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Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

Xperia Z3 Tablet Compactレビュー (2) ハイレゾ音源を買ってみる・その1

こんにちは、モバ(@yubile)です。

Xperia Z3 Tablet Compact、expansysなどで販売しているSIMフリー版にも技適マークがついているらしいですね。そっちにすれば良かった! と一瞬は思いましたが、価格差がだいぶあるので悩ましいところですね。何せWi-Fi版からして、ドンキホーテのアレと比べたら10倍近い価格ですし……。

 

さて、レビュー第2回は前回の続きっぽく、今度はハイレゾ音源にトライしてみましょう、というお話。

iOSデバイスが非対応なのでほとんどノーマークだったんですが、せっかく対応機器があるんだから試してみたいもの。

 

国内の配信サービスでハイレゾを扱っている代表格といえば、e-onkyoにOTOTOYにmoraあたりが出てきます。

CDからリッピングした16bit/44.1kHzのApple Losslessと比較したかったので、May’nファンとしては外せないマクロスFのサントラにしました(その理屈なら本当はMay’nのアルバム「Styles」を選ぶべきかもしれませんが、中島愛の声も聴いてみたかったので)。

MBS・TBS系TVアニメーション マクロスF(フロンティア) O.S.T.1 娘フロ。【K2HD】 – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

購入プロセスやサービスの使い勝手については別記事で書こうと思いますが、とりあえず曲単位で買うのだけはあり得ない価格設定です。iTunesの「コンプリート・マイ・アルバム」みたいな機能がなさそうなので余計に。

フォーマットとしては96kHz/24bitで、いわゆるハイレゾの中でも控えめな方ですが、Z3 Tablet Compactもスペックを見るとここまでしか対応していないのでちょうど良いところです。

ちなみにこの音源、K2HDプロセッシングという技術で96kHz/24bitにアップコンバートされたものだそうです。詳しくは下のリンクをどうぞ。

K2HD MASTERING | K2 TECHNOLOGY

VICTOR K2 HD プロセッシングについて – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】

【第73回】「ニセレゾ」疑惑の真相とは - K2HDのハイレゾは本当にハイレゾか? (1/7) – Phile-web

 

購入したFLACファイルをmicroSDにコピーすると、あっさりWalkmanアプリに登場しました。ちなみにハイレゾ音源と認識されれば、アルバムアートの隅に「HR」ロゴが付きます。

本体ヘッドホンジャックにMDR-1RBTMk2を有線接続して、さっそく聴いてみました(なお、比較に際してはDSEE HXやClearAudio+はオフにしてあります)。

「射手座午後九時 Don’t be late」や「インフィニティ」「ダイアモンド・クレバス」「アイモ」など聴いてみると、ストリングスやピアノ、ボーカルの余韻が豊かになった印象を受けました。

CD(というかApple Lossless)の音も、ふだん聴き慣れているだけにこれで十分と言えば十分なのですが、実際にハイレゾを聴いてから戻ってみると、何か物足りない感じがしてしまいます。ちゃんと試してはいませんが、この状態ならたぶんブラインドテストでも区別できそうです。

面白いのは、ここでソニー自慢のDSEE HXやClearAudio+をオンにしてみると、ぱっと聴いたぐらいでは分からなくなってしまいます。DSEE HXが凄いと思うべきなのか、自分の耳が低レベルなのか……。

 

ともかく、初めて聴いたハイレゾ(?)は、思っていたより大きな変化でした。MP3 128kbpsと320kbpsの区別があやしい人だとしても、たぶん16bit/44.1kHzと24bit/96kHzなら漠然とでも違いが分かるんじゃないかな、と思います。

ただまあ、現状はまだまだマニア向けですね。普及モデルのウォークマンにもハイレゾ対応が出てきたし、スマホにもハイレゾ対応がちらほら出てきてますけど、ヘッドホンやスピーカーに手頃なものはありませんし、何より音源が高い!

Appleが対応してくれれば、一気に普及して低価格化が進みそうですが……ハイレゾ化するのはiTunes Plusみたいにリッピング(?)しなおしてDRM外して終わり、ってわけにはいかないみたいですし、難しそうです。

 

まずはこれから、「マスタリング段階からハイレゾなもの」と「ハイレゾでリマスタリングしたもの」を探して、それぞれCD(から変換したApple Lossless)と聴き比べてみようと思っています。

ひとまず「ハイレゾでリマスタリングしたもの」については、CDを持っているこちらを購入予定ですが、マスターからハイレゾなものはなかなかちょうどいい候補が見つからない状況で、比較できるのはしばらく先のことになりそうです。

STEINS;GATE VOCAL BEST – ハイレゾ音源配信サイト【e-onkyo music】
48kHz/24bitのマスター音源を、96kHz/24bitの環境でリマスタリング。 …

 

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