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Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

全俺が待ぼ……あれ? ソニーモバイル「スマートワイヤレスヘッドセット MW1」 レビュー (2)使ってみた篇

さて、前回に続いてのMW1レビュー、今度は実際に使ってみてどうだったかというお話。
※2012/7/30 時計表示はiPhoneのみ接続した時でも可能でした。お詫びして訂正します。



 

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まず良い点。
(1)ハード面での操作性はかなり改善。
MW600の悩ましかった点のひとつであるタッチセンサー式ボリュームコントローラ。この記事でも述べたとおり、慣れるまで時間が掛かることやボリューム以外の操作でも使うことなどが難点だったわけだが、MW1ではすべての操作がごく普通のボタンになった。
ボタンも浅いとはいえクリック感がちゃんとあるので、操作に確信が持てるというのはやはりありがたい。


(2)通話や音楽の音質は問題なし。
Bluetoothヘッドセットとして基本のキとも言えるヘッドセットとしての音質はMW600同様に良い。ヘッドホンの種類によるが、静かな部屋で少しホワイトノイズが聞こえることはある。ただし気になるほどではないし、ノイズの少ないヘッドホンを選んで回避することが可能なのが良い。
ワイヤレスヘッドホンにありがちな音飛びもない。ただし、人の多いところや電器店の店頭など電波が飛び交っていそうな場所ではたまに途切れることはある。今まで何台か使ってきたBluetooth機器の中では強い方だ。


(3)マルチポイント接続が扱いやすくなった。
2台同時接続そのものはMW600でもできたが、(1)の通りボタン周りが改善したためちょっとした操作などがやりやすくなった。ちなみにマルチポイント接続では「主要電話」というデフォルトで繋ぐ電話を選ぶのだが、選ばなかった方でも着信などはちゃんと受けられる。




そして、今度は使ってみて残念な点。
(1)ディスプレイの表示文字数が少ない、そして文字化けする。
曲名表示がされる有機ELディスプレイは便利だ。MW600の1行表示から2行表示にグレードアップしたのは良いことだが、一度に見える文字数が全角8文字までとなりMW600の全角9文字から減ってしまった(実際にはMW600もMW1も♪などのアイコンが入るためさらに1文字減る)。
また、項目が長い場合は文字化けする時があるのも困りものだ。

さらに、アドレス帳に登録された電話番号から掛かってきた場合は相手の名前が表示されるはずなのだが、ぼくのケースでは「?? ??」と文字化けしている。
iPhone 4しか音声通話回線がないためXperiaでも同様なのかは確認できていない。もしかしたらiOSデバイスと組み合わせた場合のみ起こるケースかもしれないが……。


(2)Xperiaと連携させないと実力を発揮できない。
もちろんこれはXperia用オプションの1つとして売られている以上しかたないことなのだが、iPhoneなどとの組み合わせだと(使うアプリを選べばそれなりに)便利な通知機能どころか、時刻表示さえされない。通知はともかく時計ぐらいは出して欲しいところだ。→(2012/7/30訂正)時計もちゃんと表示されました。何を勘違いしたんだろう?


(3)通知がたまると面倒になる。
LiveWareマネージャと組み合わせていろいろな通知を出せる(SmartWatch MN2用のこれも使えた)ので、たとえばメールやtwitterの新着を読めるのはとても便利だ。
ただし貯まった通知はひとつずつ表示させないと消えてくれない仕組みのようなので(最大何件までたまるのかは未確認)、twitterリプライなどがたまってしまうとMW1の小さなボタンをぽちぽちやりながら少しずつ(8文字x1行)文章を読むはめになる。
一括消去さえできれば何の問題もないのだが、現状はなるべく必要最小限の通知のみ表示するようにうまく設定をやりくりすべきだ。




まとめ。
Bluetoothヘッドセットとして必要な機能はちゃんと満たしているのだが、売りになっているプラスアルファの部分(通知や着信表示など)がどうにも一押し足りない。
またmicroSDカードを差して単体MP3プレーヤーとして使える機能は、手持ちライブラリの9割5分がAAC(しかも大半はApple Lossless)のぼくには使いようがないし、MP3プレーヤーとして持ち歩くならそれこそウォークマンでいいわけで、ハッキリ言ってmicroSDカード入れ以外の用途が思いつかない。

また、コンセプトの関係上仕方ないことだが、iOSデバイスでは機能をフル活用できないのも残念だ。

Xperiaがメインの携帯なら買う価値はある。iPhoneがメインだというぼくのようなケースではイマイチしっくり来ない可能性は高い。




というわけで、バッテリー動作時間の短さは覚悟しつつDR-BT150NCをポチってしまったのであった。

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