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バーチャルキャバクラでお金の魔力を疑似体験?「DREAM C CLUB(ドリームクラ ブ)」

一部で話題になっていたゲーム「DREAM C CLUB(ドリームクラブ)」。いまは多少のプレミアがついて売られているようだが、実はわりと前から予約済みだったので普通に入手できた。

ピュアな心を持つ大人だけが会員になれるという「ドリームクラブ」。偶然にもその会員になった主人公は、1年という期限をどう過ごすのか――。

というストーリーだが、このゲーム、身も蓋もない言い方をすれば「キャバクラに通って女の子と仲良くなろう」というものだ。
ゲーム中には一度もキャバクラという言い方は出てこないし、キャバ嬢という呼び名でもない(ゲーム中の女の子たちはホストガールと呼ばれる)ものの、バーチャルキャバクラで遊ぶゲームだと思えば理解が早い。

会員証の期限は1年。
平日はアルバイトでお金を稼ぎ(あるいは女の子に渡すプレゼントを買うことも)、週末にそのお金でもってドリームクラブに通い、お気に入りの女の子と親しくなるべく行動する。

カギとなるのは「IIS(インタラクティブ飲酒システム)」と「ETS(エモーショナルトークシステム)」。
こいつもまたぶっちゃけてしまえば、IISは「うまく女の子にも酒を飲ませよう」、ETSは「ほろ酔いだと普段は聞けない本音がぽろりと出てくるよ」ということだ。 というより、肝心な情報はだいたい酔わせないと引き出すことができない。
このゲームのユニークなところのひとつが、女の子たちのプロフィールを知ることもゲームの目的の一つであること。
こういうお店の女の子らしく、スリーサイズ、好きな食べ物、血液型、年齢、誕生日などほとんどゲーム開始時には不明になっている。本名さえも分からない。ストーリー上名前が伏せられているキャラというのはよくあるが、全員が本名不明というのは珍しい(理保のように、プレイヤーには分かってしまっているキャラもいるが)。
実績解除の条件に各キャラのEDとは別にプロフィールコンプリートというのもあったりする。たぶん普通にハッピーエンドを見れば全項目埋まるはずではあるが……。

IISにおいて、グラスを傾ける回数や度合いはプレイヤーの右スティックさばきに掛かっている。うまく酒量を調節しないと自分が酔いつぶれてしまい、女の子の好感度を上げるどころかそのまま週末パートが終了してしまう。うまく酒を飲むことで女の子にもグラスを空けさせ、適度に酔わせなければならない(女の子はそれぞれ酒の強さが違うし、飲ませすぎるとつぶしてしまう)。

このゲームにおいては、お酒とお金こそがプレイヤーの力だ。

たとえば普通ならまず聞けないであろう女の子のスリーサイズ情報は、酔った時ならあっさり聞き出せたりする。あるいは思い出話、好きなタイプなどもこの状態でなければ聞けない。
さらに、好感度が高いと好意をほのめかしたりしてくれるので、むずがゆい気分を味わうこと請け合いである。

そしてお金の力も大きい。平日パートでは、アルバイトの他に街へ買い物に出ることができる。
街ではさまざまなプレゼントアイテム(絵本、鉢植え、ダンベルなど)やアクセサリー(イヤリング、ブレスレット、時計、胸飾り、アンクレットなど)を売っていて(品揃えは時期によって変わる)、アルバイトで貯めたお金でこれらのプレゼントを買い、お気に入りの女の子に貢ぐのだ。
酒を飲みながらふとプレゼントをあげたりするわけだが、もちろん女の子ごとに好みがあるからそのあたりはよく考えなければならない。好みでないものをあげても好感度がマイナスになることはなさそうだが……。
ちなみに、2回目以降の指名ではプレゼントしたアクセサリーを身につけて接客してもらうことができたりもする。

また、女の子が欲しがっているアイテムというのが登場することがあり、けっこう高額なものだったりするのがまたやっかいなところで、お金の工面が意外と大変だ(実は2周目以降のプレイでは所持金などが引き継がれるので、1周つぶすつもりでお金を貯めればそんなに大変でもなかったりする)。

 

こうして女の子たちと仲良くなっていくと、おさわりイベント、平日デート、アフターなどのイベントが発生していき、それらをうまくこなしていけばハッピーエンドを迎えられる。
IISのコツをつかみ、選択肢を間違えなければさほど難しいゲームではない。ただ、ちょっと特殊な実績解除やカラオケ関係まできちんと埋めることを考えると、そこそこプレイ時間は要すると思われる。

とはいえ、ギャルゲーというジャンルにちょっと新しい要素を持ち込んで新鮮な気分を味合わせてくれる力作だ。キャラクターの雰囲気や声優さんの好みが合うなら、そしてXbox 360を持っているなら、ぜひ一度プレイしてみることをお勧めする。

 

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