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こんにちは、モバ(@yubile)です。
アメリカのレジェンド級プロレスラー、「アメリカン・ドリーム」ことダスティ・ローデスが亡くなりました。
現役の頃の彼は記録映像でしか見たことがありませんが、動作がいちいち面白くて、お茶目なおじさんだなという印象を持った記憶があります。
体型は全然違いますが、息子のダスティン・ローデスやコーディ・ローデスたちの動きに面影が見える気がして、こういうのも「わざ」として受け継がれて行くものなのかなとしみじみ思いました。
今日のネタ
さて、表題の通りEyefi Mobiデスクトップツールの件です。なお、ハマったといってもMac版の話なので、Windows版をお使いの方には参考にならない可能性が高いです。ご了承ください。
Eyefi Mobiデスクトップツールとは何ぞやと言いますと、Eyefi MobiカードとEyefiクラウドの管理ユーティリティです。カードに覚えさせるWi-Fi設定を入力したり、任意のフォルダをクラウドにアップロードしたりするのに使います。
今回のトラブルは後者の機能、Eyefiクラウドへのアップロードで起きました。
トラブルの経緯
ちょっと前にNASが停電で壊れてしまったため、ローカルにおいてある古い写真もすべてEyefiクラウドにアップロードしてしまおうと思い立ち、写真の入っているフォルダを指定しました。
枚数がそれなりにあるので時間がかかるのは覚悟していたのですが、思っていた以上にアップロードが遅い。しかもどうにもMacの調子が悪い。
それまでMac miniでがんばっていたのですが、あきらめて写真の入った外付けディスクをMacBook Airに繋ぎ、そちらからアップロードしてみることにしました。
しばらくして様子を見てみると、なんとシステムディスクの空きが1MB!
これはいくら何でもおかしいということであれこれ調べた結果、原因がEyefi Mobiデスクトップツールだったというわけです(気づくまでにだいぶ時間がかかりましたが……)。
Library>Application Support>Eyefi>Eyefi Mobiフォルダの容量が、50GBほどに膨れ上がっていました。
プログラミングは素人なので単なる推測でしかありませんが、どうもアップロード前に上記フォルダにキャッシュのような物を作っていると思われます。
キャッシュなのでアップロードが完了すれば消えるのですが、一度に大量の写真をアップロードしようとすると、アップロードされて消えるより、溜まる分が多いのでキャッシュが膨らむわけです。
少し前にプロバイダーから上り帯域制限を食らったばかりで、アップロードが遅かったことも災いしたようです。
どう対処したか
※あくまでぼくの環境でうまくできたというだけであり、何ら保証はできませんのでご了承ください。
要するにキャッシュをどこかに逃がせばいいわけですから、上記Eyefi Mobiフォルダを外付けディスクにコピーしたのち(もちろんデスクトップツールを終了してから)、ターミナルで
sudo ln -s “コピーしたフォルダのパス” “/Library/Application Support/Eyefi”
とやって、シンボリックリンクを作ります(パス指定はFinderからドラッグ&ドロップでやるのが手っ取り早くてお勧めです)。
最初はEyefi Mobiフォルダではなく、一つ上のEyefiフォルダでこれをやったのですが、うまく行きませんでした。
この状態でEyefi Mobiデスクトップツールをもう一度起動してみると、じわじわと外付けディスクの空き容量が増えていきました。
すべてのアップロードが終わったのを見届けてから、Eyefi Mobiフォルダを元に戻しました。
まとめとGoogleフォトについて
最初に推測したとおり、おそらく大量の画像をいっぺんにアップロードしようとしたゆえのトラブルです。100枚や200枚ではこんなことにはならないでしょうが、ハードディスクの空きはそれなりに気をつけた方が良さそうです。
Googleフォトが無料無制限策を打ち出して注目されています。ただし、すでに各所で書かれているとおり、静止画は1600万画素、動画は1080pを上限に縮小されますし、上限に満たないものも(見た目分からない程度に)圧縮されます。
また、位置情報や顔情報、さらにそこから交友関係までを類推できる写真は、ある意味で究極の個人情報とも呼べるものです。
それをホイホイ預けるのも何だかなあ、ということで、今のところ艦これやねこあつめのスクショをアップロードしてお茶を濁してます。実際GmailやAndroidを使っているので今さらという気もするのですが、まあ何となく。
じゃあEyefiクラウドはどうなのかと言われれば、画像はアップロードしたままの状態で保管されるようですし、プライバシーに関しても、信用して良いのではないかと思っています。というのは、Googleと違って個人情報を商売にしているわけではないからです。
有料サービスではありますが、それは裏を返せば何かあった時に物を言いやすい、ということでもあります。
いったん預けてしまうとなかなか抜けられなくなってしまう怖さはありますが、当面はEyefiクラウドの世話になってみようと思います。