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Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

技のWiMAXと力のXi? UQ WiMAX vs. IIJmio高速モバイル/D(ドコモMVNO)を使 い比べてみた!

2012 09 12 04 11 29

こんにちは、モバ(@yubile)です。EOS 6DとかEOS MとかD600とかライカMとかいろいろ出ていますが、PENTAX好きとしては「K-5 II/IIs」と「Q10」、そしてQマウント用レンズ「06 TELEPHOTO ZOOM」に「Kマウントレンズ用アダプターQ」が気になるところ。物欲があふれ出しそうです。

K-7の不満がAF速度なのでK-5 IIの新しいAFシステムは非常に気になりますし、Q10はボディが初めから安価でセンサーが新調されているそうだし(正直本体デザインはビミョーですが)、待望のQマウント用新規ラインナップは35mm換算83-249mmで全域F2.8なのに2万円台だしKマウント用アダプターはメカニカルシャッター内蔵でDAレンズが使えるし、どれもこれも気になって仕方ありません。

まあ妄想するだけならタダなのですが、今年はiPad、MacBook Air、iPhone 5と買ってしまったし、第5世代iPod touchも予約済みなので、ひとまず06レンズとアダプターQだけ買うつもりです。……買えるかな? Nexus 7もちょっと欲しいんだよな……。

 

さて、今日のネタはタイトルで一発ですが、UQ WiMAXIIJmio高速モバイル/Dの力比べ(?)です。XiことLTE回線を使えるL-04Dを中古で安く手に入れたので、速度を測ったり使い勝手を比べたりしてみました。ちなみに、実は2週間ぐらい前に書きためておいた記事なので、速度比較の時期が2週間ぐらい前になっています。

IIJmioから高速モバイル/Dの追加分SIMカードが届いた。ファミリーシェア1GBプランで使える3枚のSIMのうち2枚を標準サイズ、もう1枚をmicroSIMにした。追加分を申し込んだ時点では「1枚ぐらいmicroSIMの方が便利だろう、いざとなればアダプタ噛ませて標準サイズにすればいい」ぐらいに考えていたのだが、ある日L-04Dの中古がえらく安かったので衝動買い。L-04DはminiUIM(microSIM)を使う端末なので、結果的にこの選択が生きることになった。

一方、この記事で書いたWM3600Rの不安定さがファームウェアver.1.2.0でかなり改善されて使いやすくなったこともあり、高速通信の回線2つをいろいろ比べてみると面白そうだということで、チャレンジしてみた。

 

まずは速度比較

現行のWiMAXは、理論値で下り40Mbps/上り15.4Mbps。いっぽうのIIJmioはドコモMVNOなので、回線としては下り75Mbps/上り25Mbps。理論値はあくまで参考ということで、この記事でも使ったAndroidアプリ「SPEEDTEST.NET」をXperia rayにインストールし、無線LAN経由での速度を計測してみた。以下、IIJmio高速モバイル/Dを便宜上Xiと呼ぶことにする。

なお、WM3600R(UQ WiMAX)とL-04D(IIJmio)とでルーターの置き場所や時間をなるべく揃えたところ、WM3600Rはアンテナ2本、L-04Dは3本で安定していた。電波強度の関係でWiMAXが多少不利だったかもしれない。

IIJmio_LTE

結果はご覧の通りで、すべてにおいてXiの方が速い。ただ、どちらもスマートフォンやノートPCで普通にブラウジングするぐらいなら十分な速度だし、理論値に遠く及ばない点も似たようなものではある。

 

エリアについて

普段の生活圏に二つのルーターを持っていって使ってみると、高速通信のエリアはWiMAXの方が広いが、通信できるエリアとしてはFOMA 3Gが使えるXiの方が広い。また、移動中に途切れることもほぼない。ただ、以前よりは少しマシだが屋内に弱いのがWiMAXの弱点か。

しかし結局、どちらもまだまだ自分の行動範囲においてはエリアが足りない、というのが正直な感想だ。

 

回線の使い勝手

WiMAXは今のところ通信量に応じた規制などがない(ただしIIJmioに関しては、クーポンを消費して通信している時は制御しないとのこと)。また、PPTPを使ったVPNでのアクセスは、WiMAXでは可能だがドコモLTEではできない。

ドコモLTEは上述の通り、LTE未整備の地域ではFOMA 3Gに切り替わるため、WiMAXのように全くお手上げという事態はあまりない。

 

ルーターについて

公衆無線LANも設定でき、バッテリーの持ちが良く、細かい設定も可能という点でWM3600Rが優れる。L-04Dはコンパクトなサイズと通信量が把握しやすい液晶表示、バッテリーが交換可能な点はWM3600Rに勝るが、総合的にWM3600Rの方が使い勝手がいい。

L-04Dで少々気になったのはセキュリティ関係。管理画面に入るパスワードが数字4桁しか使えないことや、設定できるのがファイアウォールぐらいしかないことなど、外出時に使うにはちょっと不安を感じる部分もある。

 

 

まとめ

それぞれにメリットデメリットがあるため比較が難しいが、制限が少ないWiMAXとスピードで勝るXiという印象を受けた。

もしドコモのスマートフォンを使っているならXiはテザリングで使える(あるいは買い換えでXi対応機種になる)だろうから、WiMAXを選ぶ方が便利だろう。複数社の回線を持っておけば何かあった時にも対応しやすい(まあ、ドコモが繋がらなくてWiMAXが繋がるケースというのはレアだと思うが)。

Xi対応スマートフォンを使う予定がなく、iPadやノートPCなどで使う唯一のルーターというのであれば、FOMA 3Gも使えるXi対応機種を選ぶのが安全パイだろう。あるいは、au回線とWiMAXを両方使えるWi-Fi WALKER DATA08Wも有力な選択肢になりそうだ。

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