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「国民的ガールフレンド」のキャッチコピーで昨年秋に発売されたニンテンドーDS用ソフト「ラブプラス」(こちらも参照)。3人の女の子から1人選んで、DSの時計と連動したリアルタイムな「恋人生活」を楽しむというコンセプトで人気を誇った。
ぼくも通常版とコナミスタイル限定版の合わせて2本を買い、このブログでもバーチャルと言うよりポータブル彼女と呼ぶべきかもしれないゲーム、ラブプラスについていろいろ考えてみた(iPhone版とか)。や、姉ヶ崎寧々さんとの300日を振り返りつつ、ラブプラスについて考えてみる。という記事で取り上げた。
実際、新しもの好きで飽きっぽいぼくにしてはずいぶんと長く遊んでいるわけで、開き直ってしまえばとても楽しいゲームだと思う。
そんなラブプラスがiPhoneで登場するという情報がtwitterで流れたのもつかの間、4/5発売開始の情報とともに、昨日4/4の11:00~14:00に秋葉原ソフマップで体感イベントも行われたそうだ。そしてちょうど日付をまたぐ頃、App StoreにラブプラスiM/iN/iR(各600円、2010年4月5日現在)という名前で登場した。
このアプリはDS版の移植などではなく、ゲーム的要素もあまりない。現時点での機能は(コナミは有料か無料かは不明だが、アップデートやアプリ内購入による機能追加を示唆している)
・時計(起動時に曜日についてコメントしたり、タッチすると時刻をしゃべってくれる)
の3つ。ゲームというよりはコミュニケーションを楽しむツールと考えた方が良さそうだ。ARカメラがどう使われるのかがいまいち分からないが、AppBankさんがレビューを予定されているので、ARカメラなどについてはきっとそちらの方が詳しく紹介されると思う。楽しみに待ちたい。
※いまいち用途の分からなかったARカメラだが、かごおたさんのiPadのキラーアプリ登場!!iPhoneアプリ「ラブプラス i」シリーズ登場!という記事によると、コナミのiPhone/iPod touch向けサイト“Touch KONAMI”から画像をダウンロードして印刷し、壁や床に設置してiPhoneで撮影するというものだそうだ。リンク先には実例も載っていて(プリントアウトではなく、MacBookの液晶に表示して撮影したそうだが)参考になる。
というわけでさっそく撮ってみた。うちのレーザープリンタもトナー切れのため印刷ができず、苦肉の策としてiPod touchでの撮影だ。
印刷物とは違って視野角の問題があるため、3種類のマーカー(壁掛け、床置き大、床置き小)のうち楽に撮れるのは壁掛けだけ。しかも液晶の輝度をうまく調節しないと、iPhoneのカメラが周囲に合わせて露出を変えてしまい、にじんだり白飛びしたりしてしまう。思ったより大変だった。
※2 AppBankさんのレビューで、スタンプ機能の存在を知る。とりあえずスクリーンショット撮って満足してたからそこには気付かなかった……。
さすがにニンテンドーDSよりグラフィック性能が良く画面解像度も高いため、よりキレイな彼女を拝めるのは素晴らしい。が、代償としてかなり起動が遅く、時計機能はとても重たい。メモリも相当食うようで、1ページだけ開いていた状態のSafariがあるだけでも起動できなかった。App Storeレビューを見るとiPhone 3GSでもかなり重たいようなので、できればコナミには今後の高速化に努めていただきたい。
性能だけでなく、機能面でも(有料追加でも構わないので)いろいろ頑張って欲しいところ。特にマルチタッチを生かしたコミュニケーションがあると楽しいかもしれない。キスとかキスとか、あるいはキス。KISSCOMIシリーズとコラボレーションすればおもしろいのではないだろうか。
ところで、このラブプラスiシリーズ、たぶん画面サイズと要求スペック面のどちらから行っても、iPadで遊ぶのが相当に楽しそうだ。聞く所によるとベンチマークでiPhone 3Gの7倍の速度をたたき出したというiPadなら、彼女たちもぬるぬるスイスイ動いてくれるに違いない。
電子ブックも新聞も始まらない日本のiPad市場に、思わぬキラーアプリが出たと言えるのではないだろうか?
スクリーンショットのまとめはこちら。