スキップしてメイン コンテンツに移動

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

iPhoneのバッテリを長持ちさせるTIPSをまとめてみた。

 iPhoneを使う上で誰もが気になるバッテリ持続時間。少しでも長く使うための工夫があちこちで話題になっていたので、自分の備忘録も兼ねてここでまとめてみようと思う。なお、効果のほどは使用環境によってだいぶ差が出てくる可能性もあるので、保証はできない。間違い、追加情報などあればぜひコメントなどで。

(1)ファームウェアを最新にする
 アプリなどの兼ね合いで旧いバージョンを使わなければならないというような場合を除いて、だいたいは新しいファームウェアの方がバッテリの持ちが良くなるようだ。これはiPhoneに限らず、iPodの頃からあった。不具合や脆弱性の修正もあるので、なるべく最新に保つのが精神衛生上も良いと思う。

(2)Wi-Fi、Bluetoothなどのスイッチをこまめに切り替える
 設定>Wi-FiでWi-Fi設定切り替え、設定>一般>BluetoothでBluetoothの設定を切り替えられる。
 使わないとわかっている時はオフにする。電話がそもそも圏外あるいは使ってはいけない状況であるなら、いっそ機内モードにしてしまうのも手。iPodや通信のないアプリを使う分には支障はない。また次善の策として、Wi-Fiの「接続を確認」をオフにしておくと、既知のネットワークがない場合に接続を試みようとしなくなるとのことなので、自宅やオフィスなどで決まったWi-Fiしか使わず、いちいち切り替えるのが面倒ならこの設定にしておくのもお勧め。

(3)位置情報サービスを使わない
 設定>一般>位置情報サービスでオンオフ。iPhoneのGPSはGPSだけでなく基地局からの電波なども利用するため、オフにしておくと節電できる。

(4)着信時の一工夫
 まず、Bluetoothヘッドセットを使わないこと。また、iphonefan@twitterに投稿されたこの記事で知ったのだが、着信時にスリープボタンを1回押すと消音、2回押すと留守番電話に転送することができるそうだ。あまり電話としてiPhoneを使わない人にはメリットが少ないかもしれないが、覚えておいて損はない。

(5)プッシュやフェッチを行わない、もしくは3Gパケット通信を遮断する
 プッシュやフェッチに関しては、設定>データの取得方法で設定できる。すべて手動にしておいて、i.softbank.jpアドレスにメールを転送しておくようにすれば、お知らせ表示でメールの着信だけはわかる。メールが来たら手動で受信するようにすればいい。
 もう一つの方法は、パケットをそもそも遮断してしまうことだ。
 iPhone 2.0: How to Disable Cellular Internet Access – brent.kearneys.ca
 上の記事にあるapn-disabler.mobileconfigをダウンロードし、メールに添付してiPhoneで開くとインストールできる。これによって3Gパケット通信だけを遮断(通話とSMSは利用可能)し、インターネット利用をWi-Fiのみにすることができる。どちらかというと電力より料金節約の技だが、ぼくの経験では多少電池が長持ちした気がするので紹介してみた。

(6)画面の明るさを抑え、アプリの数を減らす
 設定>明るさで明るさの自動調節をオフにしてから明るさを絞ったり、アプリの数を少なくしてホーム画面をスクロールする手間を減らすことで液晶の消費電力を抑える。

(7)自動ロックを1分にし、使い終わったら必ずロックする
 設定>一般>自動ロックで設定できる。1分でなくともなるべく短い時間にセットしておけば、ロックするのを忘れても安心。

(8)音楽再生のイコライザをオフにする
 iPodでもそうだが、イコライザはオンにすると多少電力を食う。チリも積もれば、ということで。

(9)適度な温度で使う
 電池は冷えすぎても温まりすぎても効率が悪くなるので、夏は熱くなりすぎないように、冬は冷えすぎないようにする。季節でケースを変えたりすると気分も変わって良いかもしれない。

(10)バッテリのメンテナンスを行う
 月に1度ぐらい、いったん完全放電してからフル充電を行うと電池がリフレッシュするとのこと。ただしiPhoneの場合、何を持って完全放電とするのかが微妙なところがある。また、ぼくのようにiPhone1台しか持たない場合、なかなか完全放電のタイミングが難しい。

番外・外部バッテリを使う
 サンワサプライやフォーカルなどからiPhone専用の外部バッテリが出ている。また、ダイヤテックのPowerBank Slimなどは汎用の外部バッテリだが、Dockケーブルを使えばiPhoneも充電できる(実際にぼくはPowerBank Slim 2.0を使っている)。また、レイ・アウトからはバッテリ付きケースも出ている。長時間充電できない可能性のあるときは、とても心強い。

 というわけで、もっと細かく分けられそうな気もするがむりやり10のポイント(+番外)にまとめてみた。個人的には、(3)や(5)はiPhoneの良さを殺している気がするので、外部バッテリを買ってでも使いたいように使う方を優先している。バッテリを持ち歩く分荷物になるし、iPhoneに取り付けると持ちにくかったりカッコ悪かったりしてちょっと残念ではあるが、やはり外でガンガン通信してこそのiPhoneだと思うからだ。

このブログの人気の投稿

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS750シリーズと比べると

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な