Keenai(旧Eye-Fi/eyefi)から写真バックアップ先を乗り換える

こんばんは、モバ(@yubile)です。
気がつくともう6月、2018年もあっという間に半分近く過ぎてしまいました。


Keenaiが期限切れ

Eye-Fi Mobi Proカード(正直このシリーズは表記違いが多すぎて把握できません)などを何枚か買ったので、2018年5月まではEye-Fi Cloud(現Keenai)が利用できました。
が、いざ期限が切れてしまうと、他にアップロードできるサービスがあるのに月額500円はちょっともったいないな……という気持ちになり、更新しませんでした(RICOH THETA(Amazonリンク)を持っていればまた違うのでしょうが、生憎まだ持っていません)。
というわけで、なるべく追加費用なしでどうにかならないかと模索してみました。

※期限切れだとどうなるか

アップロードはもちろんできませんが、実はダウンロードは可能だったりします。なので乗り換え先が何であれ、Keenaiデスクトップアプリでいったんローカルに全部ダウンロードしておき、乗り換え完了後にアカウントを削除すれば良いわけです(この記事を書いている時点でアップロードが終了していないのでまだアカウント削除はしていませんが)。


乗り換え先を考えてみる

バックアップしたいデータ

Keenaiには初めて使ったデジカメ(Cyber-shot DSC-P1)で撮った写真(JPEG)から、iPhoneやAndroidスマホ、PENTAXデジタル一眼で撮影したRAW画像(PEFもしくはDNG)がまずあります。そして動画も少し。およそ300GBといったところでしょうか。

やりたいこと

とにかく安全かつ高速な保管先であって欲しいのが第一、過去の画像を引っ張り出すことはあまり多くないので、日付か撮影地でたまに検索が掛けられれば十分です。

候補(1) Google フォト

既にスマホで使っているので、そこにKeenaiのデータを加えればいちおうは乗り換え完了となります。ぱっと見分からない程度に圧縮されることはやや気になります。が、それ以上に、容量無制限モードではRAWもJPEGに変換されてしまうため、そこが引っかかりました。

候補(2) Amazon プライムフォト

プライム会員なので容量無制限でアップロード可能、RAWにも対応、そして最近気づいたのですがAmazon Driveとは別にWeb版プライムフォトが存在し、日付や被写体別のソートができるようになっているのを見て使う気になりました。
ただ、動画は無制限の範囲外という難点があります。まあプライム会員のオマケですから、静止画だけでも扱えれば万々歳ですね。ちなみにLive Photosなら大丈夫みたいです。

候補(3) iCloudフォトライブラリ

MacとiPhoneがメインなので扱うのはいちばん楽なんですが……メールデータやiPhoneのバックアップなどと共有なので、そこに過去の画像からすべて流し込んでしまうと月額1,300円の2TBプランしかなくなってしまいます。しかも今後4K動画などで容量が膨らむことを考えると、2TBでもやや不安が残ります。実はこの容量だと他のオンラインストレージより割安なんですけどね。

候補(4) Dropbox、OneDrive

特化したストレージではないので便利な部分もある一方、やはり容量やコスパの面で今回の用途にはそぐわないと感じました。

候補(5) Yahoo!かんたんバックアップ

Yahoo!プレミアム会員なら容量無制限で写真・動画・連絡先をバックアップできます。Yahoo!プレミアム会員がセット(連携設定が必要)のソフトバンク/ワイモバイルユーザーには手軽で良いです。ただ、PCからだと2週間に1GBまでしかアップロードできないこと、スマートフォン以外で撮影した画像・動画のバックアップをすると制限が掛かる可能性があることが今回の用途には難点でしょうか。

候補(6) ローカルバックアップ

1TBのポータブルHDDが5,000円程度で買える今、スクリプトやAutomatorで工夫して半自動バックアップのような方法を模索するのも一つの手ですね。追加費用という意味では一番掛かりますが、通信制限などに左右されないという強みもあります。


結論

Amazonプライムフォトで静止画のみバックアップ、動画はスマホで撮影したものが大半なので、Yahoo!かんたんバックアップに託してみることにしました。
動画のバックアップは1時間程度で済みましたが、静止画はしばらく掛かりそうです。以前Google Play Musicにライブラリをアップロードした時はプロバイダーから通信制限の警告書をもらってしまったので、ゆっくり少しずつ進めようと思っています。