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おはようございます、モバ(@yubile、G+はこちら)です。
暑かったり寒くなったり雨が降ったり、このところ天気が不安定です。暑かった時に冬物をまとめてしまい込んでしまったため、肌寒いのはちょっと困ります。
さて、今日はiPhone 5用レザーカバー、坂本ラヂヲ株式会社の「GRAMAS 613 Leather Case for iPhone 5」(以下GRAMAS 613)のレビューです。アフィリエイトを張っているから言うわけではありませんが、今回のGRAMAS 613はかなり気に入りました。衝動買い、大当たりです。
GRAMAS(グラマス)|Products(Leather Case for iPhone5 613の紹介)
購入店は液晶保護フィルムOverlayシリーズでおなじみ、ミヤビックスが運営するショップ「Vis-a-Vis」です。販売価格6,400円とそこそこ値は張りますが、Vis-a-Vis恒例の「京都パープルサンガ勝利記念キャンペーン」で15%引きになっていたので思わず買ってしまいました。
Vis-a-Visに欲しいモノがある時は、パープルサンガの試合結果をチェックしておくことをお勧めします。
外観
つたない写真で申し訳ないですが、とにかく薄いです。ざっくり測ってみたところフリップ込みで約14mmでした。素のiPhone 5が7.6mmなので、およそ1.8倍ぐらいでしょうか。
革製品に付き物の縫い目がないのが薄さに繋がっているようです。メーカーによると「一枚の革を組み上げて作った」とのこと。ポリカーボネイトなどに比べてどうしても厚くなりやすい革製品としては驚きの薄さです。
使用感
気に入った所
(1) スリムで格好いい
その辺のポリカやTPU製カバーよりも薄くて扱いやすい上に、iPhoneが革の手帳のような見てくれになるのが良いです。本革なので、使い込むと変化が楽しめそうなのもポイント。
(2) 手帳ライクに扱える
開いたフリップを左手の親指で押さえ、iPhoneを薬指と小指で支える手帳っぽい持ち方ができます。電子書籍を読む、手書きメモを取るなどの場合、小さい手帳のように使えるのが非常に好みです。
(3) 作りが良く、きちんとフィットする
iPhone 4の頃にもいくつか革カバーを試したのですが、安物ゆえか精度が低くフィット感に欠けていました(だからこそ最近は革ケースを避けていたのですが)。GRAMAS 613はここがしっかりしているのが素晴らしい。ちなみにHARD SHIELD GLASS for iPhone 5(Amazonリンクはこちら)というガラス製保護パネルを貼っているため、プラス0.33mmの厚みは大丈夫かと不安でしたが特に問題はありませんでした。
(4) フリップを閉じたまま通話できる
横開きのフリップが顔の前や耳の後ろでぷらぷらするのは体裁が悪いので、これは良い配慮です。ただ、ぼくは顔の脂を気にしてヘッドセットやBluetoothで通話することがほとんどなので、あまり活用することはなさそうです。
残念な所
(1) 意外とイヤホンを選ぶ
写真の通り、イヤホンジャックのかなり近くまで覆ってしまっています。なのでプラグが太いもの(手持ちだとゼンハイザーHD25の純正ケーブルなんかがそうでした)は扱いづらいです。とはいえここがしっかりしていないとiPhoneが抜け落ちてしまうわけで、これは仕方ないところなのでしょう。
(2) Apple Lightning – 30ピンアダプタ(ケーブルなし)が使えない
ケーブルありの方はもちろん問題なく使えるわけですが。それと、サードパーティのLightningケーブルでコネクタが大きめなものも合わないかもしれません。手持ちのノーブランド品でもコネクタが純正よりちょっと幅広なためにうまく差し込めていない場合がありました。もちろんApple純正Lightningケーブルなら何の問題もないわけで、素直にiPhone付属品を使えば済む話ではあります。
(3) ベルトループ、ストラップホールなど一切ない
いろいろな意味で大事なiPhoneなので、落下防止にストラップぐらいは着けたいと思ってしまうのもまた人情。まあ、製品コンセプトから考えると補強や縫い目が必須になるこれらの機構は組み込みにくいでしょうし、今の状態こそがシンプルで美しいとも思うので微妙な所です。
まとめ
はっきり言って上の「残念な所」は無理やりひねり出したイチャモンとか難癖の類いです。それぐらい気に入っています。
前に某ショップで店員さんに金属バンパー装着を頼んだらネジ山をなめられて外せなくなったことがあって以来「ネジ止め式と高いケースと革ケースはやめよう!」を頑なに守ってきました。Amazonで適当なTPUケースでも買えば300円ぐらいで済みますし、革ケースにはあまりいい記憶はありませんでしたし(そもそもiPhoneにケースを着けること自体がある種のムダな行為とも言えます)。
しかし、今回のGRAMAS 613で「高いモノには高いだけの理由がある」としみじみ思いました。パープルサンガが勝利していなければ衝動買いしたかどうか分からないので、サンガに感謝です。
というぼくの個人的事情は置いておいて、革製で薄型軽量を求めるのなら、(iPhoneケースとしては)値が張る方ですが検討してみることをお勧めします。