スキップしてメイン コンテンツに移動

Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

「Apple Pay=カービィの吸い込み」説

こんにちは、モバ(@yubile)です。珍しく2日連続更新。

記事タイトルは割と釣りですが、書いているうちにまだ見ぬiPhone 7がカービィに思えてきました。

 

Apple Payがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!

ついに日本でも始まるApple Payですが、どうも日本独自仕様が混じっていて解りにくい。

Apple Pay – Apple(日本)

 

 

 

 

というわけで、自分用メモを兼ねて現時点(2016/09/12)での情報を整理してみます。

 

 

そもそもApple Payとは

Appleが2014年10月に米国で開始した、「安全に決済をするための仕組み」であり、「決済システムそのもの」ではありません。

Appleに口座情報を登録するとか、カードを作るとかそういうものではないわけです。

 

対応するクレジットカードやデビットカードの情報をiPhoneに取り込み、トークナイズ(決済に使うための仮のカード番号に変換すること)して、iPhone内のセキュアエレメントと呼ばれる記憶領域(Touch IDの指紋データも保存されています)に保存します。

決済ではその”仮の番号”でのみやり取りするため、店舗には本当のカード番号を知らせずに済む、というのが大ざっぱな利用者側からの理解で良さそうです。クレジットカード社会の米国ならではの仕組みということでしょう。

米国などで対応した店舗では、Apple Payマークが掲示されているそうです。 

 

 

日本のApple Pay

日本版iPhone 7/7 Plusには、NFC type-F、すなわちFelicaが搭載されました。これは日本版だけの仕様で、海外版iPhone 7/7 Plusを買ってもFelicaは使えません(逆に海外で使われるNFC type-A/Bに非対応という情報がありましたが、誤報だったようです)。

日本でApple Payを始めるに当たって、すでに広く展開しているFelica決済に乗っかることで、スタートから利用可能な店舗数を増やそうと考えたのだと思います。

対応したのはドコモが運営する「iD」、JCBとイオンクレジットサービスの「QUICPay」、そしてJR東日本「Suica」(PDFへのリンクです)の三つ。iPhoneやApple Watchに対応カードを登録すると、これらのマークが付いた店で使える、というわけです。

 

 

対応クレジットカードがややこしい?

Apple Payの「始め方」を見てまず気づくのが、VISAのマークがありません。三井住友VISAならば利用可能らしいですが、オンライン決済やSuicaチャージには使えないようです。

いずれはVISAマークも掲げられるものと思いますが、ぼくが普段の買い物で使うスルガVISAデビットなんかは望み薄そうですね……。

今後対応する会社も増えるでしょうし、手持ちのカードの発行会社に問い合わせるなり、プレスリリースを確認するなりした方が良さそうです。

 

 

Apple PayとSuica

ローカルな話題の割に、かなり力を入れて取り上げた感のあるSuica対応。

ガラケーやAndroidスマホのモバイルSuicaをそのまま持ってきたわけではなく、Apple Payに合わせて作り込んだSuica、Suicaに合わせて仕様変更したApple Pay、であるようです。

詳しくはサービス開始の10月後半を待つ必要がありますが、

・NFCでSuicaの物理カードから情報を取り込む(取り込まれたカードの方は使用不能になる)

・取り込んだSuicaは専用アプリで管理したり、Apple Payに登録したクレジットカードからチャージができる

・スムーズな改札通過のために、Suicaだけは利用時のTouch ID認証を不要にするExpressカードとして指定できる

・1枚のカードを複数の端末(iPhone+Apple Watchなど)には取り込めないが、1台の端末に複数枚のカードを取り込むのはOK

といったところ。

どうやらクレジットカードの登録情報はiPhoneとApple Watchで共有できるようなので、Suicaのみ特別な仕様になっているようです。

ちなみに、モバイルSuicaからの移行もできるようにする予定だそうです。

 

 

 

果たして使うチャンスはあるのか……?

機能としては待望だったんですが、いざ使うかどうか考えてみると、割と微妙です。

Xperia Z5にSuica/Edy/nanaco/WAONと4種の電子マネーをチャージしているので、SuicaだけiPhoneに移動するのも煩雑な気がします。iPhoneでのSuica利用率が高ければ、他の電子マネーも対応してくれそうではありますが、気楽にかざすだけのおサイフケータイも捨てがたいんですよね。

iDやQUICPayは使ったことがないので試してみたいのですが、手持ちのクレカに対応カードがない、かも……。ソフトバンクカードでも発行してもらおうかしら。

このブログの人気の投稿

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS7...

FMV Comfort Keyboard KB800(FMV-KB800T)を買ってみた(簡易レビュー的メモ)

 こんばんは、モバ( @yubile )です。 正直、正直なところ、PCのキーボードはタイプライターと見紛うほどのカシィンカシィンと鳴るメカニカルキーボードが好きです。が、昨今は自宅でも出先でも静かにやりたいことがとても多く、もはや時代の流れには抗えません。 そんなわけで半ば衝動買いしたのが、富士通の FMV Comfort Keyboard KB800 です。この記事を書いている今、Amazonには入荷しておらず、メーカーのオンラインショップでも品切れ中のようです。 ちなみに私は、近所のケーズデンキに1台残っていたのを運良く衝動買いできました(?)。直前に同じケーズデンキで Logicool K380s を買ったばかりだった(でもって、そちらはそちらでとても良かった)んですけどね……。 ファーストインプレッションとしては、 テンキーを含むフルキーボードとしてはコンパクトで良い キートップは小さめに感じるが小さすぎもしない絶妙な大きさ キーストロークは見た目より深いが軽いタッチでも反応する 総じてタイピングが気持ちいい Bluetoothに加えてUSBドングルも使えるので、有線キーボードが必要な部分をカバーできるのが便利 カラバリがあったら欲しい といったところ。今のところちょうどいいケースがなくてモバイルしづらいことを除けば、けっこう気に入っています。