iPhoneカメラアプリレビュー・"FinderCam"に追加された"青カビ"補正機能を試 す。

iPhone 4のカメラは5メガピクセルの裏面照射型CMOSセンサーで比較的暗所に強く、720p動画も撮影できる。またiOS 4.1アップデートでHDR撮影機能も追加され、半端なコンデジよりも扱いやすいぐらいなのだが、難点が2つある。

 1つはLEDフラッシュ。光量が強すぎたり背面カバーによっては変な反射を起こしてしまったりするし、HDR機能とは両立できないためあまり出番がない。まあ、懐中電灯がわりにするアプリなどもあるし、そもそも明かりがあるだけで有り難い場合も多いので難点とまでは言えないかもしれないが。

 そしてもう1つが、いわゆる”青カビ”問題だ。蛍光灯のもとで撮影すると、画面中央付近が妙に青くなってしまう現象。室内で食べ物を撮ることが多いぼくにとっては、かなり厄介だ。その青カビを軽減してくれる機能を搭載したアプリが登場したので、さっそく試してみた。

 もともとFinderCamは、レンジファインダー機のように焦点距離別のフレームが表示されて、撮影するとその画角でトリミングしてくれるというアプリだ。あくまでトリミングなのでレンズの画角が変わっているわけではないし得られる画像も5メガピクセルより小さくなる。
 だが、まさに風景を「切り取る」という感覚がして面白いので、実は以前から購入して使っていた。加速度センサーを利用した手ブレ補正機能(ブレが少なくなった瞬間にシャッターを切る)や、セピア・モノクロ撮影などの機能もあり、数多いトイカメラ系アプリとはまた違う楽しみがある。

 今回は青カビ補正が目当てなので、本来の機能については割愛する。

FinderCam起動画面。

カメラ画面。左下の歯車アイコンをタップしてツール&設定画面を呼び出す

上向き矢印アイコンをタップしてカメラロールやアルバムから写真を読み込み、右から3番目のグルッと巻いた矢印アイコンをタップして画像編集を行う

画像編集モード。青カビ補正は強中弱の3段階から選べる

 手元のiPhone撮影画像の中でも際立って青カビが激しかった写真を使って試してみた。ちなみに被写体はモンテールの「くちどけチーズケーキ」ある意味カビとは縁の深い被写体かもしれない。

元画像。「青カビ」とはまさに言い得て妙だと思う

青カビ補正・弱。まだ青みが強い

青カビ補正・中。元と比べればだいぶマシだがやはり青い

青カビ補正・強。厳しく見ればまだ青いが、だいぶ消えた

 被写体によっては弱や中でもたぶん大丈夫だろう。また、食べ物なのでもうちょっと全体の色を赤寄りにいじった方が美味しそうに見えるとは思うが、補正後の画像をベースに他のアプリでいじればかなり良くなりそうだ。
 ソフトウェア的な問題という噂もあるので、iOSのアップデートでいずれ解決するかもしれないが、こういう「足りない部分」をアプリでカバーしてくれるというのは非常に有り難い。本来の機能である「レンジファインダー気分」も面白く、230円ならお得だと思う。

Posted via email from 物欲スクラップブック

iPhoneカメラアプリレビュー・"FinderCam"に追加された"青カビ"補正機能を試 す。

iPhone 4のカメラは5メガピクセルの裏面照射型CMOSセンサーで比較的暗所に強く、720p動画も撮影できる。またiOS 4.1アップデートでHDR撮影機能も追加され、半端なコンデジよりも扱いやすいぐらいなのだが、難点が2つある。

 1つはLEDフラッシュ。光量が強すぎたり背面カバーによっては変な反射を起こしてしまったりするし、HDR機能とは両立できないためあまり出番がない。まあ、懐中電灯がわりにするアプリなどもあるし、そもそも明かりがあるだけで有り難い場合も多いので難点とまでは言えないかもしれないが。

 そしてもう1つが、いわゆる”青カビ”問題だ。蛍光灯のもとで撮影すると、画面中央付近が妙に青くなってしまう現象。室内で食べ物を撮ることが多いぼくにとっては、かなり厄介だ。その青カビを軽減してくれる機能を搭載したアプリが登場したので、さっそく試してみた。

 もともとFinderCamは、レンジファインダー機のように焦点距離別のフレームが表示されて、撮影するとその画角でトリミングしてくれるというアプリだ。あくまでトリミングなのでレンズの画角が変わっているわけではないし得られる画像も5メガピクセルより小さくなる。
 だが、まさに風景を「切り取る」という感覚がして面白いので、実は以前から購入して使っていた。加速度センサーを利用した手ブレ補正機能(ブレが少なくなった瞬間にシャッターを切る)や、セピア・モノクロ撮影などの機能もあり、数多いトイカメラ系アプリとはまた違う楽しみがある。

 今回は青カビ補正が目当てなので、本来の機能については割愛する。

FinderCam起動画面。

カメラ画面。左下の歯車アイコンをタップしてツール&設定画面を呼び出す

上向き矢印アイコンをタップしてカメラロールやアルバムから写真を読み込み、右から3番目のグルッと巻いた矢印アイコンをタップして画像編集を行う

画像編集モード。青カビ補正は強中弱の3段階から選べる

 手元のiPhone撮影画像の中でも際立って青カビが激しかった写真を使って試してみた。ちなみに被写体はモンテールの「くちどけチーズケーキ」ある意味カビとは縁の深い被写体かもしれない。

元画像。「青カビ」とはまさに言い得て妙だと思う

青カビ補正・弱。まだ青みが強い

青カビ補正・中。元と比べればだいぶマシだがやはり青い

青カビ補正・強。厳しく見ればまだ青いが、だいぶ消えた

 被写体によっては弱や中でもたぶん大丈夫だろう。また、食べ物なのでもうちょっと全体の色を赤寄りにいじった方が美味しそうに見えるとは思うが、補正後の画像をベースに他のアプリでいじればかなり良くなりそうだ。
 ソフトウェア的な問題という噂もあるので、iOSのアップデートでいずれ解決するかもしれないが、こういう「足りない部分」をアプリでカバーしてくれるというのは非常に有り難い。本来の機能である「レンジファインダー気分」も面白く、230円ならお得だと思う。

Posted via email from 物欲スクラップブック

クロヒョウ - 龍が如く新章 プレイ感想(ネタバレ注意)

セガの「龍が如く」シリーズ最新作「クロヒョウ – 龍が如く新章」を先ほどクリアしたので、記憶が新鮮なうちに感想を書いてみる。

ストーリー、人物について
・いつも通り死亡フラグをおっ立てた人がさっくりと死んでいくパターンかと思ったが、今までのシリーズから考えるとさほどでもない。
・いつも通り盛り上がると裏切り者が出てくるパターンかと思ったが(以下同文)
・1〜4までの主要人物はほぼ出てこない。サイの花屋がメインストーリーの重要な所で絡むことと、花ちゃんがサブストーリーで登場し、「スカイファイナンスの社長」という言葉が出てくるのと、あとは火星ファイターぐらいか。
・サブストーリーも、全体的に高校生など若い人間を据えた話が多い。
・主人公&ヒロインの中の人、もうちょっと演技が上手ければね……若者らしくキレるとこだけ妙に上手いけど。キャスティングはもうちょっと考えて欲しかった。せっかくこのシリーズには「ツンデレじゃない釘宮さん」という貴重な前例があるのに。

ゲームシステムについて
・体力とは別に部位ごとの負傷があるため、ガードよりも避け、あるいはキャッチを重視した方が良い。
・装備品は持っているだけで効果を発揮するし、違うアイテムでも効果が同じなら加算されるらしい。
・武器はなく、落ちているものを拾って使うだけ。飛び道具は拾ったものを投げるだけ。
・スタイルの種類は思ったより多いが、後から手に入るものの方が強力なことが多いのは致し方ないところか。
・電話機でアイテムの出し入れができないのと、タクシーがないのは正直めんどう。いちいち簡易宿泊所(天下一通り裏路地)か自宅(ホテル街入口)に戻らないと荷物の整理もできない。
・アイテムボックスは200個の容量があるのはいいが、種類別で整頓するなどの機能が欲しかった。

舞台について
・神室町の施設はだいたい3や4と同じ。酒がないから食事コンプリートは楽そうに見えるが、ダメージを受ける食べ物がないので地道に食べていくしかない。
・舞台となる地下闘技場は「サイの河原」のアレとは別物。あとリングアナのテンションが異様に高い。
・マップはPS3のような完全3Dではない。FF7やバイオハザードでお馴染みのカメラ固定タイプ。たぶん通行人をたくさん出したりするためには背景をなるべく節約する必要があったんではないだろうか。

遊びについて
・基本的に3や4と比べて簡略化されたり数が減ったりしているが、初めてこのシリーズを遊ぶ人ならボリューム感があると思う。
・ジェラテリア、スマイルバーガー、九州一番星、エイジアなどでアルバイトのミニゲームができる。バイトできるようになったばかりの頃は、戦闘よりこちらで稼ぐ方が効率がいいと思う。
・キャバクラはキャバ対戦やヒートアクションなどのシステムが加わったが、基本的にやることは同じ。到達目標もw
・キャバ嬢は多少棒読みでも許せるんだけどね…。

その他こまごま
・メインストーリーのムービーはポリゴンではなく、動く紙芝居のようなちょっと独特な雰囲気。これはこれで面白い。
・主人公がヤクザではなく不良少年なので、煙草は吸うが酒は飲まない。
・ちなみにOP画面で「未成年の喫煙シーンがありますが未成年の喫煙は違法です」云々の注意書きが出るが、未成年が酒は飲まないとはいえキャバクラ行くのはどうなんだろう?とツッコみたい気もする。

まとめ
 ひと言でまとめると「荒んでいた不良少年がふとしたきっかけで戦いの世界に飛び込み、ライバル達との死闘を通じて精神的に成長していく物語」と言える。今までのシリーズにないパターンだったので面白かった。また、PS3に比べて制限が多いPSPでいかに「楽しめる神室町」を作るかという工夫があちこちに見えた気がした。どうしても3や4が念頭にあるせいで粗さを感じてしまうこともあったが、これはこれでよくできていて楽しめる神室町だと思う。

Posted via email from 物欲スクラップブック

初めてのメガネレビュー・"JINS Air Frame"

なんでも2ついっぺんに買うとゼイタクした気分になる。CDとかゲームとか文具とかヘッドホンとかでたまにやるのだが、1万円のもの1つより5千円のもの2つの方が何となく気分が良い。
 さて、服にはさほど興味はないがメガネは割と好きなので、JINSのAir Frameという超軽量を売りにしたメガネに興味が湧いた(無料配布イベントのお知らせで初めて名前を知ったのだが)。
 残念ながら3990円のキャンペーンは終わっていたが、それでもレンズ・フレーム・ケース(ついでにレンズ半年フレーム1年の保証付き)で4990円。ぼくのメガネ歴はせいぜい10年ぐらいだが、最初のメガネはなるべく安い物を選んだのに2万円以上した覚えがある。短い間にメガネもずいぶんと安くなったものだ。ええい、2本買ってしまえ……!

 というわけで近場のJINSに行ってみた。
 昨今のメガネ屋はかなり競争が激しいらしく、そのおかげか、ぼくが行ったJINSも店員さんがやたら丁寧かつ愛想が良くてびっくりした。個人的にはそこまでせんでも……と思ったが、まあ丁寧な分には悪いことはない。
 スピードも相当なものだ。平日の午後なので比較的すいているだろうとは思ったが、「レンズの在庫さえあれば30分でできます」との言葉にびっくり。なんだかんだで、視力検査から始めてトータル2時間程度でメガネ2本ができあがってしまった。今まで注文して数日待つのが当たり前だったのでこれも驚きだった。

Cyber-shot TX5にて撮影。余談だが、手持ち夜景モードは室内のブツ撮りが非常にラク。

 そんなこんなでゲットしたAir Frameだが、言うだけあって確かに軽い。もともと使っていたメガネもチタンフレーム+プラスチックレンズなので相当に軽いはずなのだが、それでも手で持って分かるレベルで重さが違う。軽いので下を向いた時に重みでずり落ちるようなことも少ないし、フィット感はかなり高い。耐久性はこれから使い込んでみないと分からないが、少なくとも軽い分、落として壊れるようなことは少なそうだ。
 もちろん、安いには安いなりの理由があるわけで、フレームの質感はいかにもプラスチックでチープだし、鼻当てもフレームと一体化していて交換不能になっている。レンズも非球面薄型タイプではあるが、UVコートなどは当然されていないだろう(というかその手の説明は一切なかった)。

 それでも、サブのメガネとして持っておくのなら手ごろだし、カラフルなフレームは逆にチープさがいい味になっている。何万円も出して良いメガネを作る時には絶対に選ばない(選ぶ勇気が出ない)色も、この価格なら割り切って買えると思う。初めてのメガネという人よりも、メガネに慣れている人にお勧め。

Posted via email from 物欲スクラップブック

非自炊的電子書籍生活~インプレスダイレクト編+α

自炊の誘惑には勝てないなあと思いながらも電子書籍のDL購入に熱意を燃やす今日この頃。今回はインプレスダイレクトで電子書籍を買ってみた。

 ちなみに買ったのは『できるポケット+』 Evernote 基本編+活用編 2点セット【PDF版/お買い得セット商品】だ。紙の本より定価が少し安いし、セット販売や値引き販売ができるのも再販制度のない電子書籍ならではだと思う。返品がきかないというデメリットもあるが。

 さて、インプレスの電子書籍は会員登録後、欲しい書籍をカートに入れて支払い手続きを行い、その後もう一度書籍のページに戻ってダウンロードのリンクを押し、会員IDとパスワードを入力してダウンロードするという、ちょっとまどろっこしい方法で購入することになる。支払い手続き後のページから直接ダウンロードできればもっと楽なのにと思うが、eBook Japanのトランクルームシステムなんぞよりよっぽど良心的ではある。
 購入にはWindows/Macが必要となっているが、おそらく支払いだけならiPadでも可能だろうし、ダウンロードに対応したブラウザを内蔵するアプリ(GoodReaderなど)でも大丈夫そうだ(試してはいないので保証はできないが)。

 とまあ小さな不便を感じる所もあるが、インプレスの電子書籍がノンプロテクトPDFという点は大きい。いったん買ってしまえばPDF対応のいろんなデバイスで読むことができる。これはとてもありがたい。本当はePubのようにフォントだけ大きくすることができればiPhoneでも読みやすいのだが(それでもiPhone 4のRetinaディスプレイなら細かい字までいちおう読み取れる)。

 インプレスという出版社の性格上、ラインナップがIT・技術系に限られてしまうのだが、読みたい本があれば買っても損はなさそうだ。今回購入したEvernote本は、イマイチ使いこなせてないと感じていたEvernoteプレミアムユーザーとして、なかなかためになったと思う。

 閑話休題。

 個人的に「電子書籍が紙の本を置き換えるというのなら、あらゆるデバイスで読めなくては意味がない」と思っている。もっと言えば、そもそもフォーマットが複数ある時点でおかしい。紙が耐えられる環境ならいつどこでも読めるし、紙が保つなら100年たとうが200年たとうが、著者が没して出版社がつぶれようが読めるのが紙の本だ。Amazonで買う本と紀伊国屋書店で買う本に違いなどない。

 然るに電子書籍はどうかというと、フォーマットの違いで読める読めないが変わってくる時点で失格だ。ここでいう「フォーマット」はテキスト、PDF、ePub、AZW、XMDFなどだけでなく、iPhone/iPadアプリなども含めての話。以前iPadの書籍アプリについて書いたが、それらのアプリがたとえばOSアップデートで起動しなくなった場合、制作者が対応しなかったらもはや読めなくなる。作る側としても、雑誌アプリの古い号が起動しなくなったからといっていちいち修正するとは思えない。

 そもそもプロテクト付きという時点でもうお話にならない。購入したストアやプロテクトの認証システムに何かあればおしまいだ。もともと電子書籍というよりソフトウェアの手法という気がするが、ソフトウェアはそもそも制作者とユーザーとのライセンス契約だから仕方ないのであって、書籍とは事情が違う。

 前述のインプレスダイレクトはPDFというそれなりに読めるデバイスの多い形式をノンプロテクトで提供している点で、現状では最適解に近いと思う。

 そう考えると、独自フォーマット+DRMという形のAmazon KindleやApple iBooksもよろしくないのだが、Kindleの場合は専用ハードウェアだけでなく、iPhone/iPad/Android/Mac/PCなどにリーダーアプリが出ていて、ライブラリや読み終えた場所を同期してくれる点は良心的だ。Appleはその辺がクローズドなのでいささか心配だ。せめてMac/PC用のリーダーぐらいは出すべきだと思うのだが……。

 だがそれより気になるのは、シャープのXMDFだ。果たしてそのあたりを考えているのだろうか。ガラパゴスとして国内市場を確立できればまだマシな方で、結局まともに使えるのはシャープ製品と一部の携帯電話だけ、買い替えるといちいち認証が必要で一度に1つのデバイスでしか使えず、iBooksもKindleも洋書だけで漫画ぐらいしか読むものがなくて日本のユーザー涙目、とかいうオチになりはしないだろうか。

 これは書籍に限った話ではないけど、ハナからタダで手に入れようとする奴を相手にするより、大多数の普通の人(ほどほどのプロテクトかつ適正価格で、購入手続きが簡単なら買ってくれる)に買わせることを考えた方が結局トクなんじゃないだろうか。アメリカでのiTunesストアの成功はそういうことではないのだろうか。
 厳重なコピープロテクトは結局コストに跳ね返るわけで、せっかく在庫管理だとか初版部数だとかを考えなくて済む電子書籍の価格的メリットを自ら殺しているとしか思えない。

Posted via email from 物欲スクラップブック

お気に入りのヘッドホン(3) 番外編

その他のお気に入りヘッドホンとひと言コメント。

MDR-J20SP
 ソニーのバーチカル型ヘッドホン。音が出る面が一般的なヘッドホンに対して垂直だからバーチカル型と呼ばれるらしい。遮音性が低いわりに小さな音量でもよく聴こえるため、結果として音漏れも少ない。さすがに電車などでは厳しいが、歩きながら使うのには最適だと思っている。また、外の音に警戒できるので、家族に見られて困るようなゲームやビデオの音声を聴くのにも向いている。
 ただ見た目や装着法がイロモノに見えるのか、Amazonで普通に買えるのはソニーの2機種(MDR-J20SPMDR-AS35WKOSS KSC9ぐらいか。手に入るのであればゼンハイザーPX10もお勧め。いずれも2〜3千円で買いやすいモノが多い。百均から20万円クラスまで幅広く存在するイヤホンに比べると、ラインナップは極めて少ないとも言えるが。

KOSS KSC75
 KOSSの耳掛け型ヘッドホン。某巨大掲示板では「シイタケ」と呼ばれていたこともある。音質的にはPortaProの廉価版と思えば良く、使えるシチュエーションも含めてPortaProと同じような感覚。装着感が合うならコストパフォーマンスはPortaProより高い。作りや質感が値段相応(か、それ以下)でちょっと安っぽいのが難点か。

Creative Aurvana Air
 クリエイティブの耳掛け型インナーイヤーへッドホン。今日(9/14)現在、Amazonで6980円。この値段なら十分に買いだ。クリエイティブというメーカーにはあまりヘッドホンやイヤホンのイメージはなかったが、このAurvana Airはきっぱりとお勧めできる。値段の割にシャレたデザイン、メガネともあまり干渉しない軽い装着感。音質的にも耳掛けとは思えないバランスの良さだ(耳掛けは低域が少なかったり不自然に出てたりすることが多い)。構造上、やはり音漏れの多さと遮音性の低さはいかんともしがたいが、それでも使い良いヘッドホンのひとつだと思う。

Posted via email from 物欲スクラップブック

お気に入りのヘッドホン(2) カナル編

お気に入りでよく使うカナル型ヘッドホンのリストと、そのひと言コメント。

Atomic Floyd TwistJax
 Atomic Floydブランドのカナル型へッドホン。ずっしりとした金属筐体はプレイヤー付属のイヤホンにはまずありえないこともあって、所有欲を満たすという意味では素晴らしいと思う。質感がとても心地よく、冬場はちょっと冷たく感じるぐらい。ちょっと重たいのは難点。
 音質はいわゆるドンシャリで、明るく派手な音。偏見を承知で言えば洋モノっぽい。耳穴に合わせるアジャスト機能を省いたHiDefJaxや、iPhone/iPod用リモコンマイク付きのHiDefDrumなどもある。

Victor HA-FXC71
 トップマウント構造とカーボン振動板が売りの、ビクターのカナル型へッドホン。形状は独特だが着けにくいようなことはない。音質は正確とか忠実というより音を楽しめる感じで、価格からすれば上々だと思う。イヤーピースに耳垢対策のフィルターが入っているのは好印象。別売りの交換用イヤーピースも徐々にフィルター付きに置き換えられているとのことなので、サイズが合えば他の機種で試してみるのも良いかもしれない。

Klipsch Image X10
 小型軽量で装着感が非常に良いカナル型。特にフランジ型イヤーピースの装着感は慣れると着けていることを忘れるぐらいで、ER-4Sなどの三段フランジ型がダメという人でもチャレンジしてみる価値はある。音質は尖った所はないものの、一般的に「良い音」と言われそうな心地よい音だと思う。単体で聴いてもさほどありがたみはないが、替える前のイヤホンと比べれば変化が明らか、というような感じ。

Posted via email from 物欲スクラップブック

お気に入りのヘッドホン(1) オーバーヘッド編

お気に入りでよく使うオーバーヘッド型ヘッドホンのリストと、ひと言コメント。

SHURE SRH840
 SHURE初のオーバーヘッド型ヘッドホン最上位モデル。SHURE E2cにはだいぶお世話になったので、期待を込めて購入。装着感は悪くないが、そこそこ重たいのとパッドが蒸れるので暑い季節はちょっと厳しい。また、低域が強めなせいか音の密度が高く感じるため、長時間の使用は疲れる。出てくる音はとても好き。

Pioneer SE-A1000
 ニンテンドーDS用ゲーム「ラブプラス+」のヒロイン姉ヶ崎寧々がゲーム内で着けているヘッドホン。一部では「寧々ッドホン」という愛称がついている。メーカー曰く「ホームシアターヘッドホン」だそうだが、音楽を聴いてももちろん楽しめる。May’nのライブビデオを観てみたが、上記のSRH840とは対照的な装着感の良さでずっと着けていられることもあって堪能できた。ケーブルがやたら長い(6m)のが難点。

KOSS PortaPro
 発売25年を数える超ロングセラーのオーバーヘッド型ポータブルヘッドホン。たっぷりの低音とノリの良さ、ハマると抜け出せない独特の味を持つため信者的なファンも多い。許される状況なら(音漏れが大きく遮音性が低いため、電車などでは使えない)小型軽量ゆえの取り回しの良さも含めてイチオシ。

Posted via email from 物欲スクラップブック

iPhone 3G用レンズ(広角、マクロ、魚眼)をiPhone 4で試してみたでござるの 巻

ついこないだまでオートフォーカスのないiPhone 3Gを使っていたので、外付けのレンズには結構お世話になってきた。iPhone 4である程度マクロ撮影にも対応したので使用頻度は減っているが、だからといって使わないのももったいない。また、Vivicam 5050用に買った魚眼レンズなど、ちょっと工夫すればiPhoneに流用できそうなものもあるので、とにかく試してみることにした。

試したのは

EyeMobile「EyeMobile KC-1(クローズアップレンズ)」「KSW-1(ワイドコンバージョンレンズ)」
http://mobaphoto.blogspot.com/2008/10/iphone1-kc-1.html

ギズモショップ「トイデジ専用・GIZMONウルトラフィッシュアイ(購入時期の関係で旧モデル)」「iPhone 3G用ワイド&マクロレンズ」
http://www.gizmoshop.jp/cate_lens.php

の4つ。

結論から言えば、使えそうなのはKC-1とGIZMONウルトラフィッシュアイだ。KSW-1とGIZMONのワイドレンズは四隅がケラレてしまうため写る範囲が狭く、意味がない。
ウルトラフィッシュアイもケラレるのだが、逆に円周魚眼っぽい(円がはみ出してしまうので完全な円周魚眼風にはならないのだが)し、トイカメラ系アプリと組み合わせて面白そうだ。ちなみにウルトラフィッシュアイはiPhone用ではないので、KSW-1をiPhoneに固定するパーツを流用している。また当然だが、どれもLEDフラッシュ部を覆ってしまうためノンフラッシュでの撮影になる。

EyeMobile KC-1

GIZMON ウルトラフィッシュアイ + EyeMobileの固定具

iPhone 4のみでピントが合うギリギリを狙って撮影

KC-1を装着してピントが合うギリギリを狙って撮影

GIZMONウルトラフィッシュアイを装着して撮影

なお、写真はリサイズのみでトリミングなどは一切していない。
被写体になっているleathermanのマルチツールsquirt P4はとても小さく、畳んだ状態の長さがiPhone 4の横幅と同じぐらい。そう考えるとiPhone 4とKC-1の組み合わせはかなり近寄れていることが分かる。GIZMONウルトラフィッシュアイもこれ以上近づくとレンズが被写体にぶつかるぐらいまで寄っているため、最短撮影距離はiPhoneだけの時よりもそうとう縮まるわけだ。

ただ、近すぎても自分やiPhoneが影を作ってしまって上手く撮れないし(ウルトラフィッシュアイの写真にはレンズの影が写り込んでいる)、KC-1は逆にある程度離れるとピントが合わないので(体感的にみて、レンズ無しでiPhoneがピントを合わせられる限界距離の半分ぐらい?)、用途を選ぶかもしれない。

とりあえず、今度iPhoneで撮り歩く時には魚眼レンズを使ってみようと思う。動画を撮るのも楽しいかもしれない。

※写真はすべてHDRオンで撮影。どれも1枚目が通常、2枚目がHDRと並べてある。

Posted via email from 物欲スクラップブック

iPhone 3G用レンズ(広角、マクロ、魚眼)をiPhone 4で試してみたでござるの 巻

ついこないだまでオートフォーカスのないiPhone 3Gを使っていたので、外付けのレンズには結構お世話になってきた。iPhone 4である程度マクロ撮影にも対応したので使用頻度は減っているが、だからといって使わないのももったいない。また、Vivicam 5050用に買った魚眼レンズなど、ちょっと工夫すればiPhoneに流用できそうなものもあるので、とにかく試してみることにした。

試したのは

EyeMobile「EyeMobile KC-1(クローズアップレンズ)」「KSW-1(ワイドコンバージョンレンズ)」
http://mobaphoto.blogspot.com/2008/10/iphone1-kc-1.html

ギズモショップ「トイデジ専用・GIZMONウルトラフィッシュアイ(購入時期の関係で旧モデル)」「iPhone 3G用ワイド&マクロレンズ」
http://www.gizmoshop.jp/cate_lens.php

の4つ。

結論から言えば、使えそうなのはKC-1とGIZMONウルトラフィッシュアイだ。KSW-1とGIZMONのワイドレンズは四隅がケラレてしまうため写る範囲が狭く、意味がない。
ウルトラフィッシュアイもケラレるのだが、逆に円周魚眼っぽい(円がはみ出してしまうので完全な円周魚眼風にはならないのだが)し、トイカメラ系アプリと組み合わせて面白そうだ。ちなみにウルトラフィッシュアイはiPhone用ではないので、KSW-1をiPhoneに固定するパーツを流用している。また当然だが、どれもLEDフラッシュ部を覆ってしまうためノンフラッシュでの撮影になる。

EyeMobile KC-1

GIZMON ウルトラフィッシュアイ + EyeMobileの固定具

iPhone 4のみでピントが合うギリギリを狙って撮影

KC-1を装着してピントが合うギリギリを狙って撮影

GIZMONウルトラフィッシュアイを装着して撮影

なお、写真はリサイズのみでトリミングなどは一切していない。
被写体になっているleathermanのマルチツールsquirt P4はとても小さく、畳んだ状態の長さがiPhone 4の横幅と同じぐらい。そう考えるとiPhone 4とKC-1の組み合わせはかなり近寄れていることが分かる。GIZMONウルトラフィッシュアイもこれ以上近づくとレンズが被写体にぶつかるぐらいまで寄っているため、最短撮影距離はiPhoneだけの時よりもそうとう縮まるわけだ。

ただ、近すぎても自分やiPhoneが影を作ってしまって上手く撮れないし(ウルトラフィッシュアイの写真にはレンズの影が写り込んでいる)、KC-1は逆にある程度離れるとピントが合わないので(体感的にみて、レンズ無しでiPhoneがピントを合わせられる限界距離の半分ぐらい?)、用途を選ぶかもしれない。

とりあえず、今度iPhoneで撮り歩く時には魚眼レンズを使ってみようと思う。動画を撮るのも楽しいかもしれない。

※写真はすべてHDRオンで撮影。どれも1枚目が通常、2枚目がHDRと並べてある。

Posted via email from 物欲スクラップブック

Ankerの飲食店とな