スキップしてメイン コンテンツに移動

Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

バーチャルキャバクラでお金の魔力を疑似体験?「DREAM C CLUB(ドリームクラ ブ)」

一部で話題になっていたゲーム「DREAM C CLUB(ドリームクラブ)」。いまは多少のプレミアがついて売られているようだが、実はわりと前から予約済みだったので普通に入手できた。

ピュアな心を持つ大人だけが会員になれるという「ドリームクラブ」。偶然にもその会員になった主人公は、1年という期限をどう過ごすのか――。

というストーリーだが、このゲーム、身も蓋もない言い方をすれば「キャバクラに通って女の子と仲良くなろう」というものだ。
ゲーム中には一度もキャバクラという言い方は出てこないし、キャバ嬢という呼び名でもない(ゲーム中の女の子たちはホストガールと呼ばれる)ものの、バーチャルキャバクラで遊ぶゲームだと思えば理解が早い。

会員証の期限は1年。
平日はアルバイトでお金を稼ぎ(あるいは女の子に渡すプレゼントを買うことも)、週末にそのお金でもってドリームクラブに通い、お気に入りの女の子と親しくなるべく行動する。

カギとなるのは「IIS(インタラクティブ飲酒システム)」と「ETS(エモーショナルトークシステム)」。
こいつもまたぶっちゃけてしまえば、IISは「うまく女の子にも酒を飲ませよう」、ETSは「ほろ酔いだと普段は聞けない本音がぽろりと出てくるよ」ということだ。 というより、肝心な情報はだいたい酔わせないと引き出すことができない。
このゲームのユニークなところのひとつが、女の子たちのプロフィールを知ることもゲームの目的の一つであること。
こういうお店の女の子らしく、スリーサイズ、好きな食べ物、血液型、年齢、誕生日などほとんどゲーム開始時には不明になっている。本名さえも分からない。ストーリー上名前が伏せられているキャラというのはよくあるが、全員が本名不明というのは珍しい(理保のように、プレイヤーには分かってしまっているキャラもいるが)。
実績解除の条件に各キャラのEDとは別にプロフィールコンプリートというのもあったりする。たぶん普通にハッピーエンドを見れば全項目埋まるはずではあるが……。

IISにおいて、グラスを傾ける回数や度合いはプレイヤーの右スティックさばきに掛かっている。うまく酒量を調節しないと自分が酔いつぶれてしまい、女の子の好感度を上げるどころかそのまま週末パートが終了してしまう。うまく酒を飲むことで女の子にもグラスを空けさせ、適度に酔わせなければならない(女の子はそれぞれ酒の強さが違うし、飲ませすぎるとつぶしてしまう)。

このゲームにおいては、お酒とお金こそがプレイヤーの力だ。

たとえば普通ならまず聞けないであろう女の子のスリーサイズ情報は、酔った時ならあっさり聞き出せたりする。あるいは思い出話、好きなタイプなどもこの状態でなければ聞けない。
さらに、好感度が高いと好意をほのめかしたりしてくれるので、むずがゆい気分を味わうこと請け合いである。

そしてお金の力も大きい。平日パートでは、アルバイトの他に街へ買い物に出ることができる。
街ではさまざまなプレゼントアイテム(絵本、鉢植え、ダンベルなど)やアクセサリー(イヤリング、ブレスレット、時計、胸飾り、アンクレットなど)を売っていて(品揃えは時期によって変わる)、アルバイトで貯めたお金でこれらのプレゼントを買い、お気に入りの女の子に貢ぐのだ。
酒を飲みながらふとプレゼントをあげたりするわけだが、もちろん女の子ごとに好みがあるからそのあたりはよく考えなければならない。好みでないものをあげても好感度がマイナスになることはなさそうだが……。
ちなみに、2回目以降の指名ではプレゼントしたアクセサリーを身につけて接客してもらうことができたりもする。

また、女の子が欲しがっているアイテムというのが登場することがあり、けっこう高額なものだったりするのがまたやっかいなところで、お金の工面が意外と大変だ(実は2周目以降のプレイでは所持金などが引き継がれるので、1周つぶすつもりでお金を貯めればそんなに大変でもなかったりする)。

 

こうして女の子たちと仲良くなっていくと、おさわりイベント、平日デート、アフターなどのイベントが発生していき、それらをうまくこなしていけばハッピーエンドを迎えられる。
IISのコツをつかみ、選択肢を間違えなければさほど難しいゲームではない。ただ、ちょっと特殊な実績解除やカラオケ関係まできちんと埋めることを考えると、そこそこプレイ時間は要すると思われる。

とはいえ、ギャルゲーというジャンルにちょっと新しい要素を持ち込んで新鮮な気分を味合わせてくれる力作だ。キャラクターの雰囲気や声優さんの好みが合うなら、そしてXbox 360を持っているなら、ぜひ一度プレイしてみることをお勧めする。

 

このブログの人気の投稿

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS7...

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

FMV Comfort Keyboard KB800(FMV-KB800T)を買ってみた(簡易レビュー的メモ)

 こんばんは、モバ( @yubile )です。 正直、正直なところ、PCのキーボードはタイプライターと見紛うほどのカシィンカシィンと鳴るメカニカルキーボードが好きです。が、昨今は自宅でも出先でも静かにやりたいことがとても多く、もはや時代の流れには抗えません。 そんなわけで半ば衝動買いしたのが、富士通の FMV Comfort Keyboard KB800 です。この記事を書いている今、Amazonには入荷しておらず、メーカーのオンラインショップでも品切れ中のようです。 ちなみに私は、近所のケーズデンキに1台残っていたのを運良く衝動買いできました(?)。直前に同じケーズデンキで Logicool K380s を買ったばかりだった(でもって、そちらはそちらでとても良かった)んですけどね……。 ファーストインプレッションとしては、 テンキーを含むフルキーボードとしてはコンパクトで良い キートップは小さめに感じるが小さすぎもしない絶妙な大きさ キーストロークは見た目より深いが軽いタッチでも反応する 総じてタイピングが気持ちいい Bluetoothに加えてUSBドングルも使えるので、有線キーボードが必要な部分をカバーできるのが便利 カラバリがあったら欲しい といったところ。今のところちょうどいいケースがなくてモバイルしづらいことを除けば、けっこう気に入っています。