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Bloggerに乗り換えてから約3週間、MacJournalに戻ってから約2週間。この二つの組み合わせについて、わかったことを順不同にまとめてみた。使っているのは正式版5.0.2とβ版5.1b8の二つなので、5.1正式版が出たらこのメモの内容も変化するかもしれない。
・画像投稿について
画像はAPI経由で投稿することは出来ない(Bloggerの仕様)が、MacJournal 5からは代わりにPicasaに投稿できるようになったため、Blogger.comでブラウザ上から投稿するのとほぼ変わらない。できれば、サムネイルのサイズを決め打ちで400pxなどと決められるともっと使いやすいのだが。
5.0.2ではPicasaへ1枚アップロードするたびにPicasaアカウントの入力を求められた(キーチェーンに保存するようにしても効果がない)ため、少々面倒になる。後述するタグを使って、Picasaの写真からリンクを生成して挿入した方が、サムネイルのサイズも設定できてラクかもしれない。
・タイムゾーンについて
これは、文字コードの件でお世話になったMac de cocologのnaoさんからコメントでいただいた情報だが、ブログシステムによってはMacJournalのタイムスタンプと9時間ズレてしまうらしい。幸いにもBloggerではそういうことにはならないようだ。
・2バイト文字の文字化けと、タグの使用について
このエントリで書いたようにブログサーバの設定をしておけば、Seesaaブログなどでの文字コードに関するトラブルを防ぐことができる。またタグを書いてもエスケープされなくなる。ただ、こうしてタグを入れた記事を投稿した後、投稿した記事をダウンロードするとタグがエスケープされるようになってしまうので気をつけたい。
・BloggerとMacJournalで「続きを読む」の付いたエントリを投稿する方法
(1)この記事を参考に、Bloggerのテンプレートを書き換える。
(2)同じ記事の「記事を投稿するときにすること」を参考に、MacJournalのテンプレートを編集する(Ver.5なら「インスペクタ」>「ジャーナル」>「テンプレート」、Ver.4なら環境設定にテンプレートの項目がある)。
これで下準備は完了。あとは書いたエントリを一度Bloggerにアップロードし、生成された記事のアドレスをコピーしてテンプレートの「続きを読む」リンクにペーストし、再度アップロードすればよい。二度手間になってしまうので、もっと良い方法を考えたいところだ。
ちなみに、Bloggerでは記事タイトルに英数字が使われている場合、アップロードするまえに記事のアドレスを予測することが可能だ。
たとえば、タイトルが「XXXのYYYについて」だったら、
(ブログのアドレス)/(年)/(月)/xxxyyy.html
になるし、タイトルが「XXX YYYについて」のように英単語の間に半角スペースが入ると
(ブログのアドレス)/(年)/(月)/xxx-yyy.html
のようになる。「XXX YYYについて・その2」のように使われている英数字が被る記事が同月内にある場合は、ランダムで末尾に数字が付加されるようだ。また、1バイト文字を含まない記事タイトルの場合は、
(ブログのアドレス)/(年)/(月)/blog-post_zzzz.html (zzzzはランダムな数字)
になる。この場合はランダムなので投稿してみないとアドレスは解らない。
というわけで、手間を省く工夫の一つは「なるべく他の記事と被らない英数字をタイトルにもってくる」ことだ。
・ブログサーバからのエントリダウンロードについて
前回の記事で書いたが、5.0.4~5.1b7までは、最新の記事のみ(しかも不完全)しかダウンロードできないという不具合があったが、5.1b8で最新1エントリを除く24エントリがちゃんとダウンロードできることを確認した。が、最新エントリがヘンになることには変わりないので、5.1正式版で直ることを期待している。
・ジャーナルエントリのタグについて
MacJournalでは記事ごとにタグを付けることができるが、このタグは「初回に限り」Bloggerのラベルとして反映される。初回限りというのは、その後MacJournal上で変更してアップロードしても、Bloggerで直接編集してダウンロードしても、いずれも反映されないからである。タグのつけ忘れにはくれぐれも注意しよう。
またMacJournalのバージョンが上がったり、何か変更があった場合にはもう一度まとめ直す予定。