のパターンを、アプリや連絡先ごとにカスタマイズできる)
- タップして操作(カメラシャッター、音楽再生、スマホ捜索など)
を備えています。スマートウォッチとしてはシンプルですが、主眼はごく普通の腕時計にこれらの機能を追加できることであり、ソニーのWena Wristと似たようなコンセプトと言えるかもしれません。
ChronosがApple Watchに対して有利と思われる点
まず、当たり前ですが好きな時計を選べること。
Chronosはある種の吸盤のように時計の背面にくっつきます。接着剤はもちろん使っていないので着け外し自由ですし、普通に着けていて剥がれないのに外そうと思えば割と簡単だったり、個人的にはChronosそのものよりこの吸着構造の方が興味深いです。
まあそれはともかく、お気に入りの腕時計を使える点はどう足掻いてもApple WatchやAndroid Wearにはできない技です。
さらに、これも当たり前ですが時計とは別のものなので、バッテリーが切れても少なくとも時計としては使えるわけです。バッテリーの切れたスマートウォッチなんて、ただの重たい腕輪でしかありません。
また、ディスプレイが付いていないことから、小さい盤面を注視する必要もなく(光と振動に気をつければいいわけなので)、プライバシーも気にしなくて済みます。
ChronosがApple Watchに対して不利と思われる点
スマートウォッチとしての機能では、どうしてもシンプルになってしまいます。心拍計もありませんし、アプリは追加できませんし、通知もChronosアプリが対応しているアプリのみ可能です。
現時点でメール、カレンダー、Facebook/Twitter/Google+/Instagram/LINE/Pinterest/Twitter/WhatsAppに対応していますが、人によっては足りないことでしょう。
LEDの光る色と、本体振動のパターンをカスタマイズできることは上に書きましたが、つまりそのパターンを覚えておく必要があります。何か分からないけど通知が来たからと、結局スマホを使うのであればスマートウォッチの意味が薄くなってしまいます。
それでも
好みの腕時計が使えるメリットは、何にも代え難い魅力だと思います。