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こんばんは、モバ(@yubile)です。
だいぶ間が空いてしまいましたが、Z3 Tablet Compactレビュー7回目。
これまでのZ3 Tablet Compact関連記事はこちらです。
MDR-1RBTMk2やカーナビでBluetooth接続したり、HD580やHD25-1 IIで有線接続したりして音楽を聴いているうちに、だんだん自分の好みが分かってきました。
音に関するXperia Z3シリーズの売りとして「ハイレゾ対応」、圧縮音源をハイレゾに近づける「DSEE HX」、ソニーお勧めの音質化機能「Clear Audio+」が挙げられます。
これらのうち、DSEE HXとClear Audio+は同時にオンにすることができません。
聴き比べると、Clear Audio+をオンにするとDSEE HXの効果も内包しているように感じますが定かではありません(余談ですが、最近のアップデートでClear Audio+のオンオフが設定メニューの奥に隠れてしまったのが残念です)。
Clear Audio+は有線接続時にオンにすると非常にうるさく感じますが、Bluetooth接続ならむしろオンにしないと物足りません。これは曲によらずだいたいそういう印象を受けます。
DSEE HXは有線でも無線でも、オンにした方が心地よく感じます。が、曲によって差を感じないことも多いです。
MDR-1RBTMk2とXperia Z3 Tablet CompactをBluetooth接続すると、aptXというコーデックが使われます。高音質低遅延が売りですが、仕様上CDクオリティ相当(16bit/44.1kHz)までしか対応していません。
なのでハイレゾ音源だろうがDSEE HXだろうが、Bluetooth経由である限りあまり意味はありません。Clear Audio+はイコライザのようなものであるため、関係なく効果を及ぼすということなのでしょう。
こうした点を補うために作られたのがソニーの新コーデックLDACであり、MDR-1ABTなのだと思います。
外出時に良い音が聴けるかも、という点でMDR-1ABTにはとても興味があるのですが、現時点でLDAC対応機器がウォークマンZX2だけです。アップデート予定のウォークマンAや発売予定のXperia Z4 Tabletが控えてはいますが、さすがに今は手が出しにくいところです。
Xperia Z3シリーズがアップデートでLDAC対応してくれればありがたいのですが……Xperia ZのAAC対応も期待したもののされていませんし、望みは薄そうですね。