- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
おはようございます、モバ(@yubile)です。
楽天モバイル「格安スマホアンバサダー」プログラムで、honor6 Plusと3.1GBパック通話SIMをモニターしています。
モニターしているスマホ、honor6 Plusレビューの概観編から続きです。
カメラに関してはもう少し先送りして、スマホの機能として重要な位置を占める音楽プレーヤーとしての側面を見ていきます。
アプリ編
honor6 Plusにはファーウェイ純正の「音楽」アプリがインストールされています。何かとiPhoneやXperiaインスパイア感が漂うhonor6 Plusも、ここはどちらにも似ていません(もしかしてGalaxyと似ているのかもしれませんが、持っていないので何とも)。
プレーヤーとしてはシンプルで割と扱いやすいので、SDカードにいくらか曲を入れて普通に聴く分には特に困ることもないでしょう。
曲の入ったフォルダを指定してライブラリに追加することもできるので、iSyncrなどでiTunesから曲を持ってくるのも難しくありません。
ただ、ぼくの場合は少し困ったことになりました。というのは、「音楽」アプリはALAC、いわゆるApple Losslessに対応していないのです。
FLACはOKなのでロスレス全滅というわけではないのですが、iTunesではFLACは扱えません。moraやe-onkyoなどで購入するハイレゾFLACも、ALACに変換してからiTunesに入れています。
というわけで、諦めてALAC対応のPowerAMPに切り替えます(どのみちハード的にハイレゾは非対応なので、非圧縮を聴きたいという気分的な問題なのですが)。が、次にまた些細な問題が。
ファーウェイ純正のフリップカバー(Galaxyなどでおなじみの、閉じると穴の空いた部分から時計なんかが見えるアレです)で音楽プレーヤーを操作できるのですが、ここの操作に対応しているのがどうやら純正アプリだけのようで、PowerAMPはアルバムアートも表示してくれませんし、操作も一切効きません。
設定>アプリの管理>デフォルトアプリの設定、とたどれば音楽再生のデフォルトアプリを変更できるようになっているのですが、やはりPowerAMPには効果がありませんでした。
そこで、さらにいろいろ諦めてGoogle Playミュージックに乗り換えました。ちなみにGoogle Playミュージックはいつの間にかALACのアップロード(といっても320kbps MP3に変換してですが)にも対応しましたが、24bitだと対応してくれません。FLACならOKなんですけどね。
ともかく、今度はデフォルトアプリをGoogle Playミュージックに切り替えてフリップカバーを閉じると、おお、アルバムアートが! と喜んだのも束の間、再生/停止ボタンを押してみると純正アプリに入っているデモ曲が再生開始される始末。
要するにフリップカバーでいろいろしたいんなら純正アプリを使え、ということのようです。まあ、カバーを開けば普通にロック画面で操作できるんで支障はないんですが、ちょっと悔しい。純正アプリは無効化できないのがまた何とも。rootとりたくなってしまいました。
ハード編
まず本体スピーカーですが、これはケチったな、という感じです。位置はともかく、穴の見た目で言えばiPhoneとさして変わらない気がするのですが、ショボいです。ドラクエ8やメビウスFFがチープになっちゃいました。ゲームをするならイヤホンがお勧め。
そのイヤホン端子ですが、音は案外悪くありません。出力もそれなりにありそうです。が、哀しいことにタッチパネルを操作するとノイズが入ります。どうもバイブが作動するとまずいようです。バイブをオフにする手もありますが、以前書いた通りタッチプラス機能付きガラスフィルムを貼っている関係でバイブがないと触ったかどうかが分かりにくいため、それはやりたくない。
じゃあBluetoothはどうなのか? と言いますと、ググってみても確実な材料がないのですが、たぶんBluetoothはAACやaptXに非対応と思われます。実際にAAC/aptX対応のMDR-1ABTで聴いてみてもイマイチすっきりしない音なので、やはりSBCなのではないかと。デバイス側でaptXかSBCか分かるロジテックのLBT-AR300なんかがあれば簡単に検証できるのでしょうが……。
結論
わりと良さそうな純正アプリ&そう悪くない感じのイヤホン出力があるのに、ツメが甘いかなと。少なくとも、ぼくには合いませんでした。
やはりhonor6 Plusはカメラですかね。これに関しては、もうちょっといろいろ撮ってみて結論を出したいと思っています。