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ウェブサービスと携帯電話間で住所録を同期するSocialがOutlookおよびBlackberryをサポート – TechCrunch Japanese
SyncとかMobileとかAnywhereなどというワードに弱いぼくとしては、上の記事で紹介されているSoocialはとても気になるサービスだったので試してみることにした。
Soocialはいろいろなデバイスのアドレス帳を、Soocial自身のアドレス帳をハブとして同期するサービスだ。対応するコンタクトはMacアドレスブック、Outlook、Gmail、携帯電話、BlackBerry、Highrise。このうち携帯電話は日本の機種には基本的に対応していない(たとえば機種選択でシャープを選ぶと、770SH、T71、550SHなど日本で馴染みのない型番が並ぶ)。また、OutlookとBlackBerryに関してはまだ「対応を発表する」という段階なのでもうしばらく掛かるらしい。
さっそくアカウントを登録し、MacアドレスブックとGmailのコンタクトを同期してみた。
MacアドレスブックをSoocialのコンタクトと同期するには、環境設定パネル“Soocial”をインストールする必要がある。インストールしてアカウントを入力すると、MobileMeとほぼ同じ要領であっさりと同期された(最初の1回はすべての連絡先を転送するので少し時間が掛かる)。
同期が終わってからWeb上のSoocialコンタクトを確認してみると、名前は「名、姓」で表示され、住所も英語式(番地→市区町村→都道府県→郵便番号)になるため少々見づらい。また、自宅と携帯電話以外の項目名は表示されなかったり、メインの電話番号がうまく設定されなかったりと、ちゃんと使うならそれなりに手直しが必要になりそうだ。ただ、ベータ版ながら日本語が化けたりしないのは良いと思う。
続いて、Gmailの連絡先と同期してみる。Soocial上で“Connections”から新しい同期先を追加できるようになっているので、Gmailを追加すると、Googleに飛んで「情報へのアクセスを許可するか?」という質問が表示されるので了承する。
Gmailとの同期については既存の連絡先とマージするか、Gmail側を上書きするかを選べるし、上書き前にGmailの連絡先をまとめてバックアップし、vCard形式でメールしてくれるというオプションもある(日本語を含むデータがテストに使ったGmailアカウントになかったので、こちらの文字化けについては確認できていない)。
同期のタイミングはMacアドレスブックと違って任意で指定できないようだが、設定してしばらくするとすべてSoocialの情報で上書きされており、特に文字化けも見られなかった。うまくやれば複数のGmailアカウントでアドレス帳を統一することもできるのではないだろうか(やる意味があるかどうかは微妙だが)。
個人的にはGmailの連絡先は氏名とメールアドレスさえちゃんと入っていればいいので、この程度の同期で必要かつ十分だと感じる。まだパブリックベータが始まったばかりなので、今後に期待したい。