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各社から超低電圧版Core 2 DuoやCeleronを搭載した、いわゆるCULVノートPCがいろいろ発表されている。
たとえばNEC。
【PC Watch】 NEC、CULV搭載の13.3型スリムモバイル「LaVie M」 ~ネットブック「LaVie Light」はスペック強化
“上位機種「LL350/VG」はメモリ4GBにLバッテリが付属し、Office 2007 Personalがプリインストールされ、店頭予想価格は12万5千円前後の見込み。下位機種「LL330/VH」はメモリ2GBにMバッテリが付属し、 店頭予想価格は9万5千円前後の見込み。いずれの機種にも本体色としてグロスレッド/グロスホワイト/グロスブラックの3色が用意される。
その他の仕様はほぼ共通で、CPUにCeleron SU2300、Intel GS45 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、320GB HDD、OSにWindows 7 Home Premiumを搭載する。液晶の解像度は1,366×768ドット。
インターフェイスはUSB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン、HDMI、Gigabit Ethernet、SDHCカードスロット、Bluetooth V2.1+EDR、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、音声入出力などを備える。”
東芝は「ネットノート」という新たなカテゴリ名まで提唱している。
【PC Watch】 東芝、“ネットノート”「dynabook MX」 ~11.6型と13.3型の低価格長時間駆動ノート
“成功を収めたネットブックと、一般のノートPCの境界領域にある薄型のノートPCは、ジャンルとしての名称が定まっておらず、いまひとつ浸透し切れていない状況があった。今回、東芝は、“ネットノート”の名称を他社でも使って欲しいという意向を示しており、この名称が定着するかどうか注目される。”
この他、HPやDellなどもCULVノートを発表している。この流れに今のところ乗っていないのはソニーやパナソニックぐらいで、他は割とCULVに対して積極的な雰囲気のメーカーが多い。特にネットブックで様子見感が強く出遅れぎみだった国内メーカーが張り切っているように見える。
そんな各社のCULVノートのカタログスペックを見てみると、そこそこ速くそこそこ軽くそこそこバッテリがもつ、すべてにおいてネットブックを一回り大きくしたような印象を受ける(残念ながら重量も一回り大きい感じだが)。
これならMac OS Xもそれなりに動くんじゃないだろうか。ネットブックでも(デバイスの互換性はともかく)Leopardが意外と動くことからしても、CULVマシンのスペックで新しい小型MacBookを妄想してしまう。
ネットブックブームについて、「ユーザーに妥協を強いるスペックはポリシーに反するからウチではやらんよ」というようなことをかつて答えていた気がするが、外部端子だけ見ればAirなんかは十分に妥協を強いていると思う(ユーザーは覚悟の上で買っているから問題にならないだけ)。それに、Airの初期モデルは1.6GHzの低電圧版Core 2 Duoもあったはずなので、今のCULVでも意外とイケるんじゃないだろうか。
11~12インチで1280×800液晶、Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)、メモリ2GB、HDD250GB、1kg前半でMac mini並みの89800円、ぐらいでどうだろうか。ちなみにこのスペック、9月中旬にASUSが発表したUX30
(13.3インチ1366×768液晶、Core 2 Duo SU9400、メモリ3GB、HDD 320GBで厚み6.8ミリ~19.6ミリ、重さ1.4kg、価格99800円)を参考にしたのでそんなに無茶ではないはず。
ちょうど現行MacBookがProメインでコンシューマー向けMacBookが白1機種だけになってしまっているし、Poorman’s MacBook AirなMacBook miniなんて感じで出してくれたら、間違いなく飛びつくのだけれど。
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