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Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

torneも加わって複雑化した半自動録画システム。勝利の鍵はPSP!

 これまでこの記事この記事この記事などで書いてきた、Mac mini + Friio + NAS + PS3 + PSPによる「半自動録画システム」。
 といっても特に難しいことはなくて、BootCampでWindowsマシン化したMac miniにFriioを繋いでセットアップし、録画データの保存先をDLNA機能のあるNASにしておけば、PS3(とPSPのリモートプレイ)で楽しめますよ、というお話だ。

 そしてさらに今回、ようやくPS3用地デジチューナー“torne”を入手することができたので、換装して容量がダダ余りのPS3内蔵HDDを活用するためにもさっそく繋いでみることにした。

 が、アンテナ配線さえ気をつければ何の問題もなく接続が完了し、記事のネタにするようなことも起きず、あっさりとPS3で地デジが見られるようになってしまった。正直拍子抜けだが、これぐらい簡単でなければ家庭用ゲーム機の周辺機器としては失格とも言える。
 肝心のtorneの使用感だが、ゲーム機のようなUIで番組表をめくるのはなかなか楽しい。画質はアンテナに左右されるところが大きいのだろうが、我が家では視聴中ときどき音が飛んでいたような気がする。ゲーム中の同時録画も対応しているらしいが、反応がシビアなゲームなどでは止しておいた方が良いのかもしれない。

 torneはPSPリモートプレイ対応(ただしインターネット経由での接続はダメらしい)で録画および視聴がすべて操作可能であり、ダビング10の範囲ならばPS3でエンコードしてPSPのメモリースティック(もしくはPSP goの内蔵メモリ)に書き込むこともできる。特に意図したわけではないが、PSPを軸にしたモバイルビデオ環境が出来上がりつつあるようだ。

 保存や応用が利く代わりにPCから録画設定をしなくてはならないFriioか、融通が利かない代わりにリアルタイム視聴も可能なtorneか。どちらか一方ではなく、選べるという意味はかなり大きい。

 とりあえず、保存しておきたい、何度か見返したい番組はFriioであらかじめ録っておき、見たいことは見たいが見終わったら捨てる可能性の高そうな番組はtorneに任せる。BGM代わりに流しておくのは普通のTV。その気になれば3チャンネルを同時に視聴することもできる。連動などするわけではないので少々面倒ではあるが、自由度の高い仕組みが出来上がったと言えるのではないか。……ある意味ヒキコモリ養成システムという気もするが。

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