スキップしてメイン コンテンツに移動

Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

MDR-1000X、到着! ついでにデレステも遊んでみた。

こんばんは、モバ(@yubile)です。

今日は前置き無しで、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-1000X」について!

MDR-1ABTと比べながらファーストインプレッションをまとめてみたいと思います。 

開封

 

ケースにしまわれた状態で箱に入っています。思っていたよりコンパクトなケースなので、このまま持ち歩いてもイイかなという感じ。

開けた直後に、いわゆる”新品のガジェットの匂い”がとても濃くて、久しぶりに興奮しました(変態ですみません……)。

  

使用開始

初期充電を終えて、さっそくiPhone 7 Plusに接続。電源をオンにして頭に被ると「Bluetooth Pairing」という声がさっそく出てびっくり。

1000Xは電源オンオフやモード切替の時に、女性の声でボイスガイドが入ります。チョット未来っぽい(?)。

 

そしていきなりの静寂

 

別にうるさいと思っていなかった自室にも、これだけ静かになる余地があったんだなあと思うと感慨すら覚えます。

音楽を流さなくてもこの静寂だけで楽しめる、というと言い過ぎでしょうか。

ちなみに、東プレRealforceキーボードの打鍵音は割と聞こえます(ただし静音モデルではないのでややうるさくはあります)。まあ音楽を流していれば気にならないレベルですが。一方、MacBook Proのキーボードはまったく聞こえません。

 

装着感

これはかなりイイ感じです。ぼくはやや頭が大きい方なので、試着なしでヘッドホンを購入するのはちょっとしたバクチなのですが、今回は見事に勝利したようです。

またありがたいことに、メガネを掛けたままでも問題なく装着できますし、ツルが顔に押しつけられて痛いというようなこともありません(オンイヤータイプや小さめのオーバーイヤータイプでありがちです)。

そして何より、ケーブルが必要ないこと。世間では完全左右独立型Bluetoothイヤホンが出始めていますが、MDR-1000Xのようなオーバーヘッドタイプのヘッドホンがケーブルレスなことは、イヤホンとはまた種類の違う開放感をもたらすと思います。

難点と言えば、密閉度が高くてやや蒸れることでしょうか。いちおう放湿性の高い素材ではあるらしいので、これでもマシな方なのかもしれませんが……。

  

操作感

1ABTでタッチコントロールには慣れていたので、すぐ馴染めました。

一時的に音楽の音量を下げ、周囲の音を取り込む「クイックアテンションモード」は、タッチコントロール部全体にペタッと触れるのがコツのようです。慣れれば指2本か3本ぐらいでも発動できます。

アンビエントサウンドモード、ノイズキャンセリング、そして電源のボタンは左ハウジングの下端から後頭部に向かって並んでいますが、それぞれのボタンについている突起の大きさが違うため、手探りで分かるようになっています。

また、上述しましたが、モード切替時などは女性の声でガイドされるようになっているので、現在どのモードを選んでいるかがすぐ分かるようになっています。声優さんの声でガイドするバージョンをぜひ

ちなみに、オーディオケーブルを挿すとBluetoothが切断され、その後ケーブルを抜くと電源もオフになるようです。

 

音質

※NCオンを前提にチューニングしているそうなので、特に注記していない限り基本的にNCオンで聴いています。

MDR-1ABTに比べてやや低音が軽い気はしますが、高音から低音までバランスが良いです。一聴して「ああ、いいねえ」と言える感じの音。

NCオフにすると、少し低音が増えて柔らかくなります。

 

ちょっと面白いのは、96kHz/24bitの曲をウォークマン(NW-A26)のLDAC音質優先で聴く場合(LDACだとDSEE HXはオフになる)と、iPhoneのAAC(同じファイルをAACに変換したもの)で聴く場合(NCに加えDSEE HXもオンになる)で、ぱっと聴いた印象が非常に似ていること。

細かく聴いていくと違う気もするんですが、DSEE HXがちゃんとコンセプト通りの仕事をしているんだなと感心しました。

 

一方、通話の音質も期待した通り今回のマイクがかなり良いらしく、FaceTimeオーディオで話した相手からもちゃんとハッキリ聞こえたとの感想をもらいました。HD Voice搭載に加えて通話時もノイズキャンセルが効くらしく、こちらもとてもハッキリ聞き取れます(まあ、半分はFaceTimeオーディオの音質が良いおかげなんでしょうけど……)。

ついでにボイスメモで録音も試してみましたが、かなりキレイに録れています。正直、ぼくが今まで使ったヘッドホン・ヘッドセットの中でも、有線のものを含めてベストだと言えます。

通話目的でMDR-1000Xを買うことはなかなかないでしょうけど、通話もぬかりなくこなせますよ、ということです。さすがは最高峰モデルですね。

 

 

デレステ!!

以前も書きましたが、Bluetoothの鬼門は何と言ってもゲーム、特に入力タイミングがシビアな音ゲーです。

MDR-1000Xが届いたとき、ちょうどイベントのラストスパートだったので、試してみることにしました。

デレステにはタイミング調整機能があり、タッチパネルの反応や自分のクセによるタイミングのずれを、ある程度までは吸収することができます。iOSデバイスでは本来あまり触る必要はないようですが……。

 

 

というわけで、ゲーム自体のタイミングは調整でカバーできます。ただ、タッチした時に出る効果音はこのタイミング調整の対象外なので、自分のタッチ操作と聞こえる音にずれが生じ、かなりやりづらくなります。これもタッチ効果音をオフにするオプションがあるため、少なくともプレイ中は気にせずに済みます。

ただ、普段聞こえる音をオフにして遊ぶというのはなかなか慣れないと厳しいところもあり、ハイスコア更新は大変です。普段から効果音オフにして鍛えておくと良いかもしれません。

 

 

気になる点

上の「装着感」でも書いた通り、ちょっと蒸れます。ノイズキャンセルがあまりに快適なので、音楽を流さずとも長時間つけていたいのですが、夏はあまり使いたくないですね……。

あと、これはMDR-1000Xに直接関係ないですが、LDACを採用した機器を増やして欲しいとか、低遅延に特化してデレステを支障なく遊べるようにして欲しいとか……無茶ですかね。

 

このブログの人気の投稿

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS750シリーズと比べると

FMV Comfort Keyboard KB800(FMV-KB800T)を買ってみた(簡易レビュー的メモ)

 こんばんは、モバ( @yubile )です。 正直、正直なところ、PCのキーボードはタイプライターと見紛うほどのカシィンカシィンと鳴るメカニカルキーボードが好きです。が、昨今は自宅でも出先でも静かにやりたいことがとても多く、もはや時代の流れには抗えません。 そんなわけで半ば衝動買いしたのが、富士通の FMV Comfort Keyboard KB800 です。この記事を書いている今、Amazonには入荷しておらず、メーカーのオンラインショップでも品切れ中のようです。 ちなみに私は、近所のケーズデンキに1台残っていたのを運良く衝動買いできました(?)。直前に同じケーズデンキで Logicool K380s を買ったばかりだった(でもって、そちらはそちらでとても良かった)んですけどね……。 ファーストインプレッションとしては、 テンキーを含むフルキーボードとしてはコンパクトで良い キートップは小さめに感じるが小さすぎもしない絶妙な大きさ キーストロークは見た目より深いが軽いタッチでも反応する 総じてタイピングが気持ちいい Bluetoothに加えてUSBドングルも使えるので、有線キーボードが必要な部分をカバーできるのが便利 カラバリがあったら欲しい といったところ。今のところちょうどいいケースがなくてモバイルしづらいことを除けば、けっこう気に入っています。