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Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

Sony Reader Touch Edition ファーストインプレッション補足。

日本版のSony Readerには通信機能がない、ということは発表時点から分かっている弱点であって、今さら指摘する必要はない。というより、使えば使うほどツッコミたい点が増えて、正直「通信機能なんてささいなこと」という心境になりつつある。

メモリカード内の音楽を全曲ランダム再生できない
これはReader本体メモリにあらかじめ入っている「ユーザーガイド」に明記されているので、仕様らしい。アルバム単位でのみ再生可能とのこと。オプションでのシャッフル再生も、あくまでアルバム内のみ。
8GB程度のMSやSDが安価で手に入る時代、アルバム1枚をWAVで入れた所で10枚分は軽く収まるわけで、まさかこんな所にMD時代を引きずっているとは思わなかった。これなら、iPodやWalkmanを別に使う方が遥かに便利だ。「音楽を聴きながら読書」を売りにしているのに、なんという為体!

「コレクション」機能の貧弱さ
音楽プレイヤーでいうところの「プレイリスト」機能に当たるのが「コレクション」なのだが、「コレクションの保存先と同じ場所にあるファイルしか入れられない」という制限がある。たとえばコレクションをSDカードに保存する場合、リストに追加できるのはSDカード内の書籍ファイルだけ。カードを抜き差しすることを想定した仕様なのだろうが、あまり親切とは言えない。書籍ファイルには場所を示すアイコン(内蔵メモリには何も付かない)があるため判断に困るわけではないが……。

批判するばかりというのも何なので、良いところも。
音楽再生時の音質
さすがソニーというべきか、悪くないと感じた。ただ、ちょっと音量が不足しているような感じがする。ER-4Sのようなインピーダンスの高いヘッドホンを使うと、音量がとれなくて困るかもしれない。

便利そうなマーカー、メモ
書籍の文字をハイライトするマーカー機能、手書きメモ機能は便利。とくにマーカー機能は、マーカーをつけた場所を一覧できるので学習などにも使えそうな感じだ。ソフトウェアキーボードを呼び出して使うテキストメモ機能は、キーボード自体のレスポンスは悪くないがわざわざ使うかというと微妙な感じ。

ちなみに、前回の記事で書いたPDFの解像度が低いという点については、元ファイルの画質が良ければかなりマシにはなる。ただし漫画などではあまりお勧めできない。文字サイズによっては吹き出しがかなり読みづらいためだ。活字よりも描き文字の方が読みやすかったりする。セリフを重視しないタイプの漫画ならイケなくもないが、そこまでしてReaderを使うべきとも思えない。

一方で、収録されている立ち読み版のXMDFなどは(当然だが)普通に楽しく読める。やはり、明日オープンするReader Storeの品揃えがすべてを決めるということだろう。

#ところで、サンプル書籍の中に「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則」が入っているのは、いわゆるソニージョークというやつなのだろうか?

Posted via email from 物欲スクラップブック

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