細かすぎて気にされないOS Xの指カーソルの変化。

Lion発売から半年以上も経ってこんなネタも何だが、せっかくなので書いておく。

最近ふと、ハイパーリンクなどをポイントしたときに出る指型カーソルにちょっとした違和感を感じた。指先に少し角度が付いているように見えたのだ。

そこで比較のため、アプリケーション>ユーティリティ>グラブ.appの環境設定パネルをキャプチャしてみた(ちなみにコレ、OS X標準のスクリーンキャプチャ機能で、カーソルを入れて撮りたい場合にいじる設定)。
青と赤の丸で囲んだ二つのカーソルに注目していただきたい。

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これが10.6 Snow Leopardのカーソル。
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これが10.7 Lionのカーソル。

やはり記憶違いではなかったようで、指カーソルのデザインが10.6と10.7で微妙に変更されている。指先に角度が付けられているだけでなく、より緻密に立体的に描き込まれた印象を受ける(そういえば、OS 9以前のカーソルは10.6のものとよく似ていた気がする)。

OS Xはアップグレードごとに外観が変化してきている。それでもなぜか、全体的な印象はさほど変わったように思わないのが不思議なところだ。
アイコンやウィンドウなどに比べると、カーソルのデザインはOSとしての機能に大きな影響を与えるわけではないが、こういう細かいところに気を使うのがAppleらしいといえばAppleらしいのかもしれない。