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おはようございます、モバ(@yubile)です。
iOS 9、Mac OS X “El Capitan”、watch OS 2、そしてApple Music。ハードウェアの発表がなかったのがちょっと寂しいですが、秋に向けていろいろ楽しみです。
……まあ、Apple Musicはどうせ当分のあいだ来ないでしょうし、最近相次いで発表された音楽聴き放題サービスを試してみることにしました。
AWAについて
まずはAWAです。アメーバでおなじみサイバーエージェントの聴き放題サービスで、有料化後は月額360円のライトプランと、月額1,080円のプレミアムプランに分かれる予定だそうです。
音質設定が明記されていて、デフォルトではWi-Fiだとビットレート320kbps、モバイル回線時は128kbpsになっているようです。プレイヤーのUIは、なんというかXperiaのWalkmanもといミュージックアプリにちょっと似ています。何とも洋楽が似合います。初リリースとしては意外に(失礼)洗練された見た目だったので驚きました。
曲のラインナップは、個人的な好みとはちょっと違うのですが、ラジオ代わりに最近のヒット曲や洋楽を流す分には十分です。ただ、売りのひとつである他のユーザーが作成したプレイリストは、あまり使う気になりません。 少し前にOmakerの防水スピーカーを買ったので、防水スマホと組み合わせてお風呂でぼーっと聞き流すのも(少なくとも無料トライアルの間は)アリかな。
LINE Musicについて
一方のLINE Musicですが、こちらはUIが何というかLINE的です。LINEに馴染んだ若い世代ならすぐに使いこなせそうです。かっこいいのはAWAなんですが、習熟が早そうなのはLINE Musicだと思います。
音質設定はビットレートが明記されていません。デフォルトでは「ネット環境に応じた自動設定」となっており、あとは高中低の三段階のみ。AWAのようにWi-Fi接続だとモバイル回線では設定できない高ビットレートになるのかは不明です。
ラインナップについて。スタート直後だからか検索が機能していない不具合が発生していますが、ぱっと見でさほど曲数に差があるようには感じませんでした(どちらもぼくの好みをカバーしていないという意味で)。
ただ、たとえばLINE Musicの6月10日分新着曲リストにあった、東京カランコロン「スパイス」はAWAでは見つけられなかった(2015/06/12 AM2:00時点)ので、探せばそれなりに差は出てきそうです。
プレイリストを作って公開するAWAと違って、LINE MusicはLINEで繋がる友人に共有するのが基本スタイルであるようです。LINEの利用頻度が低いのであまり活用できそうにはありませんが、もともと音楽は孤独に楽しむタイプなので気にすることもないかも。
USENxHMVについて
USENxHMVは、USENがHMVとタイアップして提供するストリーミングアプリです。USEN単独版のアプリとの違いは、HMVのアカウントで加入できることと、流れている曲のCDをHMVで購入できること、らしいです。まだ購入したことはありませんが。
AWAやLINE Musicとの最大の違いは、曲を選べないことです。ジャンルやテーマごとにチャンネルはたくさん(1000以上ともありますが、曲はずっと流れっぱなし。つまり、喫茶店なんかで流れているUSENの放送をそのままスマホで聴く感じです。
そもそもの方向性からして前の二者とは明らかに違いますが、ラジオ的にぼーっと流すのに最適です。月額も半額(529円)ですから、比較対象はむしろradikoプレミアム(月額378円)かもしれません。能動的に聴きたい音楽を探す人には向かないのは確かです。
ちなみに、音質は明らかにAWAやLINE Musicの方が上です。
まとめ
Apple Musicはいつ来るのか分かりませんが、もし本年度中ぐらいに来た場合、Appleの円ドルレートからしてたぶん月額1,200円程度だと予想します。iTunes Match込みでその価格ならノータイムで加入決定なんですが、そんなおいしい話はありませんよね……。
LINE、AWAともども年内に500万曲を目指すそうなので、そのころのラインナップに期待しつつ、待ちの一手でしょうか。
ただ、ここまで書いてきて思ったのは、そもそも聴き放題サービスのキモは、普段買わない新しい音楽に会えることなので、こちらも考え方を変えないといけないのかもしれません。