スキップしてメイン コンテンツに移動

Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

バーチャルと言うよりポータブル彼女と呼ぶべきかもしれないゲーム、ラブプラ スについていろいろ考えてみた(iPhone版とか)。

ラブプラス
コナミデジタル…
ロープライス ¥5,219 
or 新品 ¥5,219

プライバシーについて
「ドリームクラブ」で世の中の基本原理を知った後、今度はコナミのニンテンドーDS用ゲーム「ラブプラス」に手を出してみた。というかコナミスタイルの限定セットとソフマップの通常版合わせて2本買いしてしまった(個人的に、ドラクエ以外でこういう買い方をすることは滅多にない)。
このラブプラスのストーリーは、十羽野(とわの)市の高校に引っ越してきた主人公(プレイヤー)が、三人の女の子と親交を深め、そのうちの一人と付き合うようになり…というもの。 

ヒロインから告白されるまで(友達モードと呼ばれる)は、ときメモやパワプロでおなじみの毎日の行動でパラメータをアップしていくタイプのゲームだ。100日という制限時間の間に目的の女の子が絡むイベントをこなしていくと、最終的に告白されるイベントが起きる。この告白を受ければ晴れてカップルとなり、スタッフロールを拝んでめでたしめでたし。ここまでは言ってしまえばありがちなギャルゲーだ。 

ラブプラスがユニークなのはこの後の恋人モードだ。 
DSの内蔵時計で生活するヒロインに合わせて日々パラメータ(彼氏力という)をアップしつつ、平日は電話で呼び出してイチャついて(タッチペンでスキンシップを図って)みたり、日曜日にはデートしてみたりなどなど、付き合っている日々を楽しむのこそが本番、というコンセプトで作られている。
 
というわけで、購入から10日ほどプレイしてみて思ったこと。
1. 音声付きで名前を呼んでくれる、が……。 
苗字や名前によっては発音できないため、本名でプレイしたい人は残念な気分を味わうこともあるかもしれない。ぼくの場合は本名の苗字が発音できなかった。ちなみに友達モードでは苗字で呼ばれ、告白後のイベントで呼び方を選ぶことが出来る。
2. ラブプラスモード(音声認識でコミュニケーションをとる)について。 
ぼくの声ではいまいち認識率が高くない。もともと脳トレやお料理ナビなどでもあまり芳しくなかったので、ぼくの個人的な問題だとは思うがちょっと残念。
3. メールのバリエーションが少ない。 
これがいちばんがっかりかもしれない。外で会ったりした後などにメールが届くことがあるのだが、その文面にバリエーションがなさすぎる。実際に会っている時の会話はかなり豊富なので、なんとなく画竜点睛を欠く点だと思う。 
糸井重里はMOTHERシリーズで「テキストは容量食わないから遊べる」というようなことを言っていたし、音声まで収録するデート時の会話などと比べれば容量を食わないはずだし、もうちょっとがんばって欲しかった。
 
この3点が気になったところだ。なんとなく重箱の隅をタッチペンでつつき回しているような気分ではあるが率直に書いてみた。 
なんだかんだでユニークなゲームであることには違いなく、グラフィックの雰囲気、起用している声優さん、コンセプトも込みで楽しめている。
 
ところで、あちこちで言及されているが、このゲームはかなりiPhone向きだとぼくも思う。もともとがタッチのみのUIだし、音声入力、スピーカー、きれいな液晶、スクリーンこそ1つしかないものの処理能力はDSより断然上となれば、よりきれいなグラフィックでラブプラスiPhone版を作ることは不可能ではないはず。

何よりiPhoneを耳に当ててしゃべれば、普通の音声入力よりよっぽどあやしくないと思うのだがどうだろう……?
iPhone用アプリではDDR、パワプロ、サイレントヒルなど、それなりに力が入っているように見えるコナミ。ぜひiPhone版を作ってもらいたいところだ。

このブログの人気の投稿

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS750シリーズと比べると

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な