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FMV Comfort Keyboard KB800(FMV-KB800T)を買ってみた(1)

もっと早く買えば良かったかも。今さらのヘッドホンレビュー・MDR-1RBT

おはようございます、モバ(Twitter @yubileG+)です。

日本の選手が個人メドレーで金メダルを取る日が来るとは思いませんでした。人間、意外とやってやれないことはないんだなあとしみじみ。

 

さて今日のネタは、もう発売からずいぶん経ってしまったソニーのヘッドホン、MDR-1RのBluetoothモデル、MDR-1RBTです(メーカーサイトはこちら)。

 

発売当初の価格だとちょっと二の足を踏む感じだったのでしばらく忘れていたのですが、DR-BTN200が思ったより使いやすかったことからBluetooth&NFC搭載の最上位機種に改めて興味が湧き、しかもだいぶ価格が下がっていたことからポチっと行ってしまいました。

 

 

モノの写真などはもうあちこちで出ているので省略することにして、感想をば。

まず最初に要点をまとめます。

気に入ったところ

・Bluetooth&NFCに慣れると戻れない

・BluetoothでSBCとは思えない音、ソニーらしいドンシャリで聴きやすい

・バッテリー超長持ち

・装着感が良く、重たい割に意外と疲れない

 

イマイチなところ

・有線接続&microUSB端子カバーの耐久性が心配になる作り

・ハンズフリー通話の音質が送話受話ともに微妙

・夏は蒸れる

・apt-X非対応のため遅延が気になるゲームには向かない

・iOS 6.0以降のiOSデバイスにおいてたまに起きる音飛び(※iOS6.0以降は動作保証外)

 

というわけで、細かく見ていきます。ちなみに再生環境はiPhone 5(iOS 6.1.4)、iPod touch 5th(iOS 6.1.3)、Xperia Z C6603(10.3.1.A.0.244)+PowerAMP(Apple Lossless再生のため)で、基本的にはBluetoothで使っています。また、連続使用はせいぜい3時間ぐらいまでということも付け加えておきます。

 

使い勝手

最初にも書いた通り、BluetoothとNFCの組み合わせは本当に便利です。ロックを解除したXperia Zを右耳にかざすだけで自動で接続し再生開始、もう一度かざせば再生終了し接続を切断。Xperia側のBluetoothそのもののオンオフもやってくれるので、使う時だけオンになるバッテリーにも優しい仕組みです。

無線機器として大事なバッテリー持続時間は驚異のひと言。初めに一度充電してから毎日3時間ほど使っても、1週間まったく問題ありません。レシーバータイプよりもずいぶん持つのが嬉しいです。ケーブルレスのメリットを享受できる時間が長くなるということですからね。ちなみに、NFCでかざして切断した場合MDR-1RBTの電源は落ちませんが、電源が入ったまま何も接続されていない状態が続くと自動で電源がオフになる仕様なので、切り忘れても安心です。

 

今まで使ってきた大きめのオーバーヘッドタイプヘッドホンにはゼンハイザーHD580、オーディオテクニカATH-A500、シュアーSRH840、パイオニアSE-A1000、ビクターHA-MX10-Bなどがありますが、これらとMDR-1RBTをぼくの頭へのフィット感で比べると

SE-A1000>ATH-A500≧MDR-1RBT(297g)>HA-MX10-B(260g)>HD580(260g)>SRH840(372g)

という感じです。最も重たいSRH840はどうしても首に負担が掛かって長時間は辛いのですが(音自体は何というか濃密で好きなんですけどね……)、より軽いHA-MX10-BやHD580よりMDR-1RBTの方が楽な感じがします。もともとの装着感の良さはもちろんですが、たぶんケーブルがないため頭が引っ張られる感じがしないのが大きな要因なのでしょう。

とはいえ、予想は十分出来ましたがこの時期は蒸れます。それでも音が好きだしケーブルレスの利便は捨てがたいので使いますけどね。

 

付属品としては、充電ケーブルと有線接続用ケーブル、そしてそれらと本体をまとめて入れられる袋がついています。旅行なんかで役に立ちそうでなかなか良いです。

ただ、MDR-1Rや1RNCとケーブルを挿す場所が違うことと、その端子カバーが何とも安っぽい感じなのが残念です。金属ハウジングでないことはBluetoothやNFCのためなんだろうと想像できるので仕方ないとも思えるのですが、プレミアム製品っぽいのにここだけ耐久性がなさそうですし……。

 

 

音質、音漏れ、遮音性

初めて聴いた時は「これがBluetoothの音か!?」と感じました。ヘッドホン自体の質とS-MasterやDSEEの効果ということなのでしょう。さすがにDR-BTN200とはぜんぜん違います。

ただ、解像度やら帯域バランスやらでものすごい高音質かというとそういうわけでもなく、あくまで「聴いて楽しい」音に作ってある印象です。すべてがウォークマンぽい音になると言えば良いでしょうか。人によってはもしかしたら人工音っぽくてイヤと感じるかもしれません。有線接続で聴くとそのあたりが大人しくなり派手さが抑えられ、キャラが変わりますがこれはこれで楽しい音です。

有線と無線、一粒で二度美味しい、と言えます。

 

音漏れは、耳をすっぽり覆う割には多いかもしれません。通勤電車などで使う場合は心持ちボリュームを控えめにしておくと良いでしょう。遮音性も形状の割に高くないので、うるさい地下鉄で没入感を求めるような使い方にはお勧めできません。

残念なのがBluetoothゆえの遅延と、ハンズフリー通話の音質です。映画などを観る分には気にならないのですが、音ゲー(今シャイニーフェスタにハマっているので……)はムリです。ゲームの時は有線接続を選べるのがうれしいところ。またハンズフリー通話では、もともとのプロファイルの関係で音が悪いのに加えて、マイク性能もあまり高くないようです。FPSなどで使うなら、素直にゲーマー向けヘッドセットを買うことをお勧めします。有線接続だとマイクは機能しませんし。

 

また、iOS 6.0以降のiOSデバイスとソニーのAAC対応Bluetoothデバイスの組み合わせは音飛びが酷いという問題があり、6.1アップデートでいちおう改善したのですが、まだたまに曲の頭が欠けることがあります。とはいえ以前ほど聴くに堪えないものではありませんから、可能なら試聴してみて我慢できるかチェックすると良いでしょう。

ちなみにどうしてもiPodがいいんだ! という場合、現行の第7世代iPod nanoはBluetoothとAACに対応しており、iOSデバイスでもないため音飛び問題とは無縁で楽しめるようです。

MDR-1RBTをiPod nano (7G)のBluetooth接続で試す – Groovy Globe

 

 

 

 

 

 

結論

細かい欠点はあるが、Bluetoothヘッドホンとしては最高レベルに音楽を楽しめる一品。ただしヘッドセットとしてはあまり期待してはいけない。

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