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こんにちは、モバ(@yubile)です。今日のネタはソニーMDR-XB90EXです。最近国内メーカーのヘッドホンばかり買ってます……。
ソニーの低音重視シリーズ”EXTRA BASS”の最新モデル、MDR-XB90EX(以下XB90)をジョーシンのWebストアで衝動買いした。
MW1で微妙に気落ちしていたところだったのであまり期待していなかったのだが、使ってみたらこれがなかなか好み。特にMay’nの曲をこれで聴くのに妙にハマってしまい、あっという間に「いま俺の中でホットなイヤホン」の座に輝いた次第。
外観と装着感など
パッケージもなかなか凝っていて、下の黒い部分を横にスライドして中身を取り出すというもの。こういうのがMW1にも欲しかった。
付属品はハイブリッドイヤーピース、ノイズアイソレーションイヤーピース各サイズ1ペアずつ、ポーチ、固定用クリップ。初めはハイブリッドイヤーピースMサイズが装着されているが、即ノイズアイソレーションイヤーピースに交換。
なんといってもハウジングがでかい。16mmドライバーは伊達じゃないといったところか。分かりにくいが同じEXTRA BASSシリーズの1世代前モデル、MDR-XB41EX(以下XB41)と比較してみるとこんな感じだ(上がXB90、下がXB41)。
ハウジングの厚みや上方向にせり出した金属パーツ部(直径約11ミリ)など、どこをとってもXB41より大きい。耳の穴だけでなく周囲までみっちりと埋めてしまう様は、さながらソニー製の耳栓と言っても過言ではない。着けていればイヤホンに詳しくなくても目を引くと思われる。
ただ、大きいからといって着けにくかったり外れやすかったりせず、むしろ位置決めがしやすくてスッと装着できるところが素晴らしい。耳穴よりも入口で支えるような感じになるので、カナル型独特の「耳の穴に押し込むことへの恐怖」を感じる人でも、これなら多少はマシなのではないだろうか。
ケーブルは1.2mのY字型。個人的にはU字の方が扱いやすくてラクなのだが、クリップが付いているのでカバーできる。ただもう少しゴツいクリップでも良かったかと思う。
なおこのケーブル、製品説明に曰く「からみにくいセレーションコード」という溝が刻まれた平べったいものだ。XB41もいわゆるきしめんタイプの平べったいケーブルで、さらにその路線を追求したらしい。絡みにくいケーブルというのは今どきあまり珍しいものでもないが、耐久性が高そうな雰囲気があるところが良い。あくまで雰囲気なので実際に耐久性が高いのかどうかは分からないが……。
ケーブル絡みでもうひとつ気になると思われるのがタッチノイズだ。あまりタッチノイズを気にしない人間の主観で申し訳ないが、これもXB90はかなり抑えられていると思う。
まとめ
かなり存在感のある大きさでくせ者のように見えるが、実は扱いやすい。ケーブルや付属品も実用的。
音
音の傾向はEXTRA BASSだけあって低音重視だが、ボーカルなどの中音は低音の割に埋もれていない。低音寄りでありつつバランスを取っている印象。やはり何だかんだでXB41に似ているが、XB41に比べて各音域がきちんと出ていて響きが豊か、また空間としては狭いながらも、楽器の位置がラクに想像できるあたりが上位モデルゆえか。基本的にパワフルな曲に向いている。
外で使うイヤホンとしてある意味で音質より気になる音漏れだが、手持ちの5000円〜1万円クラスの機種(XB41、ビクターHA-FXT90、HA-FX3X、オーディオテクニカATH-CKM500など)と比べてもかなり少ない。上の写真でも分かるとおりダクトらしき穴が空いているのだが、イヤーピースの穴を塞ぐとほぼ聴こえなくなることからして、そちらからはほとんど音は出ていないようだ。
また遮音性もノイズアイソレーションイヤーピースとの合わせ技でかなり高く、音量を抑えめにしても低音を堪能できるのが嬉しい。
まとめ
低音寄りだがそれなりにバランス良。音漏れしにくいので電車で使うのに向いている。
結論
- 低音重視だけどそれなりにバランスが欲しい
- 電車で使うので音漏れしないのがいい
- 耳がちょっとぐらい目立っても構わない
という向きにはぜひ検討してみて欲しい。実は見た目と違って優しい良いヤツだ。
次回(?)予告
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p style=”font-size: 20px;”>May’nの所属レーベルはFlyingDog(ビクター系)。つまりビクターのスタジオで録音しているはず。
ということは……コレを狙うしかないでしょう!
しばらくはMacBook Airのせいで金欠なのでいつになるかは分かりませんが。