ウォークマンNW-A20とMDR-1ABTとLDACとDSEE HXとClearAudio+と。

こんにちは、モバ(@yubile)です。

このニュースを見てからずっと待ち構えていた、AQUOS CRYSTAL 305SHのプリペイド版限定販売。無事にゲットでき、審査も通って配達待ち状態です。

スペック的にはタダでもらったhonor6 plusの方がずっと良い(対応周波数を除く)んですが、以前ソフトバンクオンラインショップで009Zを買ったらSIMロック解除済みだったこともあり、プリペイド版だとそういうラッキーがあったりしないかな、という淡い期待を込めての購入です。
まあ、009Zと違ってもともと公式にはロック解除できない機種なので、本当に淡い期待でしかないのですが。

 

3年ぶりのウォークマン購入

さて、今日のネタはウォークマンA現行モデル、NW-A20シリーズを買っちゃったお話。スヌーピーバックカバー付きが出ているのを知って昨年12月18日にソニーストアでポチったんですが、タイミングが悪かったらしく1ヶ月ほど待たされました……。

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しかも傷つきそうでまだスヌーピーのバックカバーが着けられないチキンです。今はエレコム訳ありショップで安く買ったNW-A10用のケース(寸法は同じなのでまったく問題ありません)をとりあえず着けています。

購入したモデルは32GBのNW-A26HN、ビリジアンブルーです。ほんとは16GBモデルにしかないシナバーレッドが欲しかったんですが、ハイレゾ中心に使うと16GBではぜったい物足りないし、128GBのmicroSDXCはまだまだ高いため内蔵ストレージは多い方が良いだろうと判断し、容量を優先しました。また、64GBのmicroSDXCも購入しました。

↓だいぶ安くはなりましたが、64GBに比べるとまだコスパが良くないのでもう少し待ちですかね。

 

10日ほど使ってみた

感想を、思いつくままざっと書いてみます。なお、主に付属イヤホンとMDR-1ABTを使用しています。

 

やはり容量は足りなかった

予想通りというか何というか、既に手持ちのハイレゾ音源(といってもDSDなど本格的なものではなく、48〜96kHz/24bitぐらいの入門編レベルです)が100GB以上あったためです。microSDと本体メモリにまたがるプレイリストが作れない残念仕様であるのも割と面倒です。

 

DSEE HXとイコライザはイイ感じ、ClearAudio+とVPTサラウンドは微妙……

圧縮音源をハイレゾに近づける補完技術「DSEE HX」が搭載されています。すでにXperia Z3 Tablet Compactでその効果が自分好みなのは知っているので、常にオンにしています。

また、ステレオの分離を良くするクリアステレオと、付属イヤホンに最適化したClear PHASEはオンにした方が好みでした。

イコライザは±10段階ずつと細かくなり、また1目盛りの違いがちゃんと分かるため、好みの音になるまで試行錯誤を楽しめます。ただ、いろいろ弄ったあと結局オフに戻ることもしばしばで、DSEE HX&クリアステレオ&Clear PHASEオンが今のところいちばん落ち着くかな、という感じです。

いっぽう、ソニーお勧め設定をワンタッチでやってくれるClearAudio+ですが、正直好めませんでした。Xperiaの時はわりと使いました(それでも気分や曲によってしょっちゅうオンオフしました)が、今回は正直うるさいだけであんまり美味しくないので、オフで安定です。

また、サラウンドはライブ音源などだとハマりますが、もう少しバリエーションが欲しいです。あるいはイコライザのように自分で細かくカスタマイズできるモードとか。

 

LDACは素晴らしい、けれど

MDR-1ABTとNW-A20の組み合わせで使えるBluetoothコーデック、LDAC。音質優先設定(990kbps)で外で聴くと、有線接続と区別できる自信がありません。わざわざ互換性を捨てて独自実装を選んだだけのことはあると思います。

ただ、せっかくハイレゾに近い音を送れるコーデックなのに、DSEE HXと併用できないのが残念です(MDR-1ABTの場合、ヘッドホン側にHXなしのDSEEを積んでいるのでまだマシかもしれません)。また、そこそこ人の多い場所などで使ってみると、思っていたよりはだいぶマシですが音飛びします。Bluetoothのギリギリ上限を攻めているわけなので、多少不安定なのは仕方ないんですが……。

 

 

まとめ

内蔵メモリとmicroSDにまたがるプレイリストが作れないこと、ClearAudio+がイマイチなこと、BluetoothでDSEE HXが使えないことは気になるものの、このサイズかつ単体でハイレゾ対応して手頃な価格のプレーヤーという点を考えれば、工夫と割り切り(諦め?)でカバーできます。

何より、購入以来ずっと持て余していたMDR-1ABTのLDACを使えるようになっただけでも、気持ちがスッキリしました。