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産経はどうしてもiPhoneを負け戦にしたいようです。

 苦戦のiPhoneに“包囲網” au「Touch Pro」発売へ、ドコモは「BlackBerry」新機種
 iPhone対抗の「Touch Diamond」、日本ではイー・モバイルから登場
 上の記事は産経新聞(リンク先はITmedia)のもので、下はITmediaが自前で書いているニュース。
 下のように普通に「対抗」と書けば良いものを、わざわざ「苦戦の」という枕詞が付く時点で悪意を感じてしまう。iPhoneが本当に大したことないと考えているのなら「包囲網」など布く必要はまったくないわけで、とくにもともとiPhoneより先にBlackBerryを法人向けに出していたドコモはともかく、auの投入する機種が国内スマートフォン市場で高いシェアをもつシャープではなくHTC製である時点で、iPhoneの話が出てから慌てて投入したのかなと思わざるを得ない。まあ、いずれ出てくるような気はするが。

 というわけでドコモのBlackBerry 8707hイーモバイルのTouch Diamondau のTouch Pro(正式発表がまだないためWindowsケータイFANへのリンク)のスペックを比較してみよう。

 スペック表を見る限りではTouch Diamondは魅力的だと思う。イーモバイルのTouch Diamondはケータイ絵文字もサポートしているし(auは正式発表していないので可能性は残っているが)、電池とスタイラス込みで98gという軽さで7.2Mbps HSDPAに対応している。何より、iPhoneでは正規の方法でできないモデムとしての利用が可能なのは大きな魅力だ(auはそのあたりをどうするのか注目だと思う)。

 とはいえ、かつてNewtonに憧れ(当時中学生だったし、なかなか買える値段じゃなかった……)、その後Zaurus、Palm、Workpad、Visor、CLiEなどを使ってきたPDAマニアとしては、その流れをくむスマートフォンが増えるのはとても喜ばしい。いろんなスマートフォンが出ることで、携帯電話市場に占めるスマートフォンの割合がもっと大きくなってくれればいいと思う。だからこそ、iPhoneだけをたたき落とすようなネガティブキャンペーンは本当にやめて欲しい。

 余談だが、対抗馬として出てきたスマートフォンはどれもワンセグ/おサイフケータイ非対応。売れるにせよ売れないにせよ、以前の記事で書いた結論が変わることはなさそうだ。

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