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少々遅ればせながら、キングジムのポメラプレミアムモデルことDM20を購入。色はバイソンブラウンを選んだ。同時にレーシングカーボンの着せ替えパネルも買ったので、リザードブラックだとおもしろくないからだ。
買った動機はこのブログを含むいろんな原稿の下書き、それとメモ。あまり図の要らない講義ならこれでメモが取れるかな、という目論見もいちおうある。昔はVisorとTargusの折りたたみキーボードで同じようなことをしていたし。
今の体制としては、ポメラで下書き→NetWalkerで仕上げ(orブログに投稿)、という流れだ。ポメラに足りない文書の仕上げや通信機能はNetWalkerでフォローできる(正直、NetWalkerにプリインストールされたOOoが役に立つ日が来るとは思わなかった)。
ちなみに両機器ともmicroSDスロットが頻繁な抜き差しに向いていない形状をしているが、NetWalkerとUSB接続すると本体メモリはマウントできる(我が家のiMac(Late 2006、Snow Leopard)ではポメラを全くマウントしなかった)。microSDは小さすぎて外で抜き差しするのは不安だし、バッテリーに余裕を持たせてケーブルを使う方が楽だと思う。
さて、すでにポメラについてはあちこちでレビューやらノウハウやら掲載されているのであまり書くこともないのだが、個人的な印象をいくつか。
良いと思った点
(1)キーボードは十分タッチタイプできるしたわみも想定内
(2)フォントが思ったより好み
(3)文字と背景の色を入れ替えるなど細かい設定が意外と豊富
(1)も(2)も好みの問題ではあるが、道具として使う(そして入れ替えが利かない)以上はデフォルトのものに馴染めるかどうかがポイントになるわけで、その点でポメラは幸いにもぼくの許容範囲内に収まった。まあ、最近よく使っているNetWalkerやエレコムの超小型BTキーボードで鍛えられたおかげというのもあるかもしれないが、ともかくわりと普通にタッチタイプできるレベルのキーボードであることは間違いない。
液晶も見やすいし、黒地に白文字という設定ができるのも、普段そういう設定のエディタをよく使う身としては地味にうれしい。
気になった点
(1)思ったより小さいが思ったより重たい
(2)microSDカードは出し入れしづらく、フォーマットも遅い
(3)着せ替えパネルが微妙に安っぽい
どれも、そうなってしまっている理由が何となく分かる(キーボードの作りはある程度しっかりしてないといけないとか、ポメラの処理能力がテキスト処理に特化した分貧弱なんだろうとか)が、がんばって欲しいところでもある。特に重さ。
トータルで見て機能的に不満はない。そもそもこれ以上の多機能を望むときっと軽快さが失われて意味が無くなる気がするので、外観だとかキーボードの使いやすさだとか、そういうデジタルでない部分に力を注いで欲しい。