鏡音リン・レン ACT2到着

 今日、クリプトンからのメール便で鏡音リン・レンのアップデータが到着。ACT2の発売日に合わせて送ってきたあたり、配慮が感じられて好感が持てる。
 さっそくインストール……しようと思ったが、不調になったParallels環境を再構築するのをすっかり忘れていた。

 VOCALOIDの面倒なところは、ハードウェアと結びつけたアクティベーションが必須であることだ。ネットワーク機器もしくはインストール先のHDDからアクティベーション用の文字列を生成する。この認証も3回までの回数制限付きで、4回目以降はクリプトン経由でヤマハ(VOCALOIDソフトウェア自体の開発元)に連絡してリセットを頼まなければならない。
 ぼくはMacを使うので、初音ミクや鏡音リン・レンを使う場合は仮想環境を利用している。仮想環境としてはParallels Desktop for MacとVMWare Fusionの二つを持っていて、普段はどちらも甲乙つけがたいのだが、ことVOCALOIDに関してだけはParallelsの方が向いていると思う。
 ParallelsもVMWareもBootcampパーティションから仮想マシンを起動することができるが、Bootcampと仮想マシンの両方でVOCALOIDを使えるようにしておきたい場合、HDDを利用したアクティベーションは使えない。どちらもBootcampパーティションを独自のボリュームとして認識するためだ。
 そこでネットワークポート(Ethernetなど)を使うのだが、今のところParallelsだけが、このネットワークポートのMACアドレスを自由に変更することができる。つまり、Mac本体のネットワークポートのMACアドレスと同じものを仮想ネットワークポートに割り当ててやると、VOCALOIDをうまくごまかすことができるのだ。MACアドレスが同一なら同じネットワークポートだと判断しているらしい。
 Bootcampを使う気がないならこの問題は気にする必要はないのだが、音質面でもVMWareよりノイズなどは少ないように感じるので、とりあえずVOCALOIDとParallelsの組み合わせはお勧め。いずれCrossOverなどと使用感を比較してみたいと思う。

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