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Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

PENTAX Qダブルレンズキット到着! ファーストインプレッション

本当はSH-03CとiPhone 4比較記事の第2弾を書く予定だったのに、PENTAX Qが来た瞬間にヤラれてしまったのです。
というわけでPENTAX Q。メディアではホワイトが取り上げられることが非常に多いけれど、ぼくはブラックを購入。
ブラックの方がAuto110の後継機っぽいだとか、Optio i-10はホワイト買ったから今度はブラックでしょうとか(PENTAXのことだからいずれ限定カラーの本体が出そうな予感)いろいろ理由はあれど、まあ結局は好みの問題だ。

とにかく小さい。そして可愛い。Qを目にした家族に「おもちゃ?」「ちゃんと撮れるの?」と言われてしまったが、手にしている本人も疑ってしまうぐらいだ。

04 TOY LENS WIDEを付けた状態は本当におもちゃのカメラ(デジタルですらない)佇まいだ。ただ、これはあくまで正面から見た時の話で、裏を見ればデジカメだとすぐに分かる。表側ほど愛嬌がないとも言えるかもしれない。

レンズも掴むというより”つまむ”サイズ。ダブルレンズキット同梱の02 STANDARD ZOOM(5-15mm/F2.8-4.5、35mm換算で27.5-82.5mmの標準ズーム)は、ズームで繰り出す分が思ったより短かったので一安心。まあ、本体とのバランスを考えるとちょっと大きい。
コンパクト機で28mmからの3倍ズームと考えればもう少し小さくならないものかとは思うが、組み込むレンズと交換式レンズを同列に語るのは不公平か。

操作性は想像していたより悪くない。ぼくの場合は両手の指3本ずつで一眼ふうにホールドすることもできるし、コンデジのように両手を突き出して使うのもアリ。三ヶ所のダイヤルは多少戸惑ったが、慣れでカバーできると判断。
メニューはペンタックスの一眼レフやコンパクト機を使っていればあまり迷わない。ただ、カスタムイメージとスマートエフェクトとデジタルフィルターの使い分け、あるいは組み合わせが悩ましい。

何枚か撮ってみたが、ISO800ぐらいまでは個人的にじゅうぶん許容範囲。むしろ高感度ノイズについては悔しいがK-7より具合が良いかもしれないとさえ感じた。被写界深度の関係でボケにくいのも、ブツ撮りの多い自分の使い方なら絞らずに済むメリットの方が大きい。
さらに悲しいことにK-7よりAFが速い。まあ、うちのK-7のレンズがあまりいいものじゃない(超音波モーターどころか純正ですらない)のだが、それを差し引いても「ペンタのレンズ交換式カメラでは」速い方だ(2011.09.16補足※01と02はAFモーター内蔵らしい。ちなみに03〜05はMF専用)。

PENTAX QはRAW保存に対応しているが(AdobeのDNG形式で保存される)、RAWの出番はあまり多くないかもしれないと現時点では感じている。
まずファイルサイズ。画素数的にRAWがK-7と同等ぐらいなのは仕方ないとして、最高画質設定のJPEGだとK-7が7MB程度なのに対してQだと3MB少々なため、RAWとJPEGで撮れる枚数の差がかなり開く。
また、RAWだと連写コマ数が落ちる上に、HDRやテーブルフォト、ボケコントロールなどJPEG固定でRAWが使えないものも割と多い。
何よりこのカメラの性格的に、RAWをPCでちまちま現像するよりカメラのセッティングをいろいろいじって出たとこ勝負する機動性重視のやり方の方が相応しいのではないだろうか。

あんまり小難しいこと考えちゃダメよ、と言われているような気にさせるカメラだと思う。実に可愛い。じっくりと付き合って行きたい。

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