スキップしてメイン コンテンツに移動

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

Mac mini (Early 2009)をハイブリッドHDDからSSDに換装した

こんばんは、モバ(@yubile)です。
そういえば、2017年最初の更新でした。だいぶ遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。


Mac miniのHDDが壊れた

うちのMac miniはEarly 2009モデルで、Core 2 DuoとGeForce 9400Mを搭載しています。
かつてはBoot CampでWindowsを動かしたり、friioの録画サーバにしてみたりと活躍してくれましたが、このところやたらと動作が重くなり、HDDからも「カッ」「コッ」という感じの怪しい音がしていました。

最近では普段の何気ない操作もどんどん辛くなり、マウスを動かす→レインボーカーソル→フリーズ→強制再起動を繰り返しているうちに、とうとう起動プロセス途中でマシンごと落ちるように。

外部ディスクからの起動などはできたので、HDDだけがまずいのだろうと判断。SSDに換装してみることを決めました。


選んだSSDは

トランセンドの480GBモデル、TLCタイプです。

トランセンドが好きなのと、性能的にこれより速いものを選んでも、他がボトルネックになって実力を発揮しきれないだろうと踏んだためです。

ちなみに、今まで使っていたのはシーゲートのハイブリッドHDD(の古いモデル)です。

これはこれでノーマルのHDDより速く、SSDよりだいぶ安いため選択肢としては十分にアリだと思います。

換装作業は省略!

分解工具としてドライバーとヘラは必須ですね。逆に言えば、道具さえあればさほど難しくないかと。


OSインストールの方が面倒だった

Appleサポートサイトを参考に、あらかじめEl CapitanのインストールUSBメモリを作っておき、USBメモリからインストールすればおしまい! ……のはずだったんですが。
起動プロセス途中で駐車禁止マークのようなものが出てしまい、起動ができません。

仕方なく、昔作ってあったMountain LionのインストールUSBメモリからMountain Lionをインストールし、App StoreからEl Capitanインストーラをダウンロードしてアップグレードするという迂遠な方法をとることにしました。

これでようやくインストール完了です。ちなみにMac mini (Early 2009)はmacOS Sierraをサポートしないため、ここで打ち止め。

忘れずにやっておきたいこと

サードパーティ製SSDを換装した場合、trimコマンドサポートがオフになってしまいます(このMacについて>システムレポート>SATA/SATA Expressより確認可能)。
これは、ターミナルからsudo trimforce enableと打ち込むことでオンにできます(要管理者権限)。OSアップデートの度にオフになるという話もあるので、たまに確認しておくのが良いかもしれません。


使用感は?

重たい作業はMacBook Pro (Mid 2015)に任せるようにしたので、ネットとメールとテキストエディタとブログエディタ、iOSデバイスの母艦としてiTunesぐらいしか使っていませんが、やはり非力な感じは否めません。
とはいえ腐ってもSSD、起動や再起動はとても速くなりましたし、快適とまでは行かずとも我慢できるレベルまで復活できたと思います。
何せ8年前の、しかも省エネコンパクトが売りで性能の高くないモデルです。メモリもすでに8GBに増設して運用していたので、手を加えるのはおそらくこれが最後になるでしょう。

このブログの人気の投稿

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS750シリーズと比べると

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な