スキップしてメイン コンテンツに移動

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

ロジクールの多機能マウス、Wireless Mouse G700を(メーカー非対応の)Macで 使う。

少し前にロジクールのアウトレットストアでWireless Mouse G700というマウスを買った。海外ではゲーミングマウスとして売られているものだが、日本ではクリエイティブプロフェッショナル仕様マウスという扱いのようだ。
Logicool Wireless Mouse G700
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/mice-pointers/mice/devices/7244

主な特徴は
・プログラマブルな13ボタン(左右クリック、ホイールボタンおよびホイールの左右へのチルトを含む)
・ボタンのカスタマイズをプロファイルとして、5つまでマウス内蔵メモリに記憶
・200dpiから5700dpiまでの解像度可変
・MX-Rからお馴染みの高速スクロールホイール(個人的には自動切り替えが無くなったのが非常に残念)
・microUSBケーブル脱着で有線式と無線式の切り替え可能(ケーブル接続が優先されるので、モバイル機にレシーバを着けておいてデスクトップ機にケーブルで繋ぎ充電しつつ使う、という芸当もできる。あまりモバイル向けのマウスとは思えないが)
・充電池入れ替え可能(エネループ搭載)

といったところ。重くてでかいこと、電池がかなりもたない(下手すると1日で切れ掛かる)こと、付属ケーブルがいささか固いことなど難点はあるが、反応はいいしボタンが多くて便利だし、なかなか良いマウスだと思う。

さて、このG700、ボタン設定にWindows版SetPointが必要であり、残念ながらMacのLogicool Control Centerでは認識すらしない。が、やりようはある。

ひとつはシェアウェアの汎用マウスドライバ「ステアーマウス」を使うこと。最近のバージョンでG700に対応したので、これを導入すればボタンを好きにカスタマイズできる。
ステアーマウス
http://www.plentycom.jp/steermouse/

そしてもうひとつは、「Windows環境があれば」という但し書き付きだが、Windowsで設定すること。G700はオンボードメモリにボタンの設定を記録するので、WindowsにSetPointをインストールしてMac用のキー割当てをカスタマイズすれば、Macに繋いでもそれが反映される。プロファイルは5つあるので、MacとWindowsで使い分けたりもできる。

ここでひとつ困るのが、MacのCommandキーはWindowsキーと対応しているのに、SetPointではWindowsキーを含むショートカットが割当てられないこと。
SetPointのマクロエディタを使ってマクロを割当てるという手もあるようだが、うちの環境では上手くいかなかった。

そこで、KeyRemap4MacBookというフリーウェアを使った。
KeyRemap4MacBook
http://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/index.html.ja

これでMac側のCommandキーとOptionキーを入れ替え、SetPointでAltキー(MacでのOptionキーに当たる)を組み合わせたショートカット(Alt+Wで「閉じる」とか)を記録させればOK。ちなみにG700はキーボードとして認識されるので、システム環境設定>キーボードの「修飾キー」でCommandとOptionを入れ替えたりもしてみたがダメだった。

ここまで策を弄して使う価値があるかと言われれば、あると言える。プロファイルが5つまで記録できるため、Mac/Windows/Linuxで同じマウスを使い回せるのは非常に便利。また、カーソル速度を調整して素早く動かしたりゆっくり正確に動かしたりできるのも嬉しい。

7月のMac OS X Lionや来年のWindows 8でマウス自体が”要らない子”になってしまう可能性はあるが、それでもこの快適さなら買って良かったと感じる。

Posted via email from 物欲スクラップブック

このブログの人気の投稿

[自分用メモ] Sony Tablet Pのroot化、Link2SD、Swap設定、フォント変更

こんばんは、モバ( Twitter @yubile 、 G+ )です。 プリモバイル版009Zが届いたのでいじり倒しています。SIMフリーになっていること(BB.exciteのSIMで確認、テザリングも設定を呼び出すアプリを使えば利用可能)と、意外なぐらい動作が速く(ただし純正ホームアプリを除く)防水&ワンセグ付きはありがたいところ。ただデフォルトのAPNだとMMSが送受信できなかったのと、root化の方法がなさそうなのが残念(Android 2.3なのでプリインアプリを凍結するために欲しかった)。   さて今日のネタは、折りたたみ式二画面タブレット、Sony Tablet Pをゴニョゴニョした話。いろいろとクセはありますが面白いマシンであることには変わりないので、root化したついでにいじってみた備忘録です。 ※なお、この記事に書かれていることを実行して何か損害があっても、ぼくや紹介したサイトの方々も補償はできません。くれぐれも自己責任でお願いします。   (1) root化 まず肝心のroot化ですが、Androidをいじり倒そうというなら避けては通れないXDAのフォーラムで、オールインワンツールが配布されています。ちなみに、オールインワンと言っても使用にはAndroid SDKをインストールしたWindows PCなどの下準備が必要です。   S.onyTablet.S v6.4 [ALLinONE] – new: R5A ROOT!!! automatic ICS ROOT!, JB ROOT! – xda-developers         最新の4.0.3 release5aにも対応していますので、うっかりアップデートしてしまった人でもツールの指示に従うだけでroot化が完了します。またroot/unrootだけでなく、公式ファームウェアのアップデート通知が出続ける件を解決するパッチなど、便利なツールもひとまとめになっていてありがたいです。     (2) Link2SD Sony Tablet Pは内部ストレージの容量が1.84GB(設定>ストレージより)と、Sに比べて少ないのが難点です。というわけで、アプリをSDカードにインストールしつつ内部ストレージにインストールしたかのように振る舞う Link2SD を使います。Androidも4.0以降になる

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。