MacBook Pro Retina 15" Mid 2015でもAMD Fluid Motionが使える、というお 話。

こんにちは、モバ(@yubile)です。

全豪オープンの決勝がフェデラー対ナダルで、しかもフェデラーが優勝するとは、なんだか時計の針が少し戻ったような気分でした。
WWEではレッスルマニアのメインイベントがジョン・シナ対ランディ・オートンのWWE王座戦ということになりそうで、こちらもちょっと時計の針が5年ほど戻ったような気がしますが、こちらはフェデラーやナダルほどの輝きがもうないように見えて、いささか気に掛かります。

さて今回のネタは、昨年4月の記事の続き。

10ヶ月モノのGPUドライバ

MacBook Pro Retina 15インチ(Mid 2015)のディスクリートGPUモデルに搭載されているRadeon R9 M370x、無理やり最新のドライバへアップデートするということを以前やりました。
結局はその時期に出ていた最新のドライバ(今もこれが最新なのが悲しいです)にしたまま(実質ダウングレード状態)使っています。

ゲームはやらない、AMDといえばFluid Motion!

AMDの動画フレームレート補完技術「Fluid Motion」、公式にはGCN1.0世代であるRadeon R9 M370xをサポートしていません。悲しいことに。
しかし捨てる神あれば拾う神あり(?)、Bluesky Frame Rate Converter (FRC)によって、R9 M370xでもFluid Motionを使うことができるのです。
使い始めた頃は設定がやや複雑だったのですが、今は基本的に起動して「AFMサポートを有効」ボタンを押すだけ。その状態でAMD Radeon設定を開くと「ビデオ」>「カスタム」に「AMD Fluid Motion」のスイッチが現れます。
Radeon R9 M370xの場合、24fpsも30fpsも60fps化してくれます。
下のスクリーンショットはMPC-HCでテスト素材(1080p/24fps)を開いたものです。Radeon設定の「デモ」をオンにすると、赤い線で区切られた左半分がFluid Motion無効、右半分がFluid Motion有効で表示されます。右半分はフレームが補完されているのが分かると思います。

24fps 60fps化スクリーンショット1080p3

ヌルヌル動いて素晴らしい。

MPC-HCが再生できる動画ならすべてに効きます。特に古い動画の動きが滑らかになるとかなり感動。たまに効果が強くて違和感になるケースもありますが……。
個人的には、ブラウザ再生するdアニメとかでこれが効いてくれたら最高なんですけどね。

Pebbleを惜しみつつ、Apple Watchを使用開始 #Pebble #Pebble2

こんばんは、モバ(@yubile)です。
Nintendo Switchは無事に予約できたつもりですが、いつも使ってるAmazonやヨドバシではなくomni7なので、ちゃんと確保できてるのかちょっとだけ不安です。ぼくが予約した後しばらくして「予約受付終了」となっていたので、たぶん滑り込めたと思うんですが……。

さて今日のネタは、とっても気に入ったのに終了してしまったPebbleと、Apple Watchです。


Pebbleをめぐる状況

Pebble買収とその後

昨年12月の唐突な買収により、スマートウォッチとしてのPebbleブランドは終了することになりました。
その後、2017年中はサポートを継続する方針であることが報道されており、またクラウドへの依存を減らす方向へアップデートし、2018年以降も使い続けられるようにするそうです。

迷うポイント

少なくとも当面、Pebbleを使い続けることに問題はありません。ですがいずれ終了する製品ですから、あくまでメンテナンス的なアップデートに止まるものと思われます。Pebble2の心拍計データをAppleヘルスケアアプリに同期することは現状できないのですが、おそらく今後もできないままではないかと予想します。また、OSのアップデートでスマホアプリが使えなくなることもありえます。

以前の記事に書いたChronosも届いたのですが、こちらは「BT接続するとスマホのソフトキーボードが表示されなくなる」という何とも厄介な不具合が直らず(問い合わせたところ対応中らしいのですが)、本格的に使うには至っていません。

ちなみに、FitbitはルーマニアのVectorWatchというスマートウォッチメーカーも買収しており(こちらは既存製品への保証もサポートも継続する模様)、Fitbitがこれらのノウハウを集めたスマートウォッチを出す可能性は……ゼロではなさそうですが、Fitbitの軸足はあくまでフィットネスのようなので、きっとぼくが望むような製品ではないと思います。


というわけでApple Watch購入。

Series 2のゴールドアルミニウムケース+ココアスポーツバンドです。左手にPebble、右手にApple Watchで20日ほど運用してきたその感想などは、また次回。

Mac mini (Early 2009)をハイブリッドHDDからSSDに換装した

こんばんは、モバ(@yubile)です。
そういえば、2017年最初の更新でした。だいぶ遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。


Mac miniのHDDが壊れた

うちのMac miniはEarly 2009モデルで、Core 2 DuoとGeForce 9400Mを搭載しています。
かつてはBoot CampでWindowsを動かしたり、friioの録画サーバにしてみたりと活躍してくれましたが、このところやたらと動作が重くなり、HDDからも「カッ」「コッ」という感じの怪しい音がしていました。

最近では普段の何気ない操作もどんどん辛くなり、マウスを動かす→レインボーカーソル→フリーズ→強制再起動を繰り返しているうちに、とうとう起動プロセス途中でマシンごと落ちるように。

外部ディスクからの起動などはできたので、HDDだけがまずいのだろうと判断。SSDに換装してみることを決めました。


選んだSSDは

トランセンドの480GBモデル、TLCタイプです。

トランセンドが好きなのと、性能的にこれより速いものを選んでも、他がボトルネックになって実力を発揮しきれないだろうと踏んだためです。

ちなみに、今まで使っていたのはシーゲートのハイブリッドHDD(の古いモデル)です。

これはこれでノーマルのHDDより速く、SSDよりだいぶ安いため選択肢としては十分にアリだと思います。

換装作業は省略!

分解工具としてドライバーとヘラは必須ですね。逆に言えば、道具さえあればさほど難しくないかと。


OSインストールの方が面倒だった

Appleサポートサイトを参考に、あらかじめEl CapitanのインストールUSBメモリを作っておき、USBメモリからインストールすればおしまい! ……のはずだったんですが。
起動プロセス途中で駐車禁止マークのようなものが出てしまい、起動ができません。

仕方なく、昔作ってあったMountain LionのインストールUSBメモリからMountain Lionをインストールし、App StoreからEl Capitanインストーラをダウンロードしてアップグレードするという迂遠な方法をとることにしました。

これでようやくインストール完了です。ちなみにMac mini (Early 2009)はmacOS Sierraをサポートしないため、ここで打ち止め。

忘れずにやっておきたいこと

サードパーティ製SSDを換装した場合、trimコマンドサポートがオフになってしまいます(このMacについて>システムレポート>SATA/SATA Expressより確認可能)。
これは、ターミナルからsudo trimforce enableと打ち込むことでオンにできます(要管理者権限)。OSアップデートの度にオフになるという話もあるので、たまに確認しておくのが良いかもしれません。


使用感は?

重たい作業はMacBook Pro (Mid 2015)に任せるようにしたので、ネットとメールとテキストエディタとブログエディタ、iOSデバイスの母艦としてiTunesぐらいしか使っていませんが、やはり非力な感じは否めません。
とはいえ腐ってもSSD、起動や再起動はとても速くなりましたし、快適とまでは行かずとも我慢できるレベルまで復活できたと思います。
何せ8年前の、しかも省エネコンパクトが売りで性能の高くないモデルです。メモリもすでに8GBに増設して運用していたので、手を加えるのはおそらくこれが最後になるでしょう。

Ankerの飲食店とな